豊胸の傷跡|ヒアルロン酸注入、脂肪注入、シリコンバッグの傷跡とその対処法を紹介
2018.07.10 火 16:06
豊胸手術は気になる胸の悩みを改善したり、自分に自信が持てるようになったりと様々なメリットを期待できます。
しかし、注射やメスを使った治療で体に傷跡が残ることが不安だという人も多いと思います。そこで今回は、豊胸の傷跡とその対処法についても併せて紹介していきます。
【基礎知識】豊胸手術の種類
《ヒアルロン酸注入豊胸とは》
ヒアルロン酸注入豊胸とは、人体に元々存在しているヒアルロン酸成分を胸に注入してバストアップを図る方法です。
注射針を使った治療なので比較的傷跡が残りにくく、場合によっては施術当日に帰宅することも可能です。メスを使った施術に比べて手軽な豊胸としても知られています。
《脂肪注入豊胸とは》
脂肪注入豊胸は太ももやお腹など自分の体から採取した脂肪を胸に注入する豊胸法です。自分の脂肪を使っているため、アレルギー反応や拒否反応を起こしにくいことが特徴です。
また、胸を大きくするだけでなく脂肪を吸引する際に部分痩せの効果も期待できるため、痩身を希望している方にもより効果的な方法と言えます。
《シリコンバッグ豊胸とは》
シリコンバッグを胸に挿入するシリコンバック豊胸では、他の施術に比べてより確実な効果を期待できるという特徴があります。
また、一度挿入すると脂肪やヒアルロン酸と違い人体に吸収されることはないため、高い持続力を求めている方にも向いています。
シリコンバッグの種類や大きさは様々で、ご自身のご希望にあったバッグを選択することが可能です。
豊胸でできる傷跡
《ヒアルロン酸注入でできる傷跡》
ヒアルロン酸注入では、乳房の下や脇の下などの比較的目立たない部分から施術を行います。治療には細い注射針が用いられるため、傷跡の大きさは3mm程度です。
また時間の経過とともに治療跡もほとんど目立たなくなるケースが多いです。
《脂肪注入豊胸でできる傷跡》
脂肪注入豊胸では、担当する医師によって脂肪を注入する箇所、部位は異なります。
胸の形を整えるために複数個所に注入の傷跡が残ることもありますが、一つ一つの大きさは5mm程度です。
脂肪の吸引部では1cm程度の跡が残りますが、注入部・吸引部いずれの傷跡も半年~1年程度で目立たなくなっていきます。
《シリコンバッグ豊胸でできる傷跡》
シリコンバッグを挿入する場合、脇の下や乳房の下など切開する場所によって異なりますが3cm~5cm程度の傷跡が残ることになります。
メスを入れるため傷跡は大きくなりますが、半年~1年程で徐々に目立たなくなっていきます。
しかし、体質によっては傷跡に赤みや盛り上がりが残り、治療が必要な場合もあるため注意してください。
□腋窩切開でできる傷跡□
シリコンバッグを挿入する際に脇の下のシワに合わせて切開を行う方法を腋窩(えきか)切開と言います。
大胸筋下にバッグを挿入するケースと乳腺下に挿入するケースどちらにも対応が可能です。脇の下という人目につきにくい部位であることに加えて、シワに紛れるため傷跡が目立たないという点がメリットです。
一方デメリットとしては脇に引っ張られたような感覚が残る可能性があることと、挿入の難易度が高く技術を持った医師による施術が必要なことが挙げられます。
□乳房下溝切開でできる傷跡□
乳房下にあるしわに沿って切開する方法が乳房下溝切開です。
もともとの乳房が大きい人、乳房が下垂している人や大きめのシリコンバックを挿入する場合に適しているとされています。
バストが大きめ、下垂している人は傷跡を乳房そのもので隠すことが可能です。またバッグの挿入、位置が固定しやすく、傷口とバッグの位置が近いため比較的術後の痛みを抑えることができます。
その反面、仰向けになると傷跡が見えて目立ってしまうというデメリットもあります。
□傍乳輪切開でできる傷跡□
乳腺下にシリコンバッグを挿入する場合、乳輪の形にそって傍乳輪切開が行われる場合があります。
日本人などの黄色人種にはあまり向いていない方法とされていおり、大胸筋下にバッグを挿入する手術では対応できない可能性が高く注意が必要です。
乳輪や元々の肌の色によっては傷跡が目立ちにくいケースもあります。
□側胸部切開でできる傷跡□
胸の横から切開する方法を側胸部切開と言います。
傷跡が目立つことが多く美容外科の観点からはメリットがないため現在ではほとんど用いられない手法です。
日本のシリコンバッグ豊胸では腋窩切開が主流で、次いで乳房下溝切開となっています。
”脇の下、乳輪周り、胸の下とあります。乳輪周りは欧米で人気のようですが、日本ではほとんど行われておりません。日本では9割以上の方が脇の下を選択しているようです。脇の下の切開だと胸そのものを傷つけないため、傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。しかし、胸が大きい人は乳房の下の方が目立たない場合もあり、個人差が強いため、医師との相談が大切となっています。”
豊胸によって目立った傷跡が残った場合の対処法
《対処法①ステロイド注射》
豊胸手術によって傷跡が盛り上がってしまった場合、患部の細胞が傷跡に対して過剰に反応していることが原因として挙げられます。
このケースであればステロイド注射を行い、その過剰な反応を抑えることで症状の緩和を図ります。
《対処法②レーザー治療》
傷跡が凸凹している場合にはフラクショナルレーザーを用いて対処するケースが多いです。
肌の表面にレーザーで小さな穴を開けて徐々に凹凸を改善する治療で、もともとはニキビ跡の治療や毛穴が目立ってしまう症状を抑えるために多く用いられています。
大きな傷跡を残さないためにできること
《ケラーファンネルを使う》
豊胸手術で傷跡を小さくするための器具にケラーファンネルがあります。ケラーファンネルは漏斗状の器具で生クリームの絞りのように使用します。
皮膚を小さく切開し、そこからケラーファンネルを活用してシリコンバッグを挿入すると、従来の切開法に比べて傷口が小さく抑えられます。
この方法であれば、体への負担が抑えられるため術後の経過も良くなる傾向にあります。
《脂肪吸引の切開口に傷口保護の装具をつける》
手術の際に傷口の負担を最小限に抑えるためには、脂肪吸引の切開口に保護装具を付ける必要があります。
これは手術中、傷口が作業によってこすれて広がるのを防ぐためです。クリニックによってはこの装具を付けずに手術を行うところもあるので、傷跡をできるだけ残したくないという人は事前に確認しておくことが重要です。
《クリニックの指導通りにアフターケアをしっかりと行う》
豊胸手術で傷跡を残さないためには、クリニックの指導通りにアフターケアを行うことも大切になっていきます。
傷口が化膿しないように、クリニックから処方されている薬はしっかり服用することが大切になってきます。
たったこれだけのことでも傷跡の治りは早くなっていきますし、結果的に炎症による傷跡周辺の色素沈着を予防する効果も期待できます。
《傷口をかいたり触ったりしない》
豊胸手術で傷跡を残さないためには、患部への刺激を最小限に抑えることが大切です。
多少かゆみが出ることもありますが、傷口をかいたり触ったりすることは極力避けて回復につとめましょう。どうしても耐えられない場合はクリニックに相談しましょう。
まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
脂肪注入豊胸とは|方法・リスク・費用などの基礎知識を徹底解説
2018.07.10 火 12:39
脂肪注入豊胸は、胸を大きくするのと同時に、脂肪が気になる部位の部分痩せが同時に期待できる施術方法です。
しかし、どのような方法で行われるのか、メリットだけでなくデメリットや失敗などのリスクはどんなものなのか、どのくらいの費用がかかるのかなど、わからないことも多くありますよね。
そこで今回は、脂肪注入豊胸の施術方法やメリット・デメリットだけでなく、ダウンタイムや費用なども徹底解説します。
脂肪注入豊胸とは?
脂肪注入豊胸とは、お尻や太ももなどの脂肪が多い部位から脂肪を採取して、胸に注入していく施術です。
単純に胸を大きくすることが目的だけでなく、自分がコンプレックスに思っている部位の部分痩せも可能です。
胸が小さく悩んでいるという人はもちろんですが、太ももや二の腕、お尻の部分痩せも同時に治療したいという人に向いている方法と言えるでしょう。
脂肪注入豊胸の種類
《一般的な脂肪注入豊胸》
一般的な脂肪注入豊胸は、脂肪が多い部位から脂肪を採取します。
その後、採取した脂肪に付着した麻酔液を除去し、残った脂肪などを胸に注入していくという方法です。
《コンデンスリッチ豊胸》
コンデンスリッチ豊胸は、途中までは一般的な脂肪注入豊胸と同じですが、麻酔液と脂肪を分離した後の作業に違いがあります。
コンデンスリッチ豊胸では、分離後の採取した脂肪から、老化している細胞・死活細胞・不純物を取り除く「コンデンス」と呼ばれる濃縮作業を行います。その後、濃縮した脂肪を胸に注入していきます。
この「コンデンス」というひと手間を加えるだけで、脂肪定着率が大きく変わってきます。
《ピュアグラフト豊胸》
ピュアグラフト豊胸は、脂肪吸引後、採取した脂肪を点滴パックのようなピュアグラフトというフィルターに移します。このフィルターを通すと、油分・血液・余分な水分・麻酔液などをろ過することが可能です。その結果、純粋な脂肪細胞だけを抽出し、胸に注入することができるでしょう。
不純物を十分に取り除いているので炎症やしこりのリスクが少なく、高い定着率が期待できます。
また、良質な脂肪細胞を注入することで、より自然な仕上がりになる効果もあります。
《セリューション豊胸》
セリューション豊胸では、脂肪を採取して2つに分けます。1つは不純物を取り除き脂肪細胞内の幹細胞の濃度を高めます。もう1つは幹細胞だけを分離させてセリューションシステムで幹細胞を活性化させます。その後、不純物質を取り除いた脂肪と一緒に胸に注入するという豊胸術です。
そもそも、幹細胞には血管や脂肪細胞を作ったり、幹細胞自らを複製させたりする働きがあります。これにより、定着率を上げしこりの発生を下げることができます。
脂肪注入豊胸のメリット
《バストアップと同時に気になる部分の痩身効果も得られる》
脂肪注入による豊胸のメリットは何といっても、バストアップと同時に部分痩せが可能になるという点です。
脂肪を採取する部位は個人差によりますが、太ももやお尻など、ダイエットでは落ちにくい部分からの脂肪吸引が可能なため、部分痩せとバストアップの両方の効果が欲しい方に向いている方法でしょう。
《見た目・感触が自然に近い》
脂肪注入豊胸では、自分の脂肪を採取して胸に注入するため、拒否反応を引き起こす可能性が低いです。それにより、炎症やしこりといったリスクも下げることができるでしょう。
また、もともと体内にあった脂肪のため、見た目や質感・触り心地に違和感が出にくく、より自然に近い胸を手に入れることができる豊胸術と言われています。
《アレルギーが起きる可能性が低い》
脂肪注入豊胸では、先にも挙げたように、自分の体内から採取した脂肪を胸に注入します。
体外で作り出されたヒアルロン酸やプロテーゼなど、自分の体に存在しない異物を取り入れる方法ではないので、アレルギー反応を引き起こしにくいとも言われています。
ただし、アレルギー反応が100%起きないというものではないため、そのリスクも十分に理解しておくことが重要です。
《シリコンバッグ豊胸のようにレントゲンで写ることはほとんどない》
脂肪注入による豊胸ではシリコンバッグ豊胸のようにレントゲンで写ることはほとんどありません。これは自分の体内から採取した脂肪細胞を使っているためです。
ただし、注入した脂肪の周りに被膜が形成されていたり、しこりができていたりすると、それがレントゲンに写ってしまうことはあります。
絶対にバレないとは言い難いですが、レントゲンで豊胸したことに気づかれてしまう可能性はとても低いと考えて良いでしょう。
《大きな傷跡が残る可能性は低い》
脂肪注入豊胸は、注射器で脂肪を注入していくので、見た目に大きな傷跡が残ることはほとんどありません。もちろん、肌を一切傷つけないというわけではないので多少の傷跡は残りますが、それでもシリコンバッグ豊胸のように脇の下を大きく切開することはないので、大きな傷跡が残る可能性は低いでしょう。
手術直後は肌に赤みのある注射針の跡が残りますが、時間の経過とともに肌の色に馴染んでいき、目立たなくなります。
この傷跡以外にも、胸に脂肪を注入するために行なった脂肪吸引の傷跡も残りますが、これもカニューレ(吸引管)程度の大きさで目立つ心配は少ないです。
脂肪注入豊胸のデメリット
《注入した脂肪の一部は吸収されてしまう》
脂肪注入豊胸では、注入した脂肪が全て胸にとどまるというわけではありません。時間の経過とともに一部は体の中に吸収されてしまうため、その吸収量が多ければ思うようなバストアップ効果が得られず、不満が残る結果になることもあります。
自分の脂肪を使っている分、アレルギーや拒否反応が起こる可能性は低いですが、脂肪がどのくらい定着するかがわからない点がデメリットとして挙げられます。
少しでも吸収されずに胸に脂肪を残したいのであれば、不純物質を取り除くなどの対策が必要です。
《一度で注入できる量が限られている》
脂肪注入豊胸は、脂肪の定着率によってサイズが変わる方法です。その定着率は、不純物質ができる限り取り除かれた脂肪を注入することだけでなく、注入後の脂肪に必要な血液や酸素、栄養素がどの程度行き渡るかということも重要なポイントです。
もしも一度に大量の脂肪を注入した場合には、乳房内が圧迫され、脂肪に必要な物質が行き渡らなくなってしまいます。その結果、定着せずに吸収されたり、しこりになってしまったりする可能性を高めてしまうでしょう。
そうならないために、個人差はあるものの、一度で注入できる脂肪の量の限度を定めています。さらなるサイズアップを見込む場合や、注入するスペース狭いという場合は、脂肪注入豊胸を2回に分けて行うなどの対策が必要です。
《1〜2カップほどのサイズアップが限界である》
脂肪注入豊胸では、注入できる脂肪の量に限りがあります。そのため、定着して安定した時の胸の大きさは、元のバストサイズから1〜2カップ程度です。
そのため、3カップ以上のバストアップ効果が欲しいという方、確実なバストアップ効果が欲しい方は、定着率で効果が変わってくる脂肪注入は向いていません。
《痩せ型の場合は脂肪注入豊胸が受けられない可能性がある》
脂肪注入豊胸では、胸に注入する脂肪を自分の体内から採取します。しかし、痩せ型の方の場合注入するための脂肪を十分に確保できない可能性があります。
そのため、そもそも脂肪注入豊胸が向かないとして、カウンセリングの時点で施術を断られてしまうことが予想されます。
脂肪注入豊胸のダウンタイム
施術後は、痛み・腫れ・むくみ・内出血などの症状が伴います。痛みはピークが1〜2週間ほど、腫れ・むくみ・内出血は2〜3週間ほどで落ち着いていくでしょう。
ピークが過ぎてもそれらの症状が完全に落ち着くまでに長い時間がかかります。最低でも1週間、余裕を持って予定を開ける場合は、2〜3週間ほどのダウンタイムが確保できると安心です。この症状は胸だけでなく、脂肪を採取した部位にも現れます。
それらの症状が落ち着くまでは、入浴をしばらく控える必要があります。また、バストに負担がかかるワイヤー入りのブラジャーは避けるなど、日常生活にも制限がかかるので事前に確認をしておくことが重要です。
”ほとんどのクリニックが入院することなく、当日そのまま帰れるようです。
脂肪注入で豊胸術を受けた後の痛みに関しては、脂肪を注入したバストのほうではなく、脂肪を吸引した部分(足やお腹など)に痛みが強くでると言われています。”
脂肪注入豊胸の費用相場
施術方法によって費用が異なりますが、一般的な脂肪注入豊胸は300,000〜500,000円ほどが相場です。
注入した脂肪の定着率をあげる方法である、コンデンスリッチ豊胸は1,000,000円前後、ピュアグラフト豊胸は500,000〜1,000,000円前後、セリューション豊胸は1,500,000万円ほどです。
この他にも、ダメージを軽減させて行える脂肪吸引や、傷口保護などのオプション、アフターなどの費用が別途必要になることもあります。
《銀座S美容形成外科の脂肪注入豊胸の費用》
銀座S美容形成外科クリニックの脂肪注入豊胸の費用は430,000円〜です。
その他に、脂肪吸引の費用が必要です。脂肪吸引は脂肪を吸引する部位によって異なります。
銀座S美容形成外科クリニックの脂肪注入豊胸の費用が気になる方は、一度カウンセリングでご相談ください。
脂肪注入豊胸の失敗例
《しこりができる》
定着せずに残った脂肪が吸収されずに体内に残り、その周りの炎症が起こることで被膜が形成されしこりとなってしまうことがあります。
しこりができる主な原因は、注入する脂肪に不純物質が含まれていたことや、必要な酸素や栄養素が行き届いていないことが考えられます。また、注入する脂肪の量が多すぎたり、1箇所にまとめて脂肪を注入したりするなどの医師の技術力不足も関係していることがあります。
□対処法□
一度できてしまったしこりは、自然になくなるということはほとんどありません。
そのため、しこりを注射器で吸引・溶解したり、切開で摘出をしたりする処置が必要です。
《石灰化・瘢痕化》
脂肪注入豊胸ではしこりが発生することがありますが、しこり放置してしまうと周りにカルシウムが蓄積し石灰化する恐れがあります。
また、石灰化をさらに放置してしまうと、膠原繊維と呼ばれるコラーゲン繊維が沈着する瘢痕化を招くこともあります。
そうならないために、しこりに気づいた段階で、しこりを取り除く処置が必要です。
□対処法□
しこりを放置したことによる石灰化・瘢痕化は切開による摘出しか改善する方法がありません。
ただし、瘢痕化したしこりの摘出はとても難しいため、まずはしこりを放置しないことが大切です。
《脂肪吸引箇所に凹凸が残る》
脂肪注入豊胸では、胸に注入するために必要な脂肪を体内から採取するために脂肪吸引を行います。しかし、施術を行った医師の技術力が未熟な場合、均一に脂肪吸引が行えていないなどの理由で、吸引箇所に凹凸が残ってしまう可能性があります。
□対処法□
吸引箇所に凹凸が起こったときの対処法は2つです。
1つは、再度均一な脂肪吸引を行う方法と、凹んだ部分に脂肪注入を行う方法です。
どちらも状態によっては凹凸を完全に無くすことができない可能性もあるということを十分に理解しておきましょう。
脂肪注入豊胸のリスクを少しでも下げるためにできること
《脂肪注入豊胸のリスクを十分に理解してから受ける》
脂肪注入豊胸は胸の大きさに対するコンプレックスの解消することができますが、だからと言ってメリットばかりというわけではありません。
脂肪注入豊胸には、定着率によって術後の胸のサイズが変化する、定着しなかった脂肪が体内に残りしこりができてしまう、脂肪吸引を行うため長いダウンタイムが必要になるなどの様々なリスクを伴う施術でもあります。
こうした脂肪注入豊胸のリスクを少しでも下げるために、まずは施術のデメリットや失敗例を十分に理解するようにしましょう。
《アフターケアをしっかりと行う》
脂肪注入豊胸では脂肪吸引も必要です。吸引部は、脂肪吸引を行うことでもともと脂肪が存在していた部位が空洞になります。そのまま放置してしまうと、凹凸が残ってしまいます。
そのため、仕上がりをよくするために圧迫固定を行います。また、こうした処置を行うことで内出血・むくみ・痛みの予防や軽減にもつながります。
圧迫固定の期間や方法などは施術を受ける前に医師からしっかりと説明を受け、アフターケアを怠らないことが重要です。
《設備が整っているクリニックと専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
脂肪注入豊胸のリスクを最小限に抑えるためには、設備が整っているクリニックで、専門性・技術力の高い医師を選ぶことが重要です。
設備が整っていないクリニックや経験の浅い未熟な医師では、脂肪注入豊胸の十分な効果が得られないだけでなく、しこりができたり凹凸が残ったりというようなリスクの可能性を高めてしまいます。
そうならないために、美容外科のベースと言われる形成外科の出身で日本形成外科学会認定専門医であるかどうか、脂肪注入豊胸について積極的に研究・学会発表を行うほど得意としているか、カウンセリングが丁寧であるかなどを目安にし、総合的に医師選びを行いましょう。
脂肪注入豊胸を検討中の方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
脂肪注入豊胸のしこり|しこりの原因と対処法、リスク回避のポイントを紹介
2018.07.06 金 11:26
脂肪注入豊胸は自らの脂肪を使うことで自然な柔らかさを得られる豊胸術です。しかし、そんな脂肪注入豊胸にはしこりが出来てしまうリスクを抱えています。
そこで今回は、脂肪注入豊胸のしこりのリスクについて詳しく紹介していきます。
《脂肪注入豊胸とは》
脂肪注入豊胸は自らの脂肪を採取して、それをバストに注入する施術です。
まず、お腹や太ももなどの脂肪が多くついている部位から脂肪吸引を行います。採取した脂肪を、不純物を除いた良質なものとそうでないものに分け、良質な脂肪のみをバストへ注入していきます。
自分の脂肪をバストに注入するので安全性も高く、柔らかく自然な感触になるのも特徴的です。大幅にバストアップする施術ではありませんが、1~2カップ程度大きくしたいという場合に向いている施術です。
”自分の脂肪を使用するため、シリコン(人工乳腺)など異物を挿入する豊胸術の際に心配される「拒絶反応」や「感染症」などのリスクが低く、比較的体に安全な方法でバストアップができる豊胸法です。 ”
脂肪注入のしこりについて
《脂肪注入豊胸では一時的にしこりができることがある》
しこりができてしまうというリスクは、脂肪注入豊胸でも特に気になるリスクの一つです。ですが、場合によっては一時的なしこりで、時間の経過と共に消滅する可能性があります。
このしこりが起きる原因としては、吸収される脂肪とバストに生着する二種類の脂肪が混在していることで起きます。そのため、しこりのように膨れているものは、2〜3ヶ月くらいで徐々に吸収されていくことが多いようです。
《しこりが長期的に残ってしまうケースもある》
場合によっては、定着しなかった脂肪が体内に吸収されず、炎症を起こしてしまうことがあります。
その炎症を抑えるために定着しなかった脂肪の周りに被膜が形成され、それがしこりになって長期間残ってしまうことも考えられます。
脂肪注入豊胸でしこりができる原因
《不純物質が含まれている脂肪を注入した》
注入する脂肪はできるだけ質の良いものを選ぶことが大事です。不純物が多く含まれている脂肪を注入することでしこりができてしまうことがあります。
特に注意すべき成分は、麻酔液や血液・老化細胞などで、多くの不純物が含まれていると、その分しこりのリスクも高まってしまいます。
《 一度に大量の脂肪を注入した》
しこりができる原因としては、一度に大量の脂肪を注入してしまった場合もあげられます。
一度に大量に注入を行うと乳房の内部が圧迫され、血液や酸素の流れが阻害されてしまいます。その結果、脂肪が壊死してしこりとなってしまうのです。
《 1ヶ所に集中して注入した》
注入するための脂肪を、1ヶ所に集中して注入してしまうことでもしこりが出来てしまう可能性があります。
技術力の高い医師であれば、このような注入の仕方をすることはありませんが、未熟な医師だと1ヶ所に脂肪の塊を注入してしまう場合があるようです。
そうすると注入された脂肪細胞に十分な血液が循環せず、壊死を起こしてしこりとなってしまいます。
残ったしこりを放置すると…
《石灰化・瘢痕化する可能性がある》
できてしまったしこりを放置していると被膜が炎症を起こし、その周りに体内のカルシウムが蓄積されて石灰化が起こる可能性があります。
また、皮膜が瘢痕化してしまうこともあります。瘢痕化とは、組織を修復しようと膠原繊維と呼ばれるコラーゲン繊維が沈着してしまっている状況です。
こうならないためにもしこりができてしまったら、放置せず早めの対処が必要となります。
《石灰化・瘢痕化した場合の対処法》
一度できてしまったしこりや石灰化、瘢痕化は、放置していても自然と解消される確率はとても低く、何らかの対処を行う必要があります。
石灰化や瘢痕化する前であれば吸引や溶解などで対処ができることがあります。しかし、石灰化が進んでいたり瘢痕化を起こしていたりする場合は、切開によって摘出する手術が必要になります。
脂肪注入豊胸によるしこりの発生率を下げるために
《質の良い脂肪を注入するための装置を利用する》
脂肪注入豊胸でしこりの発生率を少しでも下げる方法としては、脂肪の定着率を上げる、つまり質の良い脂肪を注入するための装置を利用することがあげられます。
質の良い脂肪を注入できる施術としては、
・汚染の原因となる外気に触れさせず不純物を除去して濃縮させる「コンデンスリッチ豊胸」
・血液や麻酔などの不純物を除去して行う「ピュアグラフト豊胸」
・採取した脂肪を幹細胞と分けて幹細胞を活性化させ体内に注入する「セリューション豊胸」
などが挙げられます。
こうした施術はリスクを抑えられることはもちろん、脂肪の定着率も良くなるので、術後には1カップ以上のサイズアップが得られるなどメリットも多い方法です。
治療方法はクリニックごとに違いがあるので、どのような施術が提供されているのかもしっかりと事前に確認しておくことが大事です。
《 専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
脂肪注入豊胸でのリスクをできるだけ抑えるためには、医師選びはとても重要です。
美容外科医として5年以上の経験を積んでいること、研究や学会発表が積極的に行われているかも確認しておきましょう。また、満足度の高い仕上がりにするためにはカウンセリングを通して、本当に信頼できる医師かどうか、自分との相性を確認することも大切です。
脂肪注入豊胸を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症|5つの後遺症とリスクを下げるためにできること
2018.07.03 火 13:18
ヒアルロン酸注入豊胸は、切らずに胸を大きくすることができる施術です。切開をせずに注射のみで行える方法のため、安全と言われています。
しかし、この施術によって起こる後遺症もゼロではありません。
そこで今回は、受ける前に知っておきたい、ヒアルロン酸注入豊胸で起こりうる後遺症のリスクについて紹介します。
ヒアルロン酸注入豊胸とは
ヒアルロン酸注入豊胸は、ヒアルロン酸をバストに注入する施術です。基本的に量や大きさも確認しながら施術を行うので、時間も20〜30分ほどで済み、ダウンタイムもほとんどありません。
また、物理的にヒアルロン酸を注入するので、すぐに効果を実感することが可能です。
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症
《胸が硬くなる可能性がある》
ヒアルロン酸注入豊胸では、広告などでは「自然な柔らかさ」と記載された宣伝文句がありますが、実際には、胸が硬くなる可能性があります。
これは、ボリュームと持続性をメインに、粒子が大きめのヒアルロン酸を使用しているために引き起こるものです。また、注入する位置が乳腺下ではなく、皮下に注入されていることも原因になります。
特に、脂肪が少ない貧乳の方・痩せ型の方は、ヒアルロン酸を直で触っているような感覚になるので、胸の感触に違和感を覚えてしまうでしょう。
《しこりができる可能性がある》
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症には、しこりができる可能性もあります。
これは、注入後に体内で拒否反応が起こり、なじまずに被膜に覆われ、それが分厚くなることで生じてしまいます。特に、品質が悪い・前回の注入から期間をあまり空けていない・一度に大量に注入してしまうことなどが原因として挙げられます。
《アレルギーが引き起こる可能性がある》
この施術では、注入したヒアルロン酸ではなく、その中に含まれている成分や麻酔が原因で、アレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。
特に、相場よりも極端に安価なヒアルロン酸を使用しているという場合には注意が必要です。
もしも、発赤・かゆみ・異常な膨らみといったアレルギーが疑われる症状が出ている場合には、早急に医療機関へ相談しましょう。
”注入したヒアルロン酸が異物と認識され、その周りに膜ができることでしこりのようになってしまう場合があります。こうなってしまうと体内に分解、吸収されません。”
《感染症を引き起こす可能性がある》
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症には、感染症を引き起こす恐れもあります。
この施術は注射器で行いますが、その傷跡から細菌が入り込むことが原因と考えられます。
これを引き起こさないためには、清潔なクリニックを選ぶ・相場よりも極端に費用が安いクリニックを選ばない・患部を清潔に保つ・注射針を刺した位置を安易に触らないなどの注意が必要です。
《乳がんを判別することが難しくなる可能性がある》
乳腺の密度が高いデンスブレストという体質の人が、ヒアルロン酸注入豊胸を受けると、通常よりもさらに乳がんの判別が難しくなる可能性があります。
デンスブレストの場合、一般的なマンモグラフィ検査で乳腺が白く出てしまい、乳がんなどの早期発見がしづらいという特徴があります。そうした体質の人がヒアルロン酸を注入してしまう事で、乳腺がさらに押し上げられ、より発見が難しくなってしまうと言われています。
そのため、ヒアルロン酸注入豊胸を受けても問題がないか、事前に検査を行い、しっかりと確認する必要があります。
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症を改善する方法
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症を改善する方法として、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸の分解酵素)による溶解や、注射器による成分の吸引、切開によるしこりの除去などがあります。
また、アレルギーが起きた場合には、原因物質の除去と、アレルギー症状に対する処置が必要です。
そのため、ここまで紹介した5つのような後遺症が起きているという場合には、早めに医療機関に相談してください。
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症のリスクを下げるために
《次の注入は期間を空けてから受ける》
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症のリスクを下げるためにできることとして、次の注入は期間を空けてから受けることが大切です。
これは吸収されずに残ったヒアルロン酸による胸の硬さの予防やしこりを生じさせないためです。
《費用の安さではなく品質の高さで選ぶ》
ヒアルロン酸注入豊胸の後遺症のリスクを下げるためには、費用の安さではなく、品質の高さで選ぶことが大切です。
使用するヒアルロン酸の元の値段が安ければ、比例して施術費用も安くなります。しかし、その分品質が低下していることも少なくなく、しこりなどのリスクも高くなってしまいます。
だからこそ、注入するヒアルロン酸は金額で選ぶのではなく、品質で選ぶようにしましょう。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
技術力と専門性の高い医師を選ぶこともポイントです。
もしも経験の浅い未熟な医師だった場合、正しい位置への注入ができず、しこりになる・胸が硬くなるなどのリスクを高めてしまうでしょう。
そのため、医師の経歴や出身科、学会の発表、カウンセリングを通して総合的に判断し、信頼できる医師を選んでください。
ヒアルロン酸注入豊胸を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
ヒアルロン酸注入豊胸の腫れ|期間・過ごし方・注意点を紹介
2018.07.03 火 11:48
ヒアルロン酸注入豊胸は、メスを使わずに行える施術として人気のある美容整形の一つです。
しかし注射のみの方法でも、ある程度の「腫れ」が伴います。
そこで今回は、ヒアルロン酸注入豊胸後の腫れが続く期間・過ごし方・腫れが引かない場合に考えられることを紹介していきます。
ヒアルロン酸注入豊胸とは
ヒアルロン酸注入豊胸とは、注射器でヒアルロン酸をバストに注入する施術です。これによって、胸を大きくしたり、形を整えたりする効果が期待できます。また、授乳後のしぼんだバストを回復させることも可能でしょう。
この施術はメスを使わないため、大きな傷跡が残る心配も少なく、ダウンタイムも短いです。
効果は直後から実感できますが、永久的なものではなく、時間の経過とともにヒアルロン酸が吸収されてしまいます。維持するためには定期的な注入が必要です。
ヒアルロン酸注入豊胸の腫れ
《数日〜1週間ほどで落ち着く》
ダウンタイムが少ないヒアルロン酸注入による豊胸でも、ある程度の腫れが伴います。
基本的には、数日〜1週間ほどで落ち着いていきます。経過に問題がなければ、長期に腫れが続くという心配はありません。
ヒアルロン酸注入豊胸後の腫れが出ている期間の過ごし方
《入浴を避ける》
腫れている期間に入浴をすると、血行が良くなり腫れなどの症状を強めてしまう可能性があります。
そのため、体質などにもよりますが、数日〜1週間ほどは控えるようにしましょう。
また、洗髪やシャワーは当日または翌日から可能ですが、熱いお湯を長時間浴びすぎないように注意が必要です。
《1週間後から徐々にスポーツを再開していく》
スポーツなど体を動かす行動でも血流が良くなり、腫れを強めてしまう可能性があります。
そのため、ウォーキングやストレッチ、筋トレなどの軽めなものであれば1週間後から、激しいものは3週間後から再開できるでしょう。
ただし、可能な期間でも腫れが強くなった場合には、すぐに中止してください。
《飲酒は数日〜1週間ほど控える》
飲酒も、血行が良くなる行動の一つです。
そのため、状態にあわせて数日〜1週間ほどは控えるようにしましょう。
腫れが長引いている場合に考えられること
《アレルギーを引き起こしている可能性がある》
ヒアルロン酸注入豊胸の経過が良好であれば、1週間ほどで腫れなどの症状は落ち着いていきます。しかし、「それ以降も続いている」「術後よりも悪化している」「かゆみなどが出てきた」という場合には、アレルギーを引き起こしている可能性が考えられます。
そもそも、ヒアルロン酸自体は体内にある成分のため、これに対してのアレルギーが起こる可能性は低いです。しかし、注入時の痛みを和らげる麻酔や、ヒアルロン酸の中に痛みを和らげる成分が配合されている、不純物質が多く含まれているヒアルロン酸を使用したケースでは、それがアレルギーの原因物質となることがあります。
特に、異常な腫れ・発赤・かゆみといった症状がある場合には、早急に医療機関へ相談しましょう。
《感染症を引き起こしている可能性がある》
ヒアルロン酸注入豊胸の傷口は極小ですが、そこからばい菌が入り込んでしまうと、感染症を引き起こす可能性があります。
もしも感染症を引き起こしていた場合には、強い痛み・赤みを伴う腫れ・化膿など症状が伴うため、医療機関を受診し、処置をしてもらいましょう。
”稀にですが、注入した箇所の腫れや赤みがなかなか引かないケースがあります。この場合感染症が疑われます。内服薬や抗生剤の投与によって治療する必要が出てきます。”
ヒアルロン酸注入豊胸を受ける上での注意点
《費用の安さではなく品質の高さで選ぶ》
ヒアルロン酸注入豊胸を受ける上で、費用が相場よりも安い場合には注意が必要です。
費用の安さの原因として、比較的安価なヒアルロン酸を使用することで価格を抑えるクリニックも多く見られます。しかし、安いヒアルロン酸には、不純物質が多く含まれていたり、広がりやすかったりするため、副作用・トラブルを引き起こすリスクを高めてしまうという危険性が伴います。
よって、施術を検討している場合は費用の安さではなく、ヒアルロン酸の品質の高さで選ぶようにしてください。
《予約の取りやすさではなく専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
また、費用の安さだけでなく、”予約の取りやすさ”で受ける医師やクリニックを選んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、単に予約の取りやすさだけで選んでしまうと、経験の浅い未熟なドクターにあたり、失敗・トラブルを引き起こすリスクを高めてしまう恐れがあります。
そのため、予約の取りやすさではなく、多少予約が取りにくくても、専門性・技術力の高い医師を選ぶようにしましょう。
ヒアルロン酸注入豊胸を検討中の方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。