年齢とともに、皮膚のコラーゲンは減少していきます。また皮下組織や筋肉、骨など、皮膚より深いところの組織も年齢とともにボリュームが減っていきます。その結果、徐々に皮膚がたるみ、しわが目立ってきます。
しわ・たるみ治療は、手術から注射、美容皮膚治療まで様々な治療法があります。 当院では、ダウンタイムの少ない皮膚科的な治療から、長期的な効果を期待できる外科的な治療まで、多種様々な方法から、患者さま個人に最も適切な治療法をご提案させていただきます。
しわ・たるみ(肌/ボディ)当院のしわ・たるみ治療
当院でのお顔のしわ・たるみ治療は、フェイスリフト、溶ける糸リフト、注射系(ヒアルロン酸注入、ボツリヌス菌注射)、たるみ・しわ治療用美容機器であるダブロゴールド(超音波ハイフ治療)、サーマクール(高周波治療)、エンディメッド(高周波治療)、e-MAX(光治療+高周波治療)、スペクトラピール(レーザー治療)などの治療を行っております。 患者様のご要望をしっかりとお聞かせいただき、お一人お一人の患者様に合った施術をご提案してまいります。フェイスリフト
アンチエイジングのたるみ治療の中でも、フェイスリフトは最も強力な治療法です。
フェイスリフトは、耳の周囲を切開して、頬やフェイスラインの皮膚を引き上げて固定する手術です。 引き上げるのは皮膚だけでなく、皮膚の下にあるSMASという膜もしっかり引き上げて固定します。SMASは頬からフェイスラインにかけて皮下に広がる膜状の組織で、加齢とともにたるんできます。当院のSMAS法では、SMASと皮膚をしっかり分けて引き上げますので、強力な引き上げ効果と長い持続効果があります。
また、ダウンタイムが取れない方では、皮膚のみを引っ張り余分な箇所だけを切り取るミニリフトを行うこともあります。SMAS法に比べると効果や持続期間は短くなってしまいますので、基本的にはしっかりと効果のあるSMAS法をおすすめしています。
メリット・デメリットについて
メリット | たるみが改善するアンチエイジング治療の中では、もっとも効果の高い治療です。 |
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デメリット | 傷は最終的に目立たちませんが、切開を伴う手術になりますのでダウンタイムが長くなります。 【ダウンタイム】
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フェイスリフトの症例について
症例がありません。
フェイスリフトの症例一覧を見る糸リフト
「切開をしない糸リフト」少ないダウンタイムで大きな効果が期待できる治療法です。
手術的な治療ですが、大きな切開をせず針を使用しますので、少ないダウンタイムで大きな効果が期待できる治療法です。 微小の突起が多数ある特殊な医療用吸収糸(スレッド)を、針を使って皮下に挿入します。突起を皮下組織に引っかけて、引き上げた状態で糸を埋入します。糸による引き上げ効果は1~2年程度持続します。当院では糸の入れ方に工夫を凝らしており、限られた本数で最大の効果と持続が得られる方法で行っています。
メリット・デメリットについて
メリット | 糸リフトは手術的な治療ですが、皮下に糸を挿入するだけなので、傷跡の心配がなく、短いダウンタイムで大きなたるみ改善効果が期待できます。 |
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デメリット | 糸は徐々に吸収されるので、引き上げ効果は1~2年程度になります。必要に応じて、追加で入れることが可能です。 【ダウンタイム】
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糸リフトの症例について
注射系(ヒアルロン酸注入、ボツリヌス菌注射)
ヒアルロン酸注入・ボツリヌス菌注射(ボトックス注射)は、お顔のしわ治療としては最も数多くなされている美容治療のひとつです。
ヒアルロン酸注入は、しわやくぼんだ部分に注入して持ち上げることで、しわを目立たなくします。ほうれい線や目の下のくぼみなどが主な治療部位です。
また、頬頂部など特定の部位に注入するテクニックで、たるみの引き上げ効果を出すこともできます。 ヒアルロン酸は1~2年程度で徐々に吸収されますので、効果を維持するなら、1年おき程度のメンテナンス治療がお勧めです。
ボツリヌス菌注射は、筋肉の動きを抑える作用があります。眉間やおでこ、目尻などに出てくる表情ジワの治療は、ボツリヌス菌注射が良い適応です。
ボツリヌス菌注射は4か月~半年程度で効果が切れますので、こちらも効果を維持するなら半年おき程度の定期的な治療が必要です。 お顔のしわの状態をみて、両者をうまく使い分けていきます。
メリット・デメリットについて
メリット | 注射なので、傷跡を残さず、ダウンタイムもほとんどなく治療を終えることができます。 |
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デメリット | ヒアルロン酸注入、エラボトックス注射とも永続的な効果ではないので、定期的な施術をお勧めしています。 【ダウンタイム】
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注射系(ヒアルロン酸注入、ボツリヌス菌注射)の症例について
ボトックス注射による眉間しわ、額しわの治療です。 ビフォーアフター ボツリヌス菌で表情筋の動きが弱まり、力を入れてもしわが出なくなりました。 定期的に注射することで、折り込まれて生じるしわ、いわゆる刻みジワを予防すること...続きを読む
たるみ・しわ治療用美容機器
美容皮膚治療で用いる専用の医療機器によるたるみ・しわ治療です。
手術治療のダウンタイムが難しかったり、もっとマイルドな効果で良いので定期的に通院いただける場合はお勧めです。手術や注射の治療後のメンテナンスとしてもお勧めしています。
当院では美容皮膚治療にも力を入れておりますので、ご希望に沿った様々な治療をご紹介できます。
当院で行うたるみ・しわ治療用美容機器機器
各治療機器により、効果などが異なりますので、患者様のご要望をお聞かせいただき、施術内容をご提案することもできます。 ご不明な点などについては遠慮なくお問い合わせください。
- ダブロゴールド(超音波ハイフ治療)
- サーマクール(高周波治療)
- エンディメッド(高周波治療)
- e-MAX(光治療+高周波治療)
- スペクトラピール(レーザー治療)
ダブロゴールド(ハイフ治療)
超音波を皮膚より深い層に当てて熱エネルギーを与え、組織の引き締めによりリフトアップ効果をもたらします。高周波より深い層にピンポイントで照射するので、より強いたるみ改善効果が期待できます。 当院では、ダブロゴールドとサーマクールを組み合わせた治療もお勧めしています。
ダブロゴールド(超音波ハイフ治療)サーマクール(高周波治療)
高周波で皮下組織に熱エネルギーを与えることで、肌の引き締め・リフトアップ効果をもたらします。高周波治療機器の中では、最も強力な引き締め効果があります。
サーマクール(高周波治療)エンディメッド(高周波治療)
高周波で皮下組織に熱エネルギーを与えることで、肌の引き締め・リフトアップ効果があります。 痛みやダウンタイムがほとんどないので、定期的な治療に向いています。 ダブロゴールドやサーマクールなどの強力なたるみ治療後のメンテナンスとしてもお勧めしています。
エンディメッド(高周波治療e-MAX(光治療+高周波治療)
IPLという色素を薄くする光治療と、高周波治療を組み合わせた機器です。 しみやくすみを薄くしながら、同時に肌のハリを改善させる効果が期待できます。 定期的に施術することで、色味や肌のハリが改善するだけでなく、しみ予防、しわたるみ予防など、アンチエイジング効果を高めることができます。
e-MAX(光治療+高周波治療)スペクトラピール(レーザー治療)
レーザー光を浅く広く照射することで、皮膚に熱を与えて真皮を活性化させます。 効果としては、小じわや肌のハリの改善の他、毛穴やニキビ肌の改善効果もあります。 定期的に施術することで、肌の改善効果が実感できます。
スペクトラピール(レーザー治療)美容機器による治療のメリット・デメリットについて
メリット | 美容機器による治療なので、傷跡を残さず、ダウンタイムもほとんどなく治療を終えることができます。 |
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デメリット | 1回での治療効果はマイルドなので、定期的な施術をお勧めしています。 【ダウンタイム】 治療内容によってはほんのりとした赤みが生じることがありますが、短期間で消退します。 【合併症(リスク)】 熱エネルギーによるやけどや色素沈着の可能性があります。通常は短期間で消退しますが、必要に応じて塗り薬などで対応します。 |