鷲鼻とはその名称が意味する通り、鷲のくちばしのように鼻筋が曲がり、鼻の先端が下向きで尖った形の状態を言います。様々な鼻の形状の中でも、男性的な印象を与えやすいのが鷲鼻の特徴です。
今回はそんな鷲鼻の特徴や原因、代表的な修正方法について詳しくご紹介していきます。
鷲鼻について
《鷲鼻の形の特徴》
鷲鼻とは、顔を横から見た時に鼻筋が弓のようにカーブを描いており、さらに鼻先に向かい下向きに曲がっている状態の鼻を指します。
鼻筋の中央部分が出っ張ったり膨らんだり、鼻筋の一部分がボコッと盛り上がったりしてと、必ずしも綺麗なカーブを描いているとは限りません。鼻先が下側に向いているので、鼻の穴が目立たない形をしています。
《鷲鼻の原因》
鼻は鼻骨・外側鼻軟骨・鼻翼軟骨の3つの骨および軟骨で形成されています。
鼻の軟骨や骨が通常よりも発達し、前方に突出してしまうことが主な原因です。典型的な鷲鼻は、骨の中でも一番上部にあたる鼻骨が大きいことケースが多く見られます。
遺伝的な要素も絡む骨格的な問題なので、セルフケアなどで解決することは難しいと言われています。
《チャームポイントともなる鷲鼻だけど…》
存在感のある形状のため、人によっては知的でクールな印象を与えることがあります。俳優などでも特徴のある鷲鼻の人がいるように、チャームポイントとなることも多いでしょう。
しかし、目立つ鷲鼻をコンプレックスと感じる人も少なくありません。そのように感じてしまう理由には一体どのようなものがあるのでしょうか。
鷲鼻がコンプレックスとなる理由
《ごつごつした印象を与える》
鼻は大きすぎても小さすぎてもコンプレックスの原因となります。
鼻は顔のパーツの中でも中心に位置して大きい部分であるため、鷲鼻であることで余計に存在感があり目立ちがちです。
男性的な印象を与えることもあるため、男性よりも女性に鷲鼻を気にする人が多くいるようです。
《鼻先が垂れて見える》
鼻先が下向きに尖って見えるのも特徴の一つです。
鼻先が下向きになっていると、鼻全体が垂れているようにも見え、おとぎ話の魔女のような印象を与えてしまうことがあります。
いわゆる魔女鼻と呼ばれる鼻で、意地悪な表情に見られてしまうことも多く、コンプレックスに感じることがあるようです。
鷲鼻の修正方法
《ハンプ切除術による鷲鼻修正方法》
鷲鼻とは骨が主な原因となることが多いため、鼻の一部を切開して骨を削るハンプ切除術が一般的な修正方法となります。
骨の形に手を加えることで、根本的に鷲鼻を解消することができ、見た目を大きく変化させることができるのが特徴です。
施術は、鼻の内側から5㎜程度切開し、その部分から非常に小さいノミなどを挿入して骨を削っていきます。
皮膚を切開し骨を直接削る大掛かりな施術です。そのため、腫れや内出血などが完全に治るまでに、1~2週間程度が必要となります。
また、術後の仕上がりのために少なくとも1週間は専用のギブスを装着する必要があります。
費用は400,000〜600,000円程が相場で、さらに鼻先などの形を同時に整える場合は、より費用が高くなります。
”即効性のある治療を望んでいる方や1回の治療の効果が半永久的に続く治療を受けたいという人に比較的向いている治療になってきます。”
《ヒアルロン酸注入による鷲鼻修正方法》
骨を削るほどではない軽度の鷲鼻の場合、ヒアルロン酸注入による修正方法で印象を変えることができます。
鼻が低い部分にヒアルロン酸注入を行うことで、鼻の高さを合わせて突出していた部分が目立たなくなります。即効性に優れる方法で、注射のみの施術なので傷跡が残る心配もほとんどありません。
ダウンタイムも短く痛みや腫れが起きにくいメリットもありますが、ヒアルロン酸は時間が経過すると体内に吸収されてしまうので、徐々に効果は薄れていきます。
費用はクリニックや鷲鼻の程度によって異なりますが、1回あたり50,000〜100,000円程が一般的です。
”即効性が高く、傷跡が残る心配も少ないため、仕事やプライベートへの影響を最小限にしていきたいという人に向いているでしょう。 また、鷲鼻を治したいけれど、骨を削るなどの大掛かりな手術をしたくないという方にも適している方法かもしれません。”
鷲鼻修正をご検討ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
鷲鼻は鼻筋の部分に段が付いている鼻の形のことを指しています。その鷲鼻は、いかつい印象を与えてしまったり鼻が目立つような印象を与えてしまったりするので、美容整形での修正手術を希望する方は少なくありません。
そんな修正手術には、ヒアルロン酸注入、プロテーゼ挿入、ハンプ切除術など大きく分けて3つの施術方法があります。今回は、それぞれの施術について、わかりやすくご紹介していきます。
ハンプ切除術による鷲鼻を修正するための整形術
《ハンプ切除術の施術の概要》
鷲鼻を修正する施術としてまず挙げられるのは、出っ張った部分の骨を削るハンプ切除術です。鼻の穴から切除をするので傷跡がほとんど目立たず、骨格へアプローチするため、根本から改善が期待できる施術です。
施術の流れとしては局部麻酔(クリニックによって麻酔の種類は異なる)を行った後、鼻の内側から小さく切開して出張った骨を切除します。直後は腫れや痛みなどが見られる場合もありますが、3〜4週間を過ぎると少しずつ目立たなくなってきます。
この施術の時間は30分程度で、入院の必要はなく施術当日に帰宅することができます。
《ハンプ切除のダウンタイム》
施術を受けた直後は腫れや痛みが見られますが、1週間から10日ぐらいを過ぎると徐々に改善されていきます。
入院の必要はなく、多少の家事や仕事は翌日からできることが多いです。しかし、最低でも術後3日ほどはしっかりと体を休める時間を確保しておくと良いでしょう。
《ハンプ切除術のメリット》
ハンプ切除術のメリットはヒアルロン酸注入などに比べると、半永久的な効果が得られるのが特徴です。骨の形を整えるという根本的なアプローチとなるので、一度施術を受ければその後半永久的に効果は持続します。
《ハンプ切除術のデメリット》
ハンプ切除術は多くのメリットがある美容整形ですが、盛り上がった骨を削る必要があるので、その分は鼻の高さが低くなってしまうことがデメリットとして挙げられます。
また、基本的には1〜2週間程度のダウンタイムが必要なので、なかなか長期間の休みが取れない場合には向かない施術かもしれません。
“ハンプ切除のみを行う場合、平坦な印象を与える顔だちになってしまう可能性が高いです。そのため、鼻尖形成や隆鼻術といった整形手術と合わせて行われることも多く、顔全体の印象から鼻のライン、形状を決められるセンスもドクターに求められます。”
ヒアルロン酸注入による鷲鼻を修正するための整形術
《ヒアルロン酸注入の施術の概要》
鷲鼻の段が気になっている部分の上下にヒアルロン酸注入をすることで、鷲鼻を目立たなくします。
3か月から半年ぐらいは効果が持続し、施術時間も10分から15分程度です。
《ヒアルロン酸注入のダウンタイム》
ヒアルロン酸注入による鷲鼻修正のダウンタイムは、ハンプ切除のような骨を切除する施術に比べると短く済むことが多いでしょう。術後直後から2〜3日ほどは腫れのような症状が現れることがありますが、術後1週間ほどでほとんどわからないくらいまで改善していきます。
《ヒアルロン酸注射のメリット》
ヒアルロン酸注入による鷲鼻修正のメリットは、ハンプ切除法にくらべるとダウンタイムが短期間で済みます。また、鼻を切除する必要がないので高さが変わる心配もありません。
メスを使用せずに注射器で注入することができるのも魅力です。人体には元々含まれている成分なのでアレルギーの心配もほとんどなく、比較的安心して施術を受けることが出来ます。
ただし、まれにアレルギー反応を起こしてしまうケースもあるため、不安な方は事前に医師に相談する必要があります。
《ヒアルロン酸注射のデメリット》
ヒアルロン酸注入はダウンタイムや腫れなどが少ないのがメリットですが、定期的に施術を受ける必要があるので、費用がかさんでしまったり、通院のための時間が必要になったりしてしまう可能性もあります。
比較的安全性の高い鷲鼻修正のひとつですが、メリットだけでなくデメリットについてもきちんと説明をしてくれる美容外科を選ぶことが大事です。
プロテーゼ挿入による鷲鼻を修正するための整形術
《プロテーゼ挿入の施術の概要》
プロテーゼ挿入による鷲鼻修正では、段が気になっている部分にプロテーゼを挿入することで鼻筋を目立たなくする効果があります。施術時間は30〜40分程度ですが、この施術もハンプ切除のように正しく施術が行われれば半永久的な効果が得られます。
施術の流れとしては、局所麻酔(クリニックによって麻酔の種類は異なる)を施した後、鼻の内側から小さく切開し、鼻に合ったプロテーゼを挿入します。
《プロテーゼ挿入のダウンタイム》
プロテーゼ挿入後は、施術部位に腫れや痛み・内出血などの症状が現れます。腫れや痛みに関しては術後2〜3日くらいがピークで、その後1〜2週間をかけて徐々に改善されていきます。
内出血の症状に関しても、術後2週間ほどでだんだん治まっていくでしょう。症状の現れ方次第では、メイクなどでカバーできる程度の内出血であることが多いようです。
《プロテーゼ挿入のメリット》
プロテーゼは耐久性に優れており、半永久的な効果が期待できることがメリットとして挙げられます。
また、ハンプ切除法とは違い骨を取り除く必要がないので、腫れやダウンタイムも少ないです。
さらに、鼻の盛り上がった部分にあわせて高さを出す施術なので、鼻の高さも変わらないなどのメリットが挙げられます。
《プロテーゼ挿入のデメリット》
体内に異物を挿入する施術なので、ヒアルロン酸注入に比べるとダウンタイムが長くなってしまうのがデメリットとして考えられます。また体内に異物が入ることに漠然とした不安を感じる場合もあり、精神的な負担がかかるケースもあります。
3つの鷲鼻修正術の費用相場を比較
ハンプ切除法は平均的な費用が400,000〜600,000円前後になっており、プロテーゼを注入する方法は400,000〜500,000円前後になっています。この2つの施術は費用がかかりますが、半永久的な効果が期待できる施術です。
費用を抑えたい場合は、ヒアルロン酸注入を選択することが多いようです。ヒアルロン酸による鷲鼻修正術は大体50,000~150,000円が相場とされています。
鷲鼻修正術の施術を検討中の場合は、施術の効果やダウンタイム・費用など、さまざまな側面からそれぞれの施術を比較して、どの施術が一番自分に合っているのかを慎重に考えるようにしてくださいね。
鷲鼻修正の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。