こんにちは。
ヒアルロン酸注入のしわ治療で最も人気の治療部位は、口回りのしわです。
口回りの大きな代表的な大じわは、ほうれい線とマリオネットラインですね。
マリオネットラインは、口角から下方向に出てくるしわで、加齢による頬のたるみで深くなってきます。
口元は最もよく動かす部分ですから、年齢とともに笑いジワや枝分かれのしわが目立ってきます。
痩せた男性は細かなしわが出やすくて、哀愁を感じます…
これはこれで大人の魅力でもありますが、若く見られたければヒアルロン酸注入がお勧めです。
ヒアルロン酸注入の、治療前と治療後2週間です。
10年か、それ以上に若返った印象です
たいへん喜んでいただけました。
ヒアルロン酸製剤は、軟らかいものから硬いものまで何種類かあります。
基本的には、ほうれい線などの大きなしわには硬めのヒアルロン酸、細かなしわには軟らかめのヒアルロン酸を使います。
入れる部位や深さもそれぞれ違います。
ヒアルロン酸注入をしている時は、彫刻家のような気分。(彫刻作ったことないんですけど!)
もちろん、皮膚の構造や血管などを熟知した上で行う医療ですから、ただ形にこだわるだけでなく医学的な気配りもしていますよ。
注入したヒアルロン酸は、1~2年をかけて徐々に吸収されます。
なるべく効果を維持するなら、1年おき程度の定期的なメンテナンスをお勧めします。
若返りにご興味のある方は、ぜひご相談ください!!
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あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。
今年の年末年始は長い連休の方もいらしたでしょうが、いかがお過ごしでしたか?
自分はのんびり過ごしていましたが、ずっと家にいるわけにもいかず、
上野の国立科学博物館で開催しているミイラ展に出掛けてみました
撮影禁止なので写真はありませんが、とにかくすごい人混み…
皆考えることは同じですねー
エジプトでは、ミイラづくりは紀元前4000年ぐらいから始まって、
紀元前2500年ぐらいのエジプト古王国時代には高いミイラ技術が出来上がっていて、
ミイラづくりは4000年も続いたらしいですよ
ミイラに巻かれていた包帯に、鉛筆みたいのでかわいらしい絵がびっしり描いてあるんですが、何千年も前の人が夜な夜な包帯に一生懸命描いていたんでしょうかね…
気が遠くなるいにしえの時代に思いを馳せますと…人生って短いのう…
で、ヒアルロン酸注入 のお話です。
しわ取り、若返りといえばヒアルロン酸注入と言えるほど、すごくお勧めの治療です。
しかし、ヒアルロン酸注入を怖がる方もいらっしゃいます。
硬くなる、ボコボコになる、腫れて不自然になる、異物を入れるのが怖い、などなど…
ヒアルロン酸注入は、医師の細かい技術とセンスが必要です。
しかし、美容医療を安易に捉える人が未だにいて、ヒアルロン酸注入なんて簡単にすぐできる、と思っている医師がいるのも正直なところです。
注入症例多数と謳っていても、実際はやっつけ仕事のごとくあっという間に注入して終わり、なんてことも聞きます。
そのような医師に治療されてしまうと、ひどい目にあうのは患者側です。
他院でヒアルロン酸を注入して結果が思わしくなかった患者さんを何人も診ましたが、ヒアルロン酸治療はもうしたくないとおっしゃります。
ヒアルロン酸そのものが悪いのではなく、医師の問題なのですが、本当にもったいない話です…
硬くなる、ボコボコになる、腫れて不自然、という失敗は、医師のテクニック不足です。
ヒアルロン酸注入は、丁寧に・少しずつ・細かく注入していく治療です。適当に注入して終わってはいけません。
ただ、注入したヒアルロン酸はのちに水分を吸収してややボリュームアップするので、想定よりも膨らんで見えることもあります。
特に目の下など、皮膚が薄いところなどで膨らむことがまれにあります。
これは技術のある医師でもあり得るのですが、マッサージをしたりして対応します。
すごく気になるなら、ヒアルロン酸溶解注射ですぐに溶かすこともできます。
年々ヒアルロン酸製剤が良くなって、注入する針や入れ方も進歩しているので、
自分的には、膨らんで不自然な仕上がりになることはほとんど無くなりました。
異物のリスクに関しては、残念ながらアレルギーの可能性はゼロではありません。
でも、アレルギーの可能性は非常に低いですから、それほど心配いりませんと私はお話ししています。
私が今まで診た中では2名(他医師の施術)で、自分の症例では今のところはいません。
アレルギーはテクニックでカバーできない合併症ですが、過度に不安になる必要はないと思います。
私の家族にもヒアルロン酸注入を何度もしていますが、アレルギーの心配はしていません。
ヒアルロン酸注入で、口周りのシワを目立たなくしてみました。
あまりに細かいシワや刻まれたシワは残りますが、ぱっと見での不自然さはありません。
個人差はありますが、この方はすごく若返ったと思います。
メンテナンスも必要だし、ヒアルロン酸注入の費用は決して安くないですが、その若返り効果は抜群です。
曖昧な効能の化粧品やエステに労力をかけるなら、ヒアルロン酸注入をおすすめします!
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こんにちは。
今回は、顔のたるみ治療をおさらいです。
たるみ治療は大きく分けると…
①手術(糸リフト、フェイスリフトなど)
②注入(ヒアルロン酸、ボトックスなど)
③たるみ治療機器(超音波、高周波など)
フェイスリフトは、皮膚のたるみを切除して引き上げる外科手術です。
効果は最も高いですが、ダウンタイムが長いため最近では少なくなったと思います。
いまでは、糸リフト・ヒアルロン酸注入・美容機器が流行りでしょうか。
たるみ治療機器は針も使わずダウンタイムがほとんどないので人気ですが、たるみ解消効果が抜群かと言われると、限界はあります。
実際の治療効果として、フェイスラインが引き締まる実感はあります。
周囲の人に、少し痩せた?と言われるぐらいの効果は出てきます。
前後の写真判定だと、細かく見れば効果ありですが、パッと見て明らかに分かるほどのリフトアップ効果は無いのが正直なところです。
私的にオススなのは、糸リフト、ヒアルロン酸注入、あるいはその両方です。
糸リフトとヒアルロン酸注入は、治療目的が異なります(重なる部分もありますが)
糸リフトは、小さなトゲがいくつも付いた医療用糸を皮膚下に入れて、トゲに引っ掛けてたるみを持ち上げます。
フェイスラインのたるみには、糸リフトの出番です。
ヒアルロン酸は、ほうれい線やゴルゴラインなどの深いしわに注入して、シワを浅くします。
法令線を目立たなくするには、まずはヒアルロン酸注射がお勧めです。
たるみもしわも気になる、という場合は、まずはどちらかの治療でも良いのですが、糸リフト+ヒアルロン酸の組み合わせがよりベターです。
こちらのモニター様は、法令線をヒアルロン酸で浅くしています。
片側に1cc(注射1本)、両側で2cc(2本)を注入しています。
法令線でいえば、マイナス10~20歳の効果はあるかと思います。
ヒアルロン酸注入は、1cc(1本)が数万~10万円以上と高額な美容治療です。
しかし、効能が曖昧な化粧品や美容機器で悩むことを考えると、ヒアルロン酸注入の若返り効果は、費用対効果に見合ったものがあります。
ヒアルロン酸は1~2年で吸収されますので、効果を維持するには、1年おきのメンテナンス注入で十分です。
メンテナンスでは、注入量は初回よりも少なめで良いことも多いです。
ヒアルロン酸注射に関しては、硬くなる・ボコボコになるといったマイナスイメージもあります。
しかし最近は製剤が優れているのと、使用する針や注入テクニックが進歩しているので、そのようなことはほとんど無いと思います。
(それでも、注入経験が少ない医師だと、注入層が浅すぎたり、一度に多く入れてしまうなどで起こることはあり得ます)
糸リフトとヒアルロン酸注入の両方でたるみ治療したモニター様です。
法令線も浅くなっていますが、フェイスラインのたるみもすごく改善しています。
このたるみ改善効果は、やはり糸リフトでなくてはできません。
糸リフト、ヒアルロン酸とも、針を使う治療になりますので、一時的な赤みや腫れが出ることがあります。(個人差はあります)
糸リフトは局所麻酔も使いますので、腫れ・内出血が出た場合は、消えるまで1~2週間程度です。
ヒアルロン酸注入は、腫れることはほとんどありませんが、内出血が出た場合は、消えるまで1週間~10日程度かかります。
傷が残らず、切開手術ほどのダウンタイムはないので、どちらもお勧めしやすい治療です。
現在、ヒアルロン酸注入・ボトックス注射のモニター様を募集しています!
矢沢慶史医師、矢沢真子医師の施術になります。
両医師とも、ヒアルロン酸・ボトックスの治療経験は10年以上のベテランです!
ご予約時、または診察時に、モニター希望とお伝えください。
モニター割引価格になります!
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こんにちは。
ヒアルロン酸注射 は代表的な美容整形治療の一つとして、一般的にも知られています。
ヒアルロン酸注射の目的としては、くぼんだ部分に注入することでくぼみを改善させることです。
法令線や目の下のくぼみが主な治療部位になります。
また、鼻や顎を持ち上げる目的でもよく使用されます。
この強みを生かして、ヒアルロン酸注射で顔の輪郭を整えることもできます。
老化とともに、皮膚がたるんでくることは誰しも自覚しますが、実は顔の骨もかなり変化していきます。
萎縮という言葉を使いますが、イメージとしては、氷が溶けていくように骨のボリュームが少なくなっていきます。
その結果、こめかみや頬はくぼみが目立つようになります。
骨のボリューム減をヒアルロン酸で補うことで、もっと若い輪郭に戻すことができます。
また、輪郭を戻すことで、たるんだ皮膚を持ち上げる効果もあります。
こめかみと頬のこけが目立つ患者様に、ヒアルロン酸注射で輪郭を整えてみました。
輪郭に丸みを作ることで、より若返った印象が出てきたと思います。
顔の上側にボリュームを足すと、いわゆる逆三角形の輪郭に近づけるので、フェイスラインがすっきりした印象になります。
今回は輪郭のみに注射していますが、もちろん必要であれば、ほうれい線や口元のシワにも直接注入します。
輪郭へのヒアルロン酸注射は、若い年代でもすごく有効です。
おでこやこめかみ、顎などに注入することで、よりすっきりした可愛らしいイメージになることができます。
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こんにちは。
ヒアルロン酸注射 は、今や美容整形の代表的なカテゴリーになりましたね。
現在は、使い勝手の良いヒアルロン酸製剤が次々と開発されています。
注射に慣れている形成外科医や皮膚科医であれば、ある程度の経験を積めば、安定して良い結果を得られやすくなりました。
自分も、コラーゲン注射の時代から数えると、もう15年以上、注入治療に携わっておりますが、
いくら経験を積んでも、どうしても結果に限界があるケースがあります。
これは、皮膚の厚みや皮下脂肪、骨の状態など、解剖学的な構造がハードルになっています。
例えば、難易度の高い注入部位の一つとして、目の下のクマやくぼみがあります。
典型的なケースとしては、上の患者様のように、
・下まぶたが膨らんでいる
・下まぶたの下の方が、くぼんでいる
・頬のボリュームが少なく、こけている
このような場合、くぼみの部分にヒアルロン酸を注入することで、今よりも改善させることは容易です。
ただし、くぼみを完全に無くすことはできませんし、20代のような状態にはできません。
くぼみを無くそうとして、いくら注入しても完全には無くならないのです。
くぼみの部分には、皮膚と骨とをつないでいる、靭帯という組織があります。
これはスジのような結構強い組織で、下まぶたの手術経験があれば良く分かるのですが、この部分を剥がすのはなかなか難儀です。
実際の手術で、ハサミを使って剥がそうとしても大変な部分なのです。
ここにヒアルロン酸を注射したところで、靭帯はくっついたままですから、きれいに膨らむようなことはありません。
別の方は、頬を斜め下に横切る大きなシワ(いわゆる、ゴルゴライン)も気にされていました。
ゴルゴラインも、ある程度まで改善させるのは容易ですが、無くなる状態にまで仕上げるのは、やはり難しいことが多いです。
ゴルゴラインも、目の下のくぼみと同様に靭帯が引っ張っているので、いくら入れてもきれいに持ち上がらない場合があります。
無くそうと思って入れれば入れるほど、頬が膨らんで不自然に見えることもあります。
入れれば入れるだけ若返るという認識が強い方もいるようで、頻回に注入を繰り返してしまうことで、不自然に盛り上がった状態になってしまいます。
シャロンストーンさんは、ヒアルロン酸を注射したかどうかは推測の域ですが、ちょっと不自然に見えませんか?
日本人の有名人でも、同じようなお顔の方がいらっしゃいますね。
入れすぎると、こんな風になります。
人間の顔には構造上の壁があるので、いくら注入技術の高い名医であっても、注入量を増やしても、完全には消せないシワがあるということです。
最近は、若返り効果を高める目的で、注入量を増やす風潮にありますが、あまり良いことだとは思いません。
自分としては、治療する部位にもよりますが、
シワの治療であれば、初回の注入量は2cc~3cc(注射2~3本分)まで に留めるのが無難だと考えています。
足りなければ後日に追加で注入すればよいですし、メンテナンスとして1年に1回の注入をお勧めしていますので、そこで調整することもできます。
ヒアルロン酸注射にご興味がある方は、ご遠慮なくお越しください。
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数ある隆鼻術の中でも、ヒアルロン酸注射による方法は、体への負担も少なく受けやすい施術とされています。ただこのヒアルロン酸は、永久的な効果を得ることができる施術ではありません。
それでは一体どのくらい効果が持つのか、気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ヒアルロン酸注射による隆鼻術の効果持続期間について詳しくご紹介していきます。
鼻へのヒアルロン酸注射の効果はどれくらい持続する?
鼻に注入されたヒアルロン酸の効果持続期間は、注入されたヒアルロン酸製剤の質や個人の体質・医師の注入技術などによってかなりの幅があります。
一般的に鼻へのヒアルロン酸注入を行う場合、使用するヒアルロン酸はやや硬めの製剤を使うことが多いようです。そのため大体の目安としては、完全に吸収されるまでに1年〜2年ほどかかることが多いとされています。
効果をできるだけ長持ちさせたい場合にできること
《部位に合ったヒアルロン酸製剤を注入する》
ヒアルロン酸製剤には、分子の大きさや性質などによってさまざまな種類があります。そのため、注入する部位によって、最適なヒアルロン酸の質は異なります。
目元や首元などの皮膚が薄く柔らかい部位には密度の低い柔らかめの製剤が用いられ、鼻や顎などには密度が高く硬めのヒアルロン酸が用いられることが多いようです。
もし鼻の注入の際に、柔らかめのヒアルロン酸を使用してしまうと、ヒアルロン酸がすぐに横へ流れ出てしまったり吸収が早く進んでしまったりする可能性があります。そのため、できるだけ効果を長持ちさせるためには、その部位にあったヒアルロン酸製剤を選択して使用することが大切です。
《できるだけ質の良いヒアルロン酸を注入する》
また、できるだけ効果を長持ちさせるためには、高品質なヒアルロン酸製剤を使用することが大切です。
特にあまりに安価な値段での注入を謳っている場合には注意が必要です。不純物が混入していたり、生理食塩水などで薄められたりした粗悪なヒアルロン酸製剤を使用している場合があります。
こうした粗悪なヒアルロン酸を注入すると、すぐに吸収されてしまったり、しこりなどのリスクを高めたりする可能性があるので、絶対に避けましょう。
カウンセリングの際に、実際に注入するヒアルロン酸製剤についての説明をしっかりと受けることが大切です。
《定期的なメンテナンス注入を行う》
できるだけ効果を持続するためには、メンテナンス注入を定期的に行うことも効果があると言われています。
1年に1回など、注入された製剤の持続期間に合わせて定期的に注入を重ねることで、徐々に効果が長持ちするようになるというケースもあるようです。
ただ、ヒアルロン酸が溶け切らない内にむやみに次の注入を繰り返していると、しこりや皮膚表面がデコボコになってしまう場合があるので注意しましょう。しっかりと医師のアドバイスに従いながら、注入を行うことが大切です。
《半永久的な効果が得られる施術に切り替える》
できるだけ鼻が美しい状態を保ちたいという場合は、別の施術方法に切り替えるという手段もあります。
例えば、鼻にプロテーゼと呼ばれる人口軟骨を挿入する施術では、半永久的に効果を持続させることができます。
ヒアルロン酸注入の施術は、どうしても効果の持続期間に限りがある施術なのです。隆鼻術の効果をできるだけ長くしたいという場合は他の施術法を検討してみても良いかもしれません。
鼻へのヒアルロン酸注入や隆鼻術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
ヒアルロン酸注射による隆鼻術は、他のプロテーゼ挿入などの施術に比べて体への負担が少ないため、比較的気軽に受けやすい施術として人気を集めています。
しかしそんな鼻へのヒアルロン酸注射には、いくつかの失敗のリスクが存在しています。そこで今回は、鼻へのヒアルロン酸注射で起こりうる失敗や施術のリスクについて詳しくご紹介していきます。
鼻へのヒアルロン酸注射で起こりうる失敗例
《左右差ができてしまう》
まず挙げられる失敗例は、左右差です。
左右で注入量に差があったり、もともとの鼻の左右差を考慮しないで左右同量注入してしまったりすると、施術後の仕上がりが左右非対称になってしまう場合があります。
たいていは医師の技術力が低かったり、施術が適当に行われたりしたことが原因です。再注入によってバランスを整えることで対処することが多いようです。
《しこりができてしまう》
狭い範囲である鼻に繰り返しまたは大量にヒアルロン酸を注入したことや、粗悪なヒアルロン酸製剤を注入したことが原因でヒアルロン酸がしこりとなって残ってしまうことがあります。
本来であれば、半年〜1年ほどで自然に吸収されていきますが、前述のような要因が原因で吸収されきらずに残ってしまうことでしこりができます。
よって、質の良いヒアルロン酸を適量注入することが、リスクを避ける上で大切です。
《不自然な形になってしまう》
医師の技術力が低かったことが原因で、施術後の鼻の形が不自然になってしまうという失敗のケースもあります。具体的にいくつかのケースをご紹介します。
①鼻がでこぼこになった
ヒアルロン酸が不均一に注入されたことや浅すぎる部分に注入されたことなどが原因で、施術後の肌表面がでこぼこになってしまうことがあります。
②ヒアルロン酸が横に広がった
何度も繰り返して同じ部位への注入を繰り返していると、ヒアルロン酸が徐々に横に広がり、太い鼻筋になってしまうことがあります。
③高すぎる鼻になった
注入量が多すぎたことが原因で、理想としていたよりも高い鼻になってしまうことがあります。
また、ほりの深い顔にしようと鼻の付け根にばかり注入したことで、横からのシルエットが不自然になってしまうことがあります。
このようなケースは、医師の技術不足や事前のシミュレーションが満足に行われなかったことなどが原因で起こることが多いようです。
《血流障害・皮膚の壊死》
大変稀なケースですが、注入されたヒアルロン酸によって、血管が圧迫されて血流障害が起こる場合があります。
また、注入の際に誤ってヒアルロン酸が血管内に侵入してしまうと、血栓ができてしまい同様に血流障害を起こすことがあります。
どちらも最悪の場合、皮膚が壊死してしまう可能性があります。
鼻へのヒアルロン酸注射で起こる副作用・リスク
ヒアルロン酸注射の施術は、一般的には副作用のリスクはあまりない施術であると言われています。ですが、その可能性はゼロではなく、いくつかの症状が起こる場合があることを知っておきましょう。
《腫れ・痛み》
まず施術後の腫れと痛みです。ヒアルロン酸が注入された刺激によって、鼻が痛んだり腫れたりすることがあります。
この違和感は数日間で自然に解消されていくので、むやみに患部を触ったりはせずに安静に過ごすことが大切です。
《内出血》
内出血は、毛細血管が多くある部位や皮膚の薄い部位に対して注入を行った場合に起こりやすい副作用の1つです。鼻への注入を行った場合にも、起こる可能性があります。
1週間ほどで自然に解消されるので、過度な心配は不要です。できるだけ細い針を使用して注入することで、内出血のリスクを最小限に抑えることができます。
《アレルギー反応を起こす場合がある》
一般的にヒアルロン酸は体内にも存在している物質であるため、アレルギー反応のリスクは低いと言われています。
ただ稀ではありますが、体質によってはヒアルロン酸製剤を体内に注入したことで、アレルギー反応を起こしてしまう場合があります。
ヒアルロン酸自体に反応したケースも考えられますが、ヒアルロン酸製剤には架橋剤と呼ばれる、体内でのヒアルロン酸の安定を助ける成分や、痛みを和らげるための麻酔なども配合されていることがあり、こうした成分に対してアレルギー反応を起こしてしまったことも考えられます。
鼻へのヒアルロン酸注射で失敗しないためのポイント
《質の良いヒアルロン酸を注射する》
ひとことにヒアルロン酸注射とは言っても、注入するヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類があります。
あまりにも格安で注入を行っている場合には、製剤の中に不純物が混ざっていたりするケースも珍しくありません。不純物が混じっていると、表面にしこりやでこぼこができてしまうリスクを高めます。
よって施術を検討する際には、ヒアルロン酸の品質をしっかりと確認することが大切です。
《技術力の高い医師から施術を受ける》
ヒアルロン酸の施術後の仕上がりは、医師の技術力に大きく左右されます。でこぼこや左右差・血流障害などは、医師の技術不足が原因となって引き起こされることが多くなっています。
ヒアルロン酸注射でのリスクをできるだけ避けるためにも、技術が高く信頼できる医師に施術を受けることが大切です。美容外科医としての経歴やカウンセリングでの印象・専門分野などを参考にして医師選びを行うと良いでしょう。
鼻へのヒアルロン酸注射で失敗した時の対処法
《ヒアルロニダーゼで分解する》
ヒアルロン酸注射の術後に失敗してしまったと感じた場合、ヒアルロニダーゼと呼ばれるヒアルロン酸の分解酵素を注入することで症状を改善することが可能です。
ヒアルロニダーゼの注射から数時間〜2日ほどでヒアルロン酸が分解され、元の状態に戻すことができます。今すぐに症状を改善したいという方に向く対処法です。
《吸収されるのを待つ》
ヒアルロン酸は、基本的に時間の経過とともに徐々に体内に吸収されていきます。
そのため、もしも失敗したと感じた場合やデザインに不満があった場合でも、半年〜1年ほどで徐々に吸収されていきます。
今すぐに改善したいというほどでもない場合は、自然な吸収を待つのもひとつの手です。
鼻へのヒアルロン酸注射、または修正を検討中ならまずはカウンセリングから
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こんにちは。
以前にも顎のヒアルロン酸注射の症例をご紹介していますが、顎を出すといってもどのように出すのか、センスが問われます。
下顎の発育が足りないと、下の方のように顎が後退した形状になります。
この場合は、なるべく顎を前に出すことを目指して注射をする必要があります。
下の方は、顎の発育は悪くないのですが、顎の形状がややスクエアです。
ですので、前に出す必要はあまりありませんが、正面から見た時にシャープさが出るようにしました。
顎がシャープになると、フェイスラインが細く小顔に見える効果もあります。
顎に注入するヒアルロン酸は、やや硬めの製剤を使いますので、吸収されるのに1年半~2年かかります。
持続期間が長いので、定期的なメンテナンスは1年おき程度で済みます。
また、メンテナンスの注入量は、初回の注入量よりも少なくてよいと思います。
上の方は初回なので1.5ccを注入しましたが、2回目以降は1ccかそれ以下でも十分だと思います。
顎のヒアルロン酸注射だけでも、かなり印象を変えることができます。
ご興味のある方は、ぜひカウンセリングにいらしてください!
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ヒアルロン酸注射は、アンチエイジングなどで人気の施術です。こうしたヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分のため拒絶反応が起こりにくいと言われています。
しかし実際には、アレルギーが出てしまうケースも考えられます。
そこで、ここではヒアルロン酸注射によるアレルギーについて、原因・症状・治療法を紹介します。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射とは、皮膚下にヒアルロン酸を注入し、患部に膨らみを持たせる施術です。
これにより、しわやへこみが持ち上がり目立たなくなる・鼻や額の形を整えるといった効果が期待できます。
この施術に使われるヒアルロン酸は、もともと体内で産生と分解を繰り返している成分のため、拒絶反応が起こりにくく、時間の経過とともに吸収されるという特徴を持っています。
ヒアルロン酸注射で起こるアレルギーの原因
《原因①不純物が含まれている》
ヒアルロン酸注射でアレルギーが起こる原因の1つとして、注入するヒアルロン酸に不純物が含まれていることが考えられます。
これは、製造過程で混入する細菌や微生物が十分に除去できていなかった場合、その物質に対して反応していることが考えられます。
《原因②ヒアルロン酸を体内で安定させる成分が含まれている》
ヒアルロン酸注射には、成分の吸収を抑えて効果を持続させるために、架橋剤(かきょうざい)と言われる、体内で安定させる成分が含まれています。
しかし、この成分に対して、アレルギー反応が出てしまう可能性もあります。
《原因③質の悪いヒアルロン酸を注入している》
使用するヒアルロン酸の品質が悪いと、成分に不純物質が多く含まれている・粗悪な架橋剤が使用されているということがあります。
万が一、そういったヒアルロン酸を使用した場合、アレルギーを引き起こすリスクを高めてしまうことになります。
《原因④麻酔成分が含まれている》
注入したヒアルロン酸の品質に問題がない場合には、注入時の痛みを和らげるために使用した麻酔や、麻酔成分が含まれているヒアルロン酸を使用したケースで、アレルギーが起きてしまうことがあります。
これは、以前に受けた施術で問題がなかった方でも突然起こる可能性が考えられます。
麻酔アレルギーが心配な方は、施術を受ける前に検査をしてもらうと良いでしょう。
ヒアルロン酸注射によるアレルギーの症状
ヒアルロン酸注射でアレルギーが引き起こった場合、注射をした部分の発赤・強い腫れ・かゆみなどの症状が現れます。
一時的なものであれば施術にともなう通常の反応ですが、それが長引く・悪化する場合はアレルギーを疑いましょう。
ヒアルロン酸注射によるアレルギーが起きた場合の処置
ヒアルロン酸の注射で発赤や腫れなどが長引いている際には、まず信頼できるクリニックを受診し、症状を確認してもらいます。
ヒアルロン酸によるアレルギーが原因と考えられる場合には、ヒアルロン酸分解注射(ヒアルロニダーゼ)によって抗原を除去するなどの処置をします。
ヒアルロン酸注射で不安なことは、カウンセリングで相談しましょう
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
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ヒアルロン酸注射は、注射のみで行える方法のため、ダウンタイムが短い・傷跡が残りにくいといった様々なメリットがあります。その一方で、いくつかのデメリットも存在します。
そこで今回は、施術を受ける前に知りたいヒアルロン酸注射の5つのデメリットと、失敗しないためのポイントを紹介します。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射とは、注射のみで行える美容整形の一つです。ヒアルロン酸を肌のへこみに注入することで、しわ・たるみを目立たなくさせることができるでしょう。
そのほかにも、鼻筋を通す・涙袋や唇をふっくらさせるといった効果なども見込めます。
ヒアルロン酸注射のメリット
ヒアルロン酸注射は、もともと体内に存在する成分のため、アレルギーなどの拒否反応を起こしにくいという特徴があります。また、注射のみで行える方法なので、身体にかかる負担が少ないのも魅力でしょう。
さらに、仕上がりに満足できない場合も、ヒアルロニダーゼという酵素で成分を溶かせるので、修正が可能です
ヒアルロン酸注射のデメリット
《効果の持続期間が短い》
ヒアルロン酸は吸収されてしまう成分のため、持続性が限られているという点がデメリットにあげられます。
持続期間は一般的に半年〜1年ほどで、早いと3ヶ月ほどで消失してしまうでしょう。
《効果を維持するための費用が高額》
注入したヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、効果を維持するには複数回の注入を繰り返し行う必要があります。
それによって、回数が増えれば費用もそれだけ高額になってしまうのがデメリットです。
”ヒアルロン酸は、時間の経過と共に吸収されてしまうため効果を維持するためには継続的な治療が必要になります。”
《注入時に痛みを感じる》
ヒアルロン酸注射は、その名の通り、注射で行う施術です。そのため、痛みの感じ方には個人差があるものの、注入時に痛みが伴います。それを緩和させる方法として、麻酔成分が配合されたヒアルロン酸を使用したり、クリームやテープなどの表面麻酔や局所麻酔を用いたりします。
ここで注意したいのが、”局所麻酔”です。これは痛みの軽減が目的ですが、ヒアルロン酸を注入する前に患部がボリュームアップしてしまいます。それによって、麻酔が吸収された2,3日後に、「物足りない」と感じてしまう可能性があるので注意しましょう。
さらに、経験の浅い未熟な医師の場合、ヒアルロン酸を何度も打ち直すこともあり、これが痛みを感じる原因の一つにもなります。
《デメリット④アレルギーを起こす可能性がある》
注入するヒアルロン酸は体内に存在している成分なので、それ自体でアレルギーを引き起こすことはほとんどないでしょう。しかし、薬剤に含まれている麻酔成分や不純物質、注入した成分をすぐに吸収させないために用いられる架橋剤(かきょうざい)によって、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
術後数日〜2週間で、肌に異常な赤みや腫れといった症状がでた場合には、アレルギーを引き起こしている可能性が考えられます。
そのため、重症化して取り返しのつかないことになる前に、早急に医療機関に相談してください。
《デメリット⑤壊死を起こすリスクがある》
ヒアルロン酸を注入する際に、誤って血管内にヒアルロン酸が入ったり、注入したヒアルロン酸によって血管が圧迫されたりすると、血液が正常に流れなくなります。この状態が続くと、数時間ほどで痛みや変色が生じ、放置すれば悪化して壊死を引き起こしてしまいます。
このような状態にならないために、状態に応じてヒアルロニダーゼを注入するほか、成分の吸引や炎症を抑える治療が必要です。
ヒアルロン酸注射のデメリットのリスクを下げる方法
ヒアルロン酸注射をする際はつい”費用の安さ”で選んでしまいがちです。しかし、費用はある程度の技術力と比例していて、技術が未熟であれば、壊死などのトラブルに繋がってしまいます。
そのため、失敗のリスクを軽減するためにも技術力があり、専門性の高いクリニックや医師を選ぶことが大切です。
医師選びのポイントは、美容外科医としての勤続年数や美容外科のベースと言われる形成外科の出身であるかなどを事前に確認し、カウンセリングでしっかりと話を聞いてくれるところを選びましょう。
ヒアルロン酸注射で不安なことは、カウンセリングで相談しましょう
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
「比較的安く鼻の施術を受けたい」と考えた場合に候補に挙がるのが鼻のヒアルロン酸注入です。この施術は、メスを使わずに、注射のみで鼻の形を整えることが可能です。
そのため、鼻プロテーゼや軟骨移植よりも1回あたりの費用は安価です。しかし、回数を重ねれば高額化することもあります。
そこで今回は、鼻のヒアルロン酸注入の値段と、値段に関する注意点を紹介します。
鼻のヒアルロン酸注入とは
鼻のヒアルロン酸注入とは、ジェル状の液体を鼻に注入し、患部を膨らますことで鼻の形を整えることができる施術です。
この方法は、切開をせずに注射のみで行えます。ただし、注入したヒアルロン酸の種類にもよりますが、約半年〜1年で吸収されてしまうため、効果を維持するには複数回の施術が必要になるでしょう。
鼻のヒアルロン酸注入の値段・相場
《相場は50,000〜100,000円ほど》
鼻のヒアルロン酸注入の相場の値段は受けるクリニックや、注入量、使用するヒアルロン酸の種類によって異なりますが、おおよそ50,000〜100,000円ほどです。
”施術するクリニックにより値段は異なりますが、比較的値段の安いクリニックで施術した場合は6万円前後、高いクリニックでの施術では10万円前後となっています。”
《銀座S美容形成外科の施術の値段》
銀座S美容形成外科の鼻のヒアルロン酸注入は、1本(1cc)あたり108,000円〜です。
必要な注入量や値段の詳細が気になる方は、一度カウンセリングにてご相談ください。
鼻のヒアルロン酸注入の値段が安い場合の注意点
鼻のヒアルロン酸注入は、受けるクリニックにもよりますが、1回あたり50,000円以下のこともあれば、100,000円をはるかに超えることもあります。
これを複数回繰り返せば、トータルの値段は高額になります。そのため、1回あたりの値段を安く済ませたいという方も少なくありません。
しかし、値段の安さだけに注目してしまうと、思わぬ失敗を招いてしまう可能性もあります。
《クリニックのホームページに諸費用が含まれていない》
費用が安い理由としてまず考えられるのが、クリニックのホームページに、麻酔代・内出血のしにくい針などのオプション代・痛み止めや化膿予防の薬代などの諸費用が含まれていない可能性があります。
その結果、それらの費用が加わり、「相場と変わらない」「相場以上になった」ということが起こってしまうでしょう。
《安いヒアルロン酸を使用している》
次に考えられるのが、安いヒアルロン酸を使用している可能性です。
そもそも、使用するヒアルロン酸の元の値段が安ければ、施術の値段を通常よりも安くすることが可能です。
ただし、安価なヒアルロン酸は、薬剤の中に不要な物資が多く含まれていることもあり、その結果、アレルギーを引き起こす・持続期間が短い・横に広がりやすいといったトラブルのリスクを高めてしまう危険性を伴います。
《客引きを目的に費用を安くしている》
客寄せを目的に値段を安く掲載している可能性もあります。費用が安ければそれだけ、施術を希望する方が増えます。
しかし、実際にカウンセリングを受けると、「掲載されている鼻への注入に向いていない」「すぐに吸収されてしまう」「外科的な施術が向いている」「オプションをつけた方が良い」などと理由をつけて、結果的に高額な費用を請求されるケースがあります。
そのため、費用の安さだけでクリニックを選ばないように注意しましょう。
《症例数・技術力向上のために値段を安くしている》
最後に考えられる理由として、クリニックの症例数向上や、経験の浅い未熟なドクターの技術力向上のために安くなっている可能性もあります。
そのため、クリニックのホームページで、クリニックの開院日や、医師の経歴を確認しましょう。
鼻のヒアルロン酸注入は値段の安さでは選ばないようにしよう
経験の浅い未熟なドクターでは、鼻の形が不自然になる・すぐに元に戻るといった失敗・トラブルを引き起こすリスクを高めてしまいます。
そうならないためには、値段だけでなく、専門性や技術力の高い医師の元で施術を選ぶことが大切です。
□医師選びのポイント□
医師選びのポイントは、これまでの経歴・ヒアルロン酸注入や鼻整形についての研究や学会発表のほか、実際のカウンセリングで施術を無理に勧めないなどの印象を含めて、総合的に判断することが大切です。
鼻のヒアルロン酸注入を検討中の方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
鼻は顔の中でも中心に位置し、印象を大きく左右するパーツであるためコンプレックスを抱えやすい部位の一つです。
そんな鼻に関するコンプレックスを解消することができる施術のひとつが、鼻へのヒアルロン酸注入です。今回は、そんな鼻へのヒアルロン酸注入について、施術の概要や部位別の効果の違い、メリット・デメリットなどについて詳しくご紹介します。
鼻へのヒアルロン酸注入について
《鼻のヒアルロン酸注入の特徴・向いている人》
手軽な手段で鼻を高くしたい方にはヒアルロン酸注入が適しています。切開などをともなう大掛かりな施術を受けることなく、スラリとした美しいラインに整えることができます。
メスを入れるのに抵抗がある、痛みや腫れのない方法を選びたい、施術後はすぐに普段通りの生活がしたい、などのご希望がある方に向いています。
「プチ整形」とも呼ばれる施術ですが1年間くらいは効果が持続しますし、持続型のヒアルロン酸を注入した場合は、それ以上の効果を得ることが可能です。
《鼻のヒアルロン酸注射の方法・得られる効果》
麻酔を施した後、極細の針を使用して少しずつヒアルロン酸を注入していきます。施術中は痛みをほとんど感じません。
周囲に気づかれることなく、自然に鼻を高くしたいという方に向いている施術です。
効果には即時性があり、施術直後から鼻が高くなったと実感することが出来ます。効果の持続期間には個人差がありますが、大体半年〜1年は持続することが多いようです。
注入部位別に得られる効果を解説
鼻へのヒアルロン酸注入では、注入する場所によって効果が大きく変わります。ご自身の希望を叶えるためには、どの部位に注入するべきなのかを慎重に検討しましょう。
《鼻根部へのヒアルロン酸注入》
鼻根部へのヒアルロン酸注入をすると、鼻が全体的に高くなったようになり、彫りの深い顔に変化させることができます。
皮膚に余裕があるのでヒアルロン酸を維持させやすく、希望者の多い箇所でもあります。
とにかく今より鼻を高くしたいという方に向いており、鼻の形状を整える上でも最適です。注入する部位によって効果が変わってくるので、医師にどのような形状に仕上げたいのか施術前に明確に伝えておく必要があります。
《鼻背部へのヒアルロン酸注入》
鼻背部への注入はスラリと張った鼻筋を手に入れたい方に適しています。ただし大量には注入できないので、鼻根にも同時に注入するケースが見られます。
《眉間へのヒアルロン酸注》
のっぺりとした顔を解消したい方に適しているのが眉間への注入です。彫りの深い欧米人のような顔つきに近づけることができます。
皮膚が厚いので注入に適しており、大量に注入することで立体感を出すことができます。
日本人を含むアジア人全般は顔がのっぺりしているのが特徴です。平面的な顔と言われており、眉間に高さを出すことで顔の印象を際立たせることができます。
《鼻先は注入に向かない!その理由は?》
各部位の中でも注入に不向きなのが鼻先です。
鼻先は、骨などのヒアルロン酸を支える組織が無いため、注入してもヒアルロン酸の形が崩れてしまい、団子鼻になってしまうことがあります。
また、鼻先には毛細血管や皮脂腺が密集しているため、感染症を起こしやすいというリスクもあります。
中には鼻先への注入も行っているクリニックもありますが、多くのクリニックが鼻先への注入を推奨していません。
鼻のヒアルロン酸注入のメリット・デメリット
《メリット》
ヒアルロン酸注入はメスを使用することなく、短時間で施術ができるというメリットがあります。
すぐに効果を感じることができますし、1回の費用は手術より安く抑えられます。仕上がりに不満がある場合はヒアルロニダーゼで溶解することも可能です。
《デメリット》
施術の効果の持続期間が限られていることがデメリットと言えるかもしれません。
効果を持続させるためには定期的な施術が必要になります。そのため、その分費用が高くつくことになります。
また多少のダウンタイムが必要になることや、アレルギーなどが発生するリスクがあることなどもデメリットとして挙げられます。
”ヒアルロン酸注射は永久的に効果がある施術ではなく、体内に吸収されてしまうため、数年後には効果が切れてしまいます。そのため高い鼻を維持するためには何度もヒアルロン酸を注入しなければいけません。”
鼻のヒアルロン酸注入のダウンタイム
痛みや腫れについて
麻酔を使用して施術を行った場合、施術中の痛みはほとんど感じません。施術後は、多少の痛みを感じるかもしれませんが、耐えられる程度の痛みであることがほとんどです。
また、注入後2日間くらいは、腫れの症状があらわれることがあります。自然に治まっていくので過度な心配は不要です。
術後の過ごし方
ダウンタイムがほとんどない施術であり、当日からメイクをしても問題ありません。
腫れや痛みの症状は術後数日で治まることが多いです。内出血の症状がでてしまった場合は、改善までに2週間ほどの期間を要することがあります。
マッサージや入浴・スポーツなどは肌に刺激を与えなければ問題ありませんが、できれば翌日以降にするのが好ましいです。
鼻のヒアルロン酸注入の費用相場
ヒアルロン酸注入は自由診療で行われるため、費用はクリニックによって大きく異なります。また注入量や使用するヒアルロン酸の質によっても費用に差がでます。
一般的な相場は50,000円くらいですが、長期間にわたって持続するヒアルロン酸だと100,000円くらいになります。クリニックによっては、同様の種類のヒアルロン酸でも2倍前後の差が生じることがあります。
銀座S美容形成外科クリニックの場合は、ヒアルロン酸1ccあたり108,000円から施術を受けることができます。
鼻のヒアルロン酸注入の失敗例
《鼻が横に広がる》
注入量が多かったり頻繁に施術をしたりしていると、ヒアルロン酸が横に広がってしまうケースがあります。これには医師の腕前やヒアルロン酸の質も関係しています。
改善のためには自然な吸収を待つか、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸の分解酵素)で溶解させるなどの対処法が取られます。
《注入位置によって鼻の形が不自然になる》
自身の希望と異なる位置にヒアルロン酸を注入されてしまうと、術後理想とはかけ離れた不自然な鼻になってしまうことがあります。
ヒアルロン酸注入はどの位置にヒアルロン酸を注入するかによって、鼻の形が大きく変わります。そのため、適切な位置に適量を注入することがとても大切となります。
《しこり・凹凸ができる》
しこり・凹凸ができる原因として、ヒアルロン酸の吸収速度の違いがあります。均等に吸収されていけば問題ありませんが、部位によって吸収速度が異なる場合はしこりのようになってしまうことがあります。
また皮膚の薄い部位に注入した場合もしこり・凹凸が発生しやすい傾向があります。しこり・凹凸は部分的に発生することが多いため、狭い部位に大量に注入した場合も発生することがあります。
トラブルを防ぐためには信頼できる医師の施術を受ける必要があり、料金の安すぎるクリニックは避けるのが得策です。
《血流障害を引き起こす》
稀ではありますが血管に液剤が入ってしまったり、ヒアルロン酸が血管を圧迫してしまったりすることで血流障害を引き起こすことがあります。
施術を受けた部分が赤色や紫色になったら血流障害が起きている証拠で、重度になると皮膚が壊死してしまいます。
皮膚が変色してきたり、異常な痛みを感じたりした場合はすぐに施術を受けたクリニックに相談してください。
鼻のヒアルロン酸注入を受ける上での注意点
《無理のある注入を行わない》
美容整形はやりすぎると逆効果になるので、適度に行うことが大切です。欲張りすぎて整形失敗というケースは少なくないので、顔全体のバランスを考慮して無理のない量を注入してください。
《”安さ”でなく”質”で選ぶ》
ヒアルロン酸の安さと質は比例するので、安さだけで選ぶのはよくありません。安さには必ず理由があると認識しておく必要があります。
特にヒアルロン酸は、注入する製剤の質によって術後の仕上がりに大きな差が出ます。安さだけで選ぶと予期せぬトラブルを招くこともありますので、しっかりと質にも着目するように心がけましょう。
《技術力の高い医師を選ぶ》
ヒアルロン酸注入はプチ整形と言われているものの、高い技術力を必要とする施術です。
経験の浅い医師に施術を受けると、失敗のリスクが高まったり、理想とは程遠いデザインにされてしまったりすることもあります。
医師を選ぶ際には、これまでの経験、専門分野、第三者からの評価、カウンセリングでの印象など、さまざまな判断基準から総合的に判断するようにしましょう。
ヒアルロン酸注入の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
鼻は顔のパーツのなかでも大きく印象を左右する部位の一つです。そんな鼻が曲がっている斜鼻と呼ばれる症状にお悩みの方は少なくありません。
そこで今回は、斜鼻の原因や美容医療での修正手術などについて詳しくご紹介していきます。
斜鼻とは
《斜鼻の症状や特徴》
斜鼻とは、その文字のとおり鼻筋が曲がってしまっている鼻の状態を指します。S字に曲がっていたり、捻れているような状態だったりと、斜鼻の形状は様々です。
斜鼻であることは、審美的な悩みだけではなく、日常生活を送る上でもさまざまな支障をきたします。
《斜鼻の原因》
斜鼻は生まれつきで先天的なもの、または事故・ケガなどによる外傷性のもの、という二種類のタイプがあります。
後者は、鼻にボールが強くあたったとか、転んで鼻強く打ち付けたとかそういった出来事がきっかけで起こります。一方先天的な斜鼻については、その詳しい要因やメカニズムについては解明されていません。
斜鼻がコンプレックスとなる理由
《顔全体が曲がって見える》
顔のパーツはバランスが大切であり、特に中心に位置する鼻は重要な部位の一つです。特定のパーツがゆがんでいるだけで、顔全体のバランスを崩すことになります。
斜鼻がコンプレックスを招くのは、顔全体の印象が曲がって見えてしまうためです。わずかに鼻が曲がっているだけで、容姿を大きく変えてしまう原因となります。
《鼻呼吸がしづらくなることによる支障》
斜鼻は見た目に影響するだけでなく、鼻呼吸をしづらくし日常生活に支障をきたす場合もあります。
口呼吸をすると口内が乾燥しやすくなり、口臭や歯周病のリスクを高めます。また、いびき・頭痛・睡眠時無呼吸症候群を招くこともあります。
斜鼻修正手術について
斜鼻修正手術で代表的な治療方法は骨切りによる施術です。そのほかにもヒアルロン酸注入、シリコンプロテーゼ挿入などによる修正の方法もあります。
根本から完治させたい方には骨切りが最適で、確実に修正して顔のバランスを調整することが可能です。また、長期のダウンタイムを避けたい方にはプチ整形とも言われるヒアルロン酸注入による施術がおすすめで、価格も安く抑えられます。
”顔の中心に位置する鼻筋が曲がっていると、全体がアンバランスに見えてしまいがちですが、斜鼻修正術を受けることで、歪みの解消につながることで、顔全体のバランスもよくなり、スッキリと美しく仕上がると言われています。 ”
骨切りによる斜鼻修正
《施術概要》
骨切りによる施術は、鼻の歪みの原因である骨や軟骨に直接アプローチすることで、斜鼻を根本から完治させることができる施術です。
施術時間は30分~1時間程度です。施術はカウンセリングでデザインやバランスを明確にし、それから麻酔・手術という流れで行われます。
手術後は鼻を冷やすことでダウンタイムを軽減させ、早期の回復を促します。その後、1週間ほどで抜糸をし、あとは経過を見守ります。
《費用の相場》
骨切りによる施術は健康保険の適用とはならず、全額自己負担となります。費用の相場はクリニックによって違いますが、400,000〜600,000円くらいと考えておくといいです。
骨格を切除するので確実に形状を変えることができ、効果は半永久的に続きます。
《ダウンタイムについて》
ダウンタイムの期間は1~2週間程で、腫れ・内出血などが生じます。これらの症状は時間とともに軽減するので過度な心配は不要です。
ただし鼻をかむときは強くかみすぎると、鼻血が出ることがあるので注意してください。完全に回復するまでの期間は1ヶ月程と考えておくのが目安で、その間は鼻に不要な負担をかけないように安静に過ごしましょう。
《メリットについて》
最も確実な治療方法で半永久的に効果が続くのがメリットです。
ヒアルロン酸を注入する方法も人気ですが、少しずつ時間の経過とともに元に戻ってしまいます。また曲がりの度合いによっては、注入しても鼻の曲がりが目立ってしまうことがあります。斜鼻の症状が重度で一度きりの施術で完治を望む場合は骨切りの施術が向きます。
《デメリットについて》
メスを使用した手術になるのでダウンタイムが長く、腫れや内出血がしばらく続くのがデメリットです。
また手術全般に言えることですが、様々なリスクも存在します。骨を削るという大掛かりな施術であるからこそ、こうしたリスクについて理解を深めておくことが大切です。
ヒアルロン酸注入による斜鼻修正
《施術概要》
斜鼻修正をしたいけど「切開は怖い…」という方には、ヒアルロン酸注入をおすすめします。もともと体内にも存在するヒアルロン酸を注入するだけなので、どのような方にもアレルギー症状などのリスクが低く安全性の高い施術です。
切開の必要がないため、痛み・腫れが少なくダウンタイムも短いのが魅力の一つです。施術に要する時間も短く、20分ほどで終了します。
《費用の相場について》
相場は骨切りより大幅に安く、ヒアルロン酸の種類にもよりますが相場は50,000〜150,000円くらいです。
持続性の高いヒアルロン酸だとその分価格が高額になりますが、通院頻度を減らすことができます。しかし、ヒアルロン酸は体内に少しずつ吸収されるため、効果は永久的ではありません。
《ダウンタイムについて》
ヒアルロン酸注入による施術は、ダウンタイムが非常に短いことが魅力の一つとして挙げられます。
術後直後から3日ほどは、腫れや痛みのような症状が出ることはありますが、多くの場合その症状はとても軽いでしょう。翌日から仕事などに復帰できるケースもあるようです。
《メリットについて》
骨を切るという大掛かりな施術を受けることに抵抗のある方はたくさん居ます。
ヒアルロン酸注入のメリットは、注入するだけなので比較的手軽に施術を受けられることにあります。また、時間の経過とともに吸収されて行くので安心して施術を受けることが出来ます。
《デメリットについて》
気軽に受けられるヒアルロン酸注入ですが、効果は永久的には続きません。
はっきりとした効果を実感できるのは施術から半年〜1年間ほどで、その後は効果が弱くなっていきます。長期間に渡って効果を持続させたい場合は、定期的に注入する必要があるのがデメリットでしょう。
プロテーゼ挿入による斜鼻修正
《施術概要》
斜鼻修正のプロテーゼ挿入はプロテーゼと呼ばれる固形の人工物を鼻に挿入することで、鼻筋が通った状態を半永久的に維持できる施術方法です。
理想の形状になるようにプロテーゼで調整するので、しっかりとご自身の鼻にあったプロテーゼが挿入されればブタ鼻になる心配はないでしょう。
施術時間は30分程度です。施術の流れは、カウンセリングでデザインを決めてから局部麻酔をして手術・冷却となります。抜糸は1週間後くらいに行われ、その後は経過観察を行います。
《費用の相場について》
プロテーゼ挿入による費用は300,000〜400,000円ほどで、骨切りよりは施術費用が抑えられることが多いです。
ヒアルロン酸注入と比べると費用は高額ですが、半永久的に効果が続くのが魅力です。
斜鼻施術を検討している方は、まずはヒアルロン酸注入をしてみて、効果に満足ができなかった場合にプロテーゼのような他の方法を検討するケースが多いようです。
《ダウンタイムについて》
ダウンタイムは1週間くらい必要で、痛みや腫れを伴います。場合によっては内出血の症状が現れることもあります。
個人差がありますが、早くて3日程度、長くて1〜2週間ほどで徐々に収まっていくでしょう。
ダウンタイム中は安静にして身体に刺激やストレスを与えないことが重要です。できるだけ安静に過ごすようにしてください。
《メリットについて》
プロテーゼ挿入は骨切りほど大掛かりな手術ではなく、かつ料金が骨切りより安い施術ではありますが、半永久的に効果が期待できることがメリットとして挙げられます。
ヒアルロン酸注入で対処をしていたけれど定期的な注入が負担になり、プロテーゼ挿入に施術を変えたというケースも多いです。
《デメリットについて》
斜鼻修正のプロテーゼ挿入は体内に人工物を挿入するため、ダウンタイムが長くなりやすいです。治療費は骨切りよりは安価ですが、それでも300,000円は超えることが多いです。
施術時間は30分程度ですが、痛みや腫れは数日程度続くので、仕事や学業などへ支障をきたしてしまう可能性も考えられます。
斜鼻の修正を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
鼻のヒアルロン酸注入は、注射のみで行える方法で、”プチ整形”と呼ばれるほど人気のある美容医療の一つです。
では、このヒアルロン酸注入を鼻に行うことで、どんな効果があるのでしょうか。
そこで今回は、鼻のヒアルロン酸注入で得られる効果と持続期間を注入位置別に紹介していきます。
鼻のヒアルロン酸注射の効果は6ヶ月〜1年ほど
鼻のヒアルロン酸注入に使用するヒアルロン酸は、時間の経過とともに体内へ吸収されていく成分です。
そのため、効果は一時的で、持続期間は半年〜1年ほどです。効果を維持するには、定期的な施術が必要でしょう。
しかし、こうした期間はあくまでも目安であり、使用するヒアルロン酸の種類・体質・注入位置などによって異なってきます。
”鼻に使われるヒアルロン酸は硬いものが多く、形を維持しやすいという特徴があります。鼻のヒアルロン酸注射は6ヶ月程度持続すると言われています。しかし、鼻の場合はしこりになって残ってしまうこともあるので注意しましょう。”
鼻のヒアルロン酸注入の効果
《即効性を感じられる》
鼻のヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸を入れたい部分に直接注入し、ジェル状の液体によって注入部位を盛り上げます。
それによりふっくらと立体感が出て、即効性を感じることが可能です。
《目と目の距離が近く見える》
鼻のヒアルロン酸注入をすることで、鼻が高くなるという効果だけでなく、目と目の距離が近く見える効果も期待できます。
物理的に内側に寄ったわけではありませんが、目と目の間が高くなったことによって距離が近く感じられるでしょう。
鼻のヒアルロン酸注入の部位別で得られる効果
《鼻根部へヒアルロン酸を注入することで得られる効果》
鼻根部は、皮膚に空間があり、ヒアルロン酸を保持することが可能なため、鼻を高くするのに向いている部位と言われています。
ただし、入れすぎによって眉間と鼻根部の高さが同じになり、不自然なデザインになってしまうので注意しましょう。
《鼻背部へヒアルロン酸を注入することで得られる効果》
鼻背部は”鼻筋”にあたる部分で、ここに注入することで、鼻を高くする・すっとした通った鼻筋にする効果が期待できます。
しかし、鼻背部は皮膚が薄く、そのすぐ下には硬い骨や軟骨があるため、大量のヒアルロン酸を注入することは難しいとされています。
そのため、一般的には鼻根部〜鼻背部にかけて施術を行います。
《眉間へヒアルロン酸を注入することで得られる効果》
眉間は皮膚が厚く皮膚のゆとりもあるため、ヒアルロン酸注入に向いている部位とも言えます。
眉間にヒアルロン酸を注入することで、眉間を出すことが可能です。これによって彫りの深い立体感のある顔立ちにする効果が期待できます。
《鼻先へのヒアルロン酸注入で鼻先を出す効果を得るのは難しい》
鼻先へのヒアルロン酸注入を希望する方も多いですが、鼻先にヒアルロン酸注入をしても高く尖らせることは難しいと考えられています。
ここに注入するとヒアルロン酸が広がり、かえって団子鼻のような鼻になってしまいます。また、この部分の皮膚は薄く、ヒアルロン酸を注入することで血行不良になり、皮膚が壊死してしまうリスクも高まります。
そのため、鼻先を高く尖らせたいという場合には、鼻中隔延長や鼻尖形成を検討してみましょう。
鼻のヒアルロン酸はデメリット・リスクを理解しておくことが大切
鼻のヒアルロン酸注入は、鼻を高くする・曲がった鼻の形を整える・外国人のような立体的な顔立ちにするといった効果が期待できます。また、ヒアルロニダーゼという分解酵素によって、元に戻すことも可能です。
しかし、メリットばかりではなく、持続期間が限られている・定期的な施術によってトータルの費用が高額化する・感染症を引き起こすなどのデメリットやリスクも存在します。
そのため、施術を受ける前には、メリット・デメリットを十分に理解してから受けることが大切です。
鼻のヒアルロン酸注入を検討中の方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
鼻のヒアルロン酸注入は、”ダウンタイムがほとんどない”と言われています。
しかし実際には、注射を使用するため、多少のダウンタイムが必要です。
そこで今回は、そんなヒアルロン酸注入のダウンタイムの中でも、見た目に影響が出る”腫れ”に関する情報を紹介していきます。
鼻のヒアルロン酸注入の腫れ
《腫れは数時間後〜3日ほどで落ち着いていく》
鼻のヒアルロン酸注入の腫れは個人差がありますが、数時間後〜3日ほどで徐々に落ち着いていきます。
腫れが出ている期間は、メイクやマスクでカバーすることが可能でしょう。
《使用するヒアルロン酸の種類によって腫れが異なる》
鼻に注入するヒアルロン酸には種類があり、ヒアルロン酸の粒子が大きくなれば腫れも強くなる傾向にあります。
ただし、クリニックによって取り扱っているヒアルロン酸の種類が異なります。
そのため、ダウンタイムの日数や持続性、それぞれのヒアルロン酸の特徴などと比較しながら選ぶと良いでしょう。
鼻のヒアルロン酸注入の腫れを抑える方法
《腫れが出ている期間は血行が良くなる行動を控える》
鼻のヒアルロン酸注入は、術後の生活に制限がほとんどない美容整形ですが、多少なりとも「腫れ」が伴います。
この腫れが出ている期間に血行が良くなると、腫れを強めたり長引かせたりする可能性があります。
そのため、最低でも当日〜数日ほどは入浴・スポーツ・飲酒などの血行が良くなる行動を控えましょう。
術後の強い腫れは感染症・アレルギーを引き起こしている可能性がある
鼻へのヒアルロン酸注入後、強い腫れ・痛み・発赤などの症状が落ち着かない・さらに悪化している場合、感染症やアレルギーを引き起こしている可能性が考えられます。
この対処方法として、感染症やアレルギーの元となっているヒアルロン酸をヒアルロニダーゼという分解酵素で溶かす方法や、抗生物質の投与などで治療する必要があります。
そのため、感染症・アレルギーが疑われる場合には、受けたクリニックや近くの医療機関に相談しましょう。
”痛みや腫れが強い場合や、注入していない部位の変色(例:ほうれい線に注入したのに鼻が紫に内出血のようになった等)は必ず早めにクリニックにご連絡ください。”
鼻のヒアルロン酸注入の腫れについてお困りのことは、一度ご相談ください
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容・形成外科クリニックにご相談ください。
鼻のヒアルロン酸注射は、メスを使わずに鼻の形を整えることができる美容整形の一つです。
しかし、切らない方法といっても、注射で行う施術のため、わずかですが腫れや内出血、痛みなどの症状が伴うこともあります。
そこで今回は、鼻のヒアルロン酸注射のダウンタイムについて、症状別の日数と過ごし方を紹介します。
鼻に注射するヒアルロン酸施術のダウンタイム日数
《3日〜1週間ほど》
鼻に行うヒアルロン酸注射は、注射のみで行える方法のため、鼻プロテーゼや骨切りといった大がかりな鼻整形よりもダウンタイムは短いです。
ただし、使用するヒアルロン酸の種類・鼻の皮膚の薄さ・身体の修復力などで異なります。
目安は、3日〜1週間ほどで、長引いても2週間ほどの短いダウンタイムで済むのが、この施術の特徴です。
鼻のヒアルロン酸注射のダウンタイム中に伴う症状
《腫れは3日〜1週間ほど》
個人差がありますが、腫れが3日ほど伴います。長引いても約1週間で落ち着くでしょう。
《痛みも3日〜1週間ほど》
痛みも腫れと同様に、3日〜1週間ほどで徐々に消失していきます。
この期間は、内出血による痛みだけでなく、洗顔時・メイク時などに鼻に触れると痛みが生じます。そのため、約1週間は鼻に刺激を与えないように注意しましょう。
《内出血は1〜2週間ほどで消失していく》
鼻にヒアルロン酸を注入する際、注射針が血管を傷付けた場合、内出血が生じます。
内出血は、目立たなくなるまでに1〜2週間ほどの時間が必要です。
その期間は、コンシーラーやファンデーションを使用することで、カバーができます。
鼻のヒアルロン酸注入後のダウンタイムの過ごし方
《施術当日は血行が良くなる行動を控える》
鼻のヒアルロン酸注射を受けた当日は、入浴・激しい運動・飲酒などの血行が良くなる行動を控える必要があります。これは、その行動によって、腫れ・内出血・痛みといった症状を強くしたり長引かせてしまったりする恐れがあるからです。
基本的に翌日以降からであれば問題ないとされていますが、症状が出ている間は、控えた方が良いでしょう。
《メガネやサングラスは3日ほど使用を控える》
ヒアルロン酸注射を受けてから3日ほどは、眼鏡やサングラスの重みによって形が変わってしまう可能性があります。
そのため、最低でも3日は、使用を控えましょう。
”ヒアルロン酸はジェル状の物質なので外部から力をかけてしまうと形が変形してしまう可能性があります。そのため、施術後2日間はメガネやサングラスをかけたり、鼻を強くかむといった行為は控えた方が良いとされています。”
《マッサージやエステは1週間ほど控える》
メガネやサングラスの使用と同様に、マッサージ・エステなども外から力が加わるため、形が変わるリスクがあります。
そのため、1週間ほどは患部への施術を控えましょう。
異常な赤み・腫れ・熱感は早めに医療機関に相談しよう
鼻に行うヒアルロン酸注射は、アレルギーの発症頻度は少ないとされていますが、低品質なヒアルロン酸や、麻酔成分が配合されたものを使用すると、アレルギーを引き起こしてしまうことがあります。
特に、異常な赤み・腫れ・熱感が施術直後から続いている、術後よりも悪化している、1週間以上続いているという場合には、アレルギーが考えられるので、早めに医療機関へ相談しましょう。
鼻のヒアルロン酸注入に不安な方は、一度カウンセリングでご相談ください
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容・形成外科クリニックにご相談ください。
鼻へのヒアルロン酸注射は、切開をせずに注射のみで、鼻を高くしたり整えたりする美容整形です。
しかし、注射を使用する以上、多少なりとも痛みが伴います。
ここでは、鼻に行うヒアルロン酸注射の術前後の痛みと注意点を紹介します。
鼻のヒアルロン酸注射は麻酔で痛みを感じる
鼻へのヒアルロン酸注射では、使用するヒアルロン酸の種類などによって使用する麻酔も異なりますが、局所麻酔を行うケースが多いです。
この麻酔薬を注入する際に強い痛みが伴います。
痛みの強さや感じ方には個人差がありますが、「筋肉痛が1点に集中するような痛み」「鼻を強く圧迫したような痛み」というようなイメージです。
ヒアルロン酸の注入時にも痛みを感じる
麻酔は痛みを最小限に抑えるために使用します。
しかし、麻酔をしたからといって、注入時の痛みが全くなくなるというわけではありません。この時も麻酔時のような痛みが伴うでしょう。
”鼻に注射するヒアルロン酸は鼻梁に高さを保持する必要があるので、粘度の高い薬液が注入されることになります。そのおかげで他の部位に比べても痛い印象を持つ方が多いようです。”
術後は触った時に痛みを感じることが多い
個人差にもよりますが、【腫れ】【内出血】【触ったとき】に痛みを感じることがあります。
こうした症状が気になる場合には痛み止めを服用することで症状は緩和しますが、多くの場合、何もせずに過ごすことができるでしょう。
鼻のヒアルロン酸注射の痛みに関する注意点
《術後の強い痛みは血流障害が疑われる》
施術後に痛みを感じることはありますが、注入時よりも強い痛みを感じる、皮膚の色味が紫色や赤色になっているという場合には、「血流障害」が疑われます。
これは、注入したヒアルロン酸が血管内に入り込み、血管が圧迫されている状態です。
この状態を放置すれば、へこみ・赤みが残るだけでなく、皮膚の壊死が起こる危険性もあるため、早急に医療機関へ相談してください。
《強い痛みや腫れはアレルギー反応が疑われる》
そもそもヒアルロン酸注射では、体内に存在する成分に近しい薬剤を使用するため、ヒアルロン酸自体にアレルギーが起こる可能性は低いと言われています。
しかし、薬剤に含まれている不純物質やそのほかの成分、痛みを和らげるために打つ局所麻酔の成分などでもアレルギーが起こることがあります。
特に、かゆみがある・注入時よりも膨らんでいるといった場合には、「アレルギー」が疑われるため、早急に医療機関に相談しましょう。
鼻へのヒアルロン酸注入で不安なことはカウンセリングでご相談ください
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こんにちは。
今回は、ヒアルロン酸で横顔美人を目指して、おでこと顎のヒアルロン酸治療をご紹介します。
側面からの顔の印象は、おでこ、鼻、あごの高さのバランスに影響されます。
鼻を高くする隆鼻術をしても、おでこと顎の高さが足りないと、不自然なイメージが残ります。
おでこを高くするには、ヒアルロン酸注射と、脂肪注入があります。
あごを高くするには、ヒアルロン酸注射と、顎のプロテーゼ挿入があります。
あごにも脂肪注入は可能ですが、あまりシャープな形には向かない治療です。
手術以外の治療法であれば、やはりヒアルロン酸注射になります。
ヒアルロン酸は、シワを改善させるだけではなく、輪郭を作り出す目的でも使用します。
ひたいとあごにヒアルロン酸を注射した患者様をお示しします。
額には6cc、顎に1cc のヒアルロン酸を注射しています。
正面からでは分かりにくいかもしれませんが、
斜め、特に側面からは、変化がよく分かると思います。
顔の高さのバランスが整うと、大人の女性といった上品なイメージになりますね!
日本人の場合、鼻が低いことはコンプレックスとして多いですが、全体のバランスも忘れてはいけません。
今の鼻の高さを最大限生かして、バランスを良くするだけでも印象は変わります。
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こんにちは。
目の下のクマは、女性にとっては最も嫌な事のひとつではないでしょうか?
患者様からのご相談も増えている印象です。
老化でクマが目立ってきた、という患者様の多くは、下のような状態です。
小ジワであれば化粧で何とかごまかせても、このような凹凸になると、化粧でもカバーしにくいと思います。
目の下の典型的な老化現象は、次のふたつが挙げられます。
① 下まぶたの皮膚がたるんできて、ふくらみが大きくなってくる
② 逆にその下のくぼみは深くなってくる
①の原因としては、眼窩脂肪です。
眼窩脂肪といえば上まぶたにも存在しますが、眼球を保護する役目があり、下まぶたにもあります。
老化とともに、眼窩脂肪を包む膜や皮膚が緩んできて、眼窩脂肪が徐々に前にせり出してきて、ふくらみが目立つようになります。
ふくらみを取るためには、眼窩脂肪の切除が必要ですので、治療としては手術になります。
手術方法は大きく二つあって、
一つは、下まぶたの裏側を切開して脂肪を切除する、結膜脱脂です。
もう一つは、皮膚側を切開する方法です。こちらは、皮膚のたるみも目立つ場合に行います。
②の原因は、頬の脂肪が減ってしまったり、下垂するためです。
図のように、頬にある脂肪が減ってくると、くぼみが目立ってきます。
治療法としては、脂肪注入やヒアルロン酸注射が代表的です。
ちなみに、20~30代の若い方でクマが目立つ場合は、次のような原因かと思われます。
① もともと目の下のくぼみがある
② 目の下の皮膚がくすんで見える
②の原因は、皮膚そのものにくすみがある、筋肉などの皮下組織が透けて見えている、などが挙げられます。
皮膚そのもののくすみは、目をよくこすっていたり、乾燥やかぶれなどの皮膚トラブルによる赤みや色素沈着です。
一度くすんでしまうと、根治的に色を取り除くのは難しくなります。
筋肉などが透けて見えるのは、下まぶたの皮膚が非常に薄いためです。
こちらも治療は難しくなりますが、皮膚直下に脂肪やヒアルロン酸・ベビーコラーゲンなどを注入する治療を行っています。
若い方のクマの場合でも、くぼみを改善することで、良い改善効果が得られます。
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こんにちは。
今回は、今や定番の美容治療となった、ヒアルロン酸注射 についてです。
ヒアルロン酸注射は、法令線やゴルゴライン、マリオネットラインなどのシワ治療の他、鼻や顎を高くするなど、幅広く行われてきた治療ですね。
しわを目立たなくするために、しわの部分に注入するというのは、今までやられてきた方法で、もちろん今もそうです。
しかし、最近では新しい概念のもと、新たな注入法 が進化してきました。
新しい概念とは、皮膚・皮下組織・骨までを含めた加齢性変化です。
年を取ると、皮膚がたるんでくる、というのは誰しも感じますね。
実はその他に、皮下の脂肪組織が下垂する、顔面骨が委縮する、という加齢性変化も、見た目の老化に大きな影響を与えています。
例えば、脂肪組織が下垂したりボリュームが減ることで、くぼみが目立ち、フェイスラインは崩れてきます。
顔面骨が委縮することで、目がくぼみ、頬がこけて、顔全体のたるみがより助長されます。
この加齢現象を、ヒアルロン酸でカバーしようというのが、新しい注入法です。
具体的な注入方法は、以前のブログにもアップしていますので、ご覧いただければ幸いです。
このたび、ヒアルロン酸製剤の最大手、アラガン社のセミナーに参加しました。
今回のセミナーは、シンガポールと中継して、リアルタイムでご遺体の顔面解剖を実況するという会でした(驚)
顔面解剖をみっちり学び、注入技術をより高める、という、大変貴重な機会となりました。
学んだことを、患者様に還元していけたらと思います。
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こんにちは。
たるみの治療は美容医療の王道ですが、なんとも奥が深いです。
そもそもたるみは、単に皮膚が緩むだけではありません。
皮膚の下の脂肪組織のボリューム不足や下垂にも大きく影響されます。
さらに、加齢とともに顔面骨の形は大きく変化していきます。
骨の量が減っていくことでより凹みが大きくなり、たるみを助長します。
たるみの治療は、超音波や高周波などの非手術治療から、ヒアルロン酸などの注入治療、糸リフトやフェイスリフトなどの手術治療が挙げられます。
一つだけで永続的な効果がある治療はなく、通常はいくつかの治療を組み合わせることが多いです。
さらには、継続的にメンテナンス治療を行っていくことが大切です。
以前は、手術であればフェイスリフトが行われていましたが、今では糸によるリフトが主流になっています。
さらに、脂肪注入やヒアルロン酸注入を併用することで、より効果的な結果が出せます。
今回は、糸によるリフト手術と、ヒアルロン酸注入を同時に施行された患者様です。
モニターのご協力ありがとうございました。
糸の種類はいくつかありますが、たるみが多いので、引き上げ効果が高いミラクルリフトという非吸収糸でのリフトを選択しました。
ヒアルロン酸は、法令線と口角シワ部分に2ccを注入しました。
手術のイメージです。青線はミラクルリフトで、赤丸はヒアルロン酸注入部位です。
術前 と 術後1週間目です。1週間目だと、若干のむくみと凹凸があります。
後戻りを考慮して、通常はやや過矯正ぎみに引き上げています。
術前 と 術後1か月 です。
経過とともに徐々に後戻りはあるのですが、なるべく効果を維持するためには、メンテナンス治療が大切です。
今後は、定期的なヒアルロン酸注入をお勧めしました。
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今回は、ヒアルロン酸注射の新しい注入法をご紹介します。
ヒアルロン酸注射というと、基本的にはシワに注入して目立たなくする治療です。
しかし、シワはその部分だけの老化ではなく、顔全体のたるみからできるものです。
例えば、口元やほうれい線のしわが徐々に目立ってくるのは、頬のたるみが原因です。
さらにいうと、たるみは皮膚だけの問題ではなく、皮下の脂肪組織や靭帯、顔面骨の加齢性変化によって生じるものです。
従来は、フェイスリフトという手術でこれらの組織を引き上げることが唯一の治療でした。
最近は糸リフトもありますが、組織の引き上げをヒアルロン酸注射で代用するのが新しい注入法です。
具体的には、頬を引き上げるために、従来は注入していなかった頬上部にも注入します。
引き上げた状態でヒアルロン酸を適正なポイントに注入することで、下がらないようストッパーの役目をします。
引き上げた状態のまま画びょうで止めておくようなイメージでしょうか?
実際にこの方法で注入した患者さまになります。
赤い部分が、ヒアルロン酸を注入したポイントです。
注入前 と、注入直後 です。
同じく、注入前 と、注入直後 です。
注入前 と 注入直後 です。
ほうれい線や口周りのシワには直接注入していないのですが、シワが浅くなっているのがお分かりでしょうか。
また頬上部のボリュームが増すことで、輪郭が逆三角形に近づきますので、より引きあがったイメージが再現できます。
ヒアルロン酸注入法は日々進化しており、いまや美容医療にはなくてはならない存在です。
また、抗老化対策としても、非常に有効だと思います。
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こんにちは。
今回は、ヒアルロン酸注射 についてご紹介します。
今や、美容医療で最も多く行われている治療の一つだと思います。
法令線や口角のシワ、目の下のくぼみなどに注射することで、シワを目立たなくする治療です。
最近は、シワに直接注射するだけでなく、新たな注入法が開発されています。
骨格や軟部組織の加齢性変化に対して、ヒアルロン酸注射で若返りを目指す注入法です。
これに関しては、別の機会にお話しします。
法令線と口角のしわ(マリオネットライン)に、ヒアルロン酸を片側1cc、両側合わせて2ccを注入したモニター様をお示しします。
ご協力ありがとうございました。
注入前、注入直後、注入2週間です。
しわの深さを考慮すると、もう少し注入すればさらに良くすることもできます。
しかし、すごく変わってしまわないようにとの患者様のご希望もあったので、あくまで自然に見える状態が結果としてベストだと思います。
ヒアルロン酸注射は、でこぼこになってしまうのでは…という不安をお持ちの方もいらっしゃいます。
適正な量を、適正な部位(場所や深さ)に注入すれば、通常はそのようなことはありません。
また、すぐなくなってしまいますよね…という方もいらっしゃいます。
ヒアルロン酸の製剤も大変進歩しており、種類にもよりますが、1年~2年かけて徐々に吸収されますので、1年おき程度のメンテナンス注射で、十分に良い状態を維持できると思います。
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