ゴルゴライン(ミッドチークライン)は、老け顔の大きな要因となる症状のひとつです。
そんなゴルゴラインは、いくつかの美容医療の施術によって改善することができます。
今回はその中でも、ヒアルロン酸注入によるゴルゴラインの修正術について詳しくご紹介していきます。
ゴルゴラインとは
ゴルゴラインとは、目頭から頬の中心あたりに向かって、斜め下方向に生じるシワのようなラインのことを言います。ミッドチークラインと呼ばれることもあります。
このラインは一見シワのように見えるのですが、実はシワとは異なる原因によって生じるものです。そのため、年齢を重ねた人に出来る場合が多いものの、若い人に出来ることも珍しくありません。
《ゴルゴラインの原因》
ゴルゴラインは、顔の中にある靭帯が原因となって生じる溝のようなものです。全ての人間の顔には骨格と皮膚をつなぐ靭帯が存在しており、それが皮膚に付着することで溝のように見えるのです。
その靭帯の発達の程度は一人ひとり差があるので、元々発達している人は若くてもゴルゴラインができやすくなります。
また、靭帯がある部分にはたるみが出来にくいため、それ以外の部分の筋肉が緩んでたるみが出来ると、境目が目立って溝が深くなったように見えることもあります。
ヒアルロン酸注入によるゴルゴライン改善治療
《施術の概要》
一度ゴルゴラインが目立つようになってしまうと、自分の努力や工夫でそれを解消するのは難しいのです。しかし、美容外科での治療によって改善することは可能です。
その治療法の代表的なものがヒアルロン酸注入です。ラインが出来ている部分やその周囲にヒアルロン酸を注入します。
溝のようになった部分に膨らみを持たせたり、たるみが改善されることでゴルゴラインが目立たなくなります。
”ゴルゴラインに直接ヒアルロン酸を注入し、肌にふくらみを持たせることで改善が期待できます 同時にヒアルロン酸によって肌機能の活性化も見込めるので、肌のハリ・キメも良くなるでしょう。”
《ヒアルロン酸注入による改善策が向く人》
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入は、そのことに悩まされている全ての人に向いているわけではありません。
この治療法が向いている人は、まだラインがまだ溝が浅めで症状が軽度な人です。
ゴルゴラインが深くなっている人には、残念ながら向いているとは言えません。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入のメリット
《施術直後から効果を実感できる》
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入にはいくつかのメリットがあります。
その一つは施術後すぐに改善の効果が実感出来ることです。施術時間も短時間なため、できるだけすぐに効果を得たい方に向く施術です。
その効果の持続時間は短い場合には3ヶ月くらい、長くても半年ほどだとされています。
《ヒアルロニダーゼで修正することが可能》
この治療法のメリットとしては、ヒアルロニダーゼによって修正することが可能な点も挙げられます。
ヒアルロニダーゼとはヒアルロン酸を分解する酵素のことです。
例えば左右で差が生じたり、注入し過ぎで膨れたりといったように、施術後の見た目に不満が生じた場合にヒアルロニダーゼを少量注入することで、その効果を打ち消して元の状態に戻して修正することができます。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入のデメリット・リスク
《腫れ・内出血・痛みが伴う》
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入にもデメリットやリスクがないわけではありません。
一般的にはダウンタイムはほとんどないとされていますが、実際には腫れ・内出血・痛みといった症状が生じることがあります。腫れや痛みは、日常生活に影響を与えるほどのものでは無く、術後数日で改善されるでしょう。
内出血の主な原因は、注入の際に針で毛細血管を傷付けてしまうことなどが挙げられます。内出血が出てしまった場合は、1週間ほどメイクで隠すなどの対処が必要になります。
《持続期間が限られている》
効果の持続時間が限られていて、多くの場合3〜6ヶ月ほどで効果が薄れてしまいます。
注入した後には半永久的にその場所にとどまるのではなく、体内に徐々に吸収されるという性質から、このデメリットは避けることが出来ません。
そのため、効果を長期に渡ってもたらすためには、定期的な注入が必要です。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入の痛み・麻酔について
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入の痛みはほとんどないとされています。
また、注入時には麻酔クリームを塗ることが多いので、心配するほどの痛みはありません。
ただし、注入量によっては鈍痛を感じたり、1〜2週間ほど筋肉痛のような軽い痛みが出たりする可能性があります。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入のダウンタイムについて
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入の特徴には、ダウンタイムが短いという点も挙げられます。
しかし、稀に注入した部分に内出血・赤み・腫れ・硬さといった症状が生じることがあり、その場合のダウンタイムは1〜2週間くらい必要になります。
また、この治療法を受けた後の過ごし方にも注意するべきことがあります。内出血が生じたり、仕上がりに悪影響が出たりするのを避けるために、施術の当日は飲酒や激しい運動、入浴を避ける必要があります。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入の費用相場
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入は保険適用外の治療となるので、かかる費用はクリニックによって違ってきます。また注入するヒアルロン酸の種類や量によっても変わります。
大体の費用相場としては、40,000〜100,000円ほどと考えれば良いでしょう。
ゴルゴラインにお悩みならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
ダブロは、照射の施術のみで外科的な施術と同じくらい高い効果が得られる魅力的な施術です。特にリフトアップ効果や美肌効果などが期待できる施術です。
今回はそんなダブロの、ほうれい線やゴルゴ線(ゴルゴライン、ミッドチークライン)への効果について詳しくご紹介していきます。
《ダブロとは》
ダブロとはマシンの名称であり、高密度集束超音波治療(HIFU/ハイフ)マシンのひとつです。太陽の光を虫眼鏡で集めるようなイメージで、超音波のエネルギーを1点に集中させて照射します。
そのため、従来のアンチエイジングマシンよりも皮膚の深い層(SMAS層)にまで効果を及ばせることができ、筋膜を収縮させることで高いリフトアップ効果をもたらします。
また、照射の際の熱エネルギーによって皮下組織が刺激を受け、コラーゲンやエラスチンの増生が促されます。その結果、肌のハリがでたりキメが整ったりと、美肌効果を得ることも出来る施術です。
《ダブロの効果の現れ方》
ダブロは施術の直後から効果を実感できる施術です。その後徐々に効果は高まり続け、術後2〜3ヶ月で効果のピークを迎えます。ただ、半永久的な効果が得られる施術ではありません。
その効果の持続期間に個人差はありますが、大体半年ほどで効果が切れる事が多いようです。
“ダブロ(ダブロs)の効果を維持するためには、半年~1年程度に1回の施術を受ける必要があります。”
ダブロのほうれい線への効果
《ほうれい線とは》
ほうれい線とは、鼻の穴の脇から唇の端にかけて伸びる、2本の線のことを指します。ほうれい線があるだけで顔は一気に老けた印象になります。
主に加齢によるコラーゲンなどの成分の減少や、肌弾力の低下、表情筋の衰えなどが原因で起こる症状です。
《ダブロのほうれい線への効果》
老け顔の原因となるほうれい線にも、ダブロは効果を発揮します。そのためにはしっかりとほうれい線の周辺に十分な出力とショット数で施術を行うことが大切です。
照射部位の筋膜が収縮しコラーゲンが生成されることで、全体的なリフトアップ効果を図り、ほうれい線を目立たなくさせていきます。
ただ、中にはほうれい線へはあまり効果がなかったという感想を持たれる方もいるようです。その場合は、照射パワーが弱すぎたか、ショット数が不十分な可能性があるため、注意が必要です。
ダブロのゴルゴライン(ミッドチークライン)への効果
《ゴルゴラインとは》
ゴルゴラインとはミッドチークラインとも言われ、目頭のあたりから頬の中心部分に向かって、斜めに走る線のことを指します。
できる原因として、加齢による頬の脂肪の減少や、表情筋の衰えによる皮膚の下垂などが挙げられます。
《ダブロのゴルゴラインへの効果》
ゴルゴラインも、ダブロによって改善が可能な場合があります。
ですが、ゴルゴラインには効果があまり感じられなかったという方もいるようです。なぜなら改善のためにはハリを取り戻すだけではなく、ゴルゴラインの溝の部分を埋める必要があるからです。
その場合はヒアルロン酸注入などを併用することでより高い効果が得られる可能性があります。
ダブロの施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。