2020.11.04 水 10:46
こんにちは。
今回は、肋軟骨を使用した鼻中隔延長術+鼻背への肋軟骨移植によって鼻の形成治療を行なったモニター症例のご紹介をします。
鼻中隔延長術では、鼻先を高くして下に伸ばすために軟骨の移植が必要です。
鼻中隔延長術で通常使用されている軟骨は、耳介軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨などがあります。
当院では、症例に応じて(1)耳介軟骨+耳介軟骨、(2)鼻中隔軟骨+耳介軟骨、(3)肋軟骨、などから最適な方法を選択して鼻中隔延長術を行っています。
なるべくダイナミックな変化を追求するなら、肋軟骨が最適です。
肋軟骨は、乳房下を2cmほど切開して採取します。
傷はなるべく最小限にして目立たなくなるよう頑張っています。
今回の症例は、鼻先が丸くアップノーズの状態をなるべく高くしたい、とのご希望で、肋軟骨での鼻中隔延長術となりました。
鼻筋には通常I型のシリコンプロテーゼを使用することが多いですが、自家組織を希望されたため、鼻筋にも肋軟骨を移植しています。
術前と、術後1週間です。
経過がまだ短いですが、目立った腫れはもう落ち着いています。
(たれ目形成と額の脂肪注入も合わせてやっていますので、おでこの腫れがあります)
鼻先がまだ赤みがありますが、時間とともになくなります。
すでにすっきりした細さが出ていますが、さらに3ヶ月から半年ほどでよりシュッとしていきます。
ご本人にもたいへんご満足いただきました!
モニターのご協力ありがとうございました。
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