2019.02.24 日 15:18
こんにちは。
今回は、上まぶたのたるみ治療のひとつ、眉下切開 の症例をお示しします。
上まぶたのたるみは、加齢とともに気になる方も多いと思います。
上まぶたのたるみを改善させる治療としては、基本的には手術になります。
手術としては、切開する方法と切開しない方法があります。
切開しない方法としては、二重手術として行っている埋没法になります。
埋没法は本来、一重から二重にしたり、二重幅を広げるための手術ですが、
たるみを改善させる治療としても有効です。
裾の長いズボンやカーテンをたくし上げるイメージで、たるんだ皮膚を糸でとめることで、たるみを改善させることができます。
ただし、たるみが多すぎると適応は難しいのと、時間とともに糸が緩んできますので、個人差はありますが数年でたるみが戻ってきてしまう可能性があります。
本格的に治療するのであれば、切開によるたるみ治療がお勧めです。
二重ラインに沿ってまぶたの部分で切開する場合と、眉下部分で切開する場合があります。
どちらの切開にするかは、
二重の形、眉毛の高さや形、たるみの状態、まぶたの厚み、傷やダウンタイムについてのご本人のご要望、などを考慮して総合的に判断します。
例えば、皮膚がそれほど厚ぼったくなくて二重がはっきりしない場合は、二重ラインで切開する方が良いかと思います。
逆に、二重はあってもかぶっていて、皮膚も厚ぼったい場合は、眉下ラインの切開が良いと思います。
まぶたは十人十色なので、患者さんを実際に診察して初めてどちらが良いかの判断になります。
実際に、眉下切開を選択して治療した患者様になります。
モニターのご協力、ありがとうございました。
術前の切開デザインです。
線に沿って切開し、囲まれた部分の皮膚は切除します。
術後の経過です。
たるみがすっきりして、眉毛の位置も少し下がり、自然な若返り効果が得られたと思います。
眉毛はメイクをしていますが、通常のメイクでも傷はそれほど目立っていないと思います。
半年ほどで、さらに傷は目立たなくなります。
まぶたのたるみが気になる方は、ぜひご相談にいらして下さい。
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