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埋没法の二重手術とは

2017.01.22 日 22:11

こんにちは。

美容外科手術の中で最も多く行われている手術の一つは、埋没法による二重手術ではないかと思います。

文字通り医療用の糸を瞼に入れ込む手術なのですが、希望患者数が多いこともあり、各医療機関では広告に力を入れ、違いを出すためにオリジナリティーを宣伝し、ネット情報も溢れています。

そのような状況もあり、結局どのような手術なのか、分かりにくいのも事実だと思います。

埋没法の基本的なやり方を、図解で示したいと思います。

 

これは以前に掲載した、まぶたの断面図になります。

最も基本的な糸の入れ方を図示してみます。

糸は、針を使ってまぶたの表側と裏側を貫通させて通し、下のように、結び目を作って、輪っかの状態で入れ込みます。

まぶたを貫通させるように入れるのですが、表面側は皮膚のごく浅い部分にかかっていて、深い方は、眼瞼挙筋ないしは瞼板にかかっています。

 

目を開いた状態(まぶたを開けた状態)だと、下のようになります。

目を開けようとした時には、まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋といいます)が働き、瞼板(けんばん)を上に引き上げることで、まぶたが上に持ち上がり、結果として目が開きます。

埋没で入れ込んだ糸は、眼瞼挙筋ないしは瞼板に通しているので、筋肉が動くことで糸も同時に引っ張られます。

糸は皮膚の浅いところにかかっているので、皮膚を食い込ませるように引っ張り、折り畳まれます。

この折り畳みのくびれが、目を開けた時の二重になるのです。

 

二重は目頭から目尻まできれいな弧を描かなくては不自然ですから、予定の弧のラインに沿って、2~3か所、糸を入れ込むのが通常の方法です。(通称、2点止め3点止め、などといいますね)

2点止め、3点止めの場合の、糸を入れ込む位置は、おおむね下図のイメージです。

これが、基本的な埋没法の仕組みです。

実際には、個々の糸どうしを絡めてはずれにくくするなど、個々のクリニックで工夫した様々な方法がありますが、基本的な部分は同じです。

ちなみに当院では、シンプルに輪っかの状態で入れ込む方法を採用しています。

この方法でも、二重にする目的としての強度は特に問題ないと考えています。

複雑な入れ方ではないので、術後の腫れが少ないのが良い点です。

また、術後に二重の幅を変更したいなどのご希望があった場合に、糸の抜去がしやすいのも利点です。

 

また、患者様からのご質問で、挙筋法・瞼板法 についてのご質問も少なくありません。

これは、まぶたの裏側の方で、挙筋(眼瞼挙筋)瞼板のどちらに糸をかけるのか、ということです。

挙筋に糸がかかると、下図のようになります。

瞼板に糸がかかると、下図のようになりますね。

二重の幅や形は、皮膚側の糸のかかる位置によって決まります。

ですので、手術前の二重のデザインは大変重要です。

時には、手術前のデザインを、手術と同じくらいの時間をかけて行うこともあります。

 

逆に言えば、深い方では、挙筋・瞼板のどちらに糸をかけても、二重の幅や形には大きな違いはありません。

ただ、二重の食い込み具合や、目の開きに多少の違いは現れます。

どちらが優れている、ということは特にありません。

 

私の場合は、個々の患者様の希望の二重によって使い分けることもありますし、同じ患者様でも内側は挙筋、外側は瞼板など、糸をかける位置を状況に応じて変えることもあります。

このあたりのさじ加減となると、経験を通じて得た医師の裁量によるので、患者様としてはお任せしていただくしかないかもしれません。

ただ、もし患者様から挙筋法・瞼板法のご希望があれば、なるべくご希望に沿った方法での手術は可能です。

二重手術をお考えの方は、 カウンセリングのみでも大歓迎ですので、ぜひお越しください!

 

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