銀座駅 徒歩3分
新橋・有楽町駅 徒歩6分 中文页面
Tel.03-5537-6645
10:00~19:00 (木曜・日曜休診)
※土曜は9:00~18:00

症例一覧

レーザートーニングは、肝斑やシミ・くすみなどに効果的な施術です。しかし中には、いくら照射を繰り返してもこうした症状が改善されないというケースがあるようです。

こうした場合、肝斑だと思っていた症状が実はADMと呼ばれる症状であった可能性があります。

今回はADMとは一体何なのか、肝斑との違いやレーザートーニングで効果が無い理由などもあわせて詳しくご紹介していきます。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)とは?

《ADMとは》

ADMとはAcquired Dermal Melanocytosisの頭文字をとった略称で、後天性真皮メラノサイトーシスとも呼ばれる症状です。

太田母斑という症状と似ていることから、遅発性太田母斑様色素斑と言われることもあります。

斑状に生じるシミのようなADMの色は、濃い褐色から灰色と人によって様々で、現れる位置も人によって差があります。

最も現れることが多いのは頬骨の周辺です。それに次いで鼻の根本・こめかみ・額の外側などに現れることが多い印象があります。

このADMができてしまう原因はまだはっきりと解明されていません。

《肝斑と誤診されやすいADM!肝斑との違いとは?》

ADMは、肝斑とその状態がよく似ているため、しばしば肝斑と誤診されてしまう症状です。それでは一体、肝斑との違いは何なのでしょうか。

肝斑は皮膚の浅い層である表皮に存在する症状であるのに対して、ADMは皮膚の深い層である真皮層に存在する色素斑です。

また、出現部位が似通ってはいますが、シミや肝斑の治療経験が豊富な医師から見れば、その見た目や形状から両者の違いは歴然であることが多いようです。

レーザートーニングのADMへの効果

《レーザートーニングとは》

レーザートーニングは、Qスイッチヤグレーザーという種類のレーザを照射することで、肝斑やシミなどを始めとする肌トラブルを改善する効果が期待できる施術です。

低出力での照射をできるだけ短く繰り返すことで、皮膚の浅い部分メラニン色素を少しずつ破壊していきます。

低出力なので、施術後のダウンタイムもほとんど必要無いという特徴があります。

《一般的にADMに対してはあまり効果が期待できない》

前述の通り、ADMと肝斑は出現する皮膚の層に大きな違いがあります。

そのためレーザートーニングのような皮膚の浅い部分までにしか効果をもたらさない施術では、ADMの改善にはあまり効果が期待できないことがほとんどです。

しかし、その見た目や出現部位がよく似ていることから、ADMを肝斑と誤診してしまう医師は珍しく無く、意味の無いレーザートーニングの施術を長期間に渡って続けてしまうこともあります。

そのため、頬骨周辺に広がる色素斑の診断については、慎重に行う必要があります。できるならば2人以上の医師の診断を受けると良いでしょう。

ADMに効果的な治療法とは?

ADMに効果的な治療法のひとつとして挙げられるのが、Qスイッチルビーレーザーと呼ばれる施術です。

メラニン色素に対して選択性が高いため正常な皮膚組織へのダメージは最低限にしながら、ADMの原因となるメラニン色素をピンポイントに破壊していきます。

ただ1度きりの照射で完全に色素斑を取り除くことはできないことが多く、繰り返し照射を受けることでより高い効果を得られるようです。

《肝斑が混在している場合には注意が必要!》

ADMと肝斑が混在している場合には注意が必要です。

肝斑治療を行う前にADM治療としてQスイッチルビーレーザーを行ってしまうと、肝斑の症状を悪化させてしまうリスクがあります。

ADMを肝斑が混在している場合は、医師と治療の順番についてしっかりと計画を立ててから、適切な方法で行うことが大切です。

肝斑やADMの症状にお悩みならまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

メール相談はこちら:https://www.ginza-s.jp/mail.php

 

現在美容医療において、しみやくすみなどの改善効果が期待できるレーザー治療にはさまざまな種類が存在しており、レーザートーニングもその内のひとつです。

そんなレーザートーニングは、肝斑にも治療が可能という特徴があるようです。

そこで今回は、肝斑とはそもそも何なのか、またレーザートーニングが肝斑に効果的な理由など、肝斑とレーザートーニングの関係性について詳しくご紹介していきます。

レーザートーニングレーザートーニングは肝斑にも照射可能?

《肝斑とは?》

肝斑とは、頬骨のあたりに沿って左右対称に現れる淡褐色斑で、30代〜40代の女性に現れることが多いと言われています。目の周りには現れない傾向があり、大きさや発症範囲は人によって様々です。

女性ホルモンのバランスの乱れが原因のひとつと言われており、妊娠や出産、経口避妊薬の服用などよって発症が進むこともあるようです。

《従来のレーザーを肝斑に照射できなかった理由》

これまで、肝斑にレーザーを照射すると肝斑の悪化を招く恐れがあるとして、一般的に肝斑へのレーザー照射は避けられてきました。その原因として、強いレーザーを照射することで、肝斑の原因となるメラニン細胞が活性化されてしまい、照射後の色素沈着が起こりやすくなるためです。

そうした点を踏まえて、肝斑治療にはトラネキサム酸やビタミンCなどを摂取するための内服薬を服用したり、外用薬を肝斑のある部位に塗布したりすることで対処する治療法が主でした。

こうした治療法は現在も用いられていますが、効果が出るまでに長期的な治療が必要という特徴があります。

レーザートーニングが肝斑に効果的な理由

レーザートーニングの効果のひとつに、肝斑の改善効果があります。それまでは行われてこなかった肝斑へのレーザー照射が、なぜレーザートーニングでは可能になったのでしょうか。

その理由は、照射時間と出力のパワーにあります。レーザートーニングでは、低出力での照射をできるだけ短い照射時間で繰り返し行います。

そのため、従来のレーザーのようにメラニン細胞を刺激することなく、少しずつ肝斑のメラニン色素を破壊することができるのです。

レーザートーニングで得られる肝斑改善以外の効果とは?

レーザートーニングは、肝斑の改善効果だけでなく、その他にもさまざまな効果を得ることができます。

具体的には、
・開いた毛穴の引き締め
・シミの改善
・くすみの改善
・そばかすの改善
などが挙げられます。

こうした肌トラブルに対してレーザートーニングを照射し総合的に治療を行っていくことで、美肌・アンチエイジング効果が期待できる治療です。

肝斑にレーザートーニングを照射する際の注意点

《その症状が本当に肝斑かどうかしっかりと診断を受ける》

レーザートーニングの照射は、肝斑には効果的ですが、肝斑によく似た症状であるADM(後天性真皮メラノサイトーシス)にはほとんど効果が期待できません

本当に改善したい症状が肝斑なのかどうか、慎重に診断を受けることが大切です。

《丁寧で慎重な照射を行ってくれる医師のもとで施術を受ける》

肝斑は、ご紹介したように非常にデリケートな症状で、少しでも照射が強すぎると悪化を招いてしまう恐れがあります。

そのため、慎重な出力調節とともに丁寧な照射を行ってくれるような、信頼できる医師の下で施術を受けることが大切です。

肝斑の症状にお悩みならまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

メール相談はこちら:https://www.ginza-s.jp/mail.php

院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
住所 〒104-0061
東京都中央区銀座6丁目5-13
CSSビルディング III 3F
最寄駅 銀座駅 徒歩3分
有楽町駅 徒歩6分
JR、銀座線 新橋駅 徒歩6分
ゆりかもめ 新橋駅 徒歩10分
診療時間
10:00~19:00
※土曜・祝日も診療(木曜・日曜休診)
※土曜は9:00~18:00
電話番号
03-5537-6645
LINELINEオンライン相談