ほくろ除去は、コンプレックスの原因となっているほくろを取り除くことができる効果的な施術です。しかし、その高い効果の一方で、ほくろがあった部分が施術後凹んでしまうというリスクがあります。
そこで今回は、ほくろ除去後の凹みのリスクをできるだけ低くするポイントや、凹みが残ってしまった場合の対処法について詳しくご紹介していきます。
ほくろ除去後に凹みができるのはどんな時?
ほくろ除去には、切開による施術、レーザーによる施術(CO2レーザーやQスイッチYAGレーザーなど)、電気メスによる施術など、さまざまな方法があります。
その中でも、特に炭酸ガスレーザーや電気メスによる施術は、凹みができやすい施術として挙げられます。凹みが改善されるまでには、最低でも施術後半年〜1年は掛かると言われていて、場合によっては、凹みが残ってしまうこともあるようです。
また、切開をともなう切縫法の施術も、縫合が丁寧に行われなかった場合に凹みが残ってしまう可能性があります。
なるべく凹みを作らないためにできること
《技術力の高い医師から施術を受ける》
レーザーや電気メスの場合、適切な深度で照射を行う技術やほくろ以外へのダメージをできるだけ与えない技術などが、施術後の凹みを残さない上で大切になることがあります。また、切開をともなう施術ではできるだけ縫合を細かく丁寧に行うことも大切です。
このように、凹みを作らないためには 、技術力の高い信頼できる医師から施術を受けることがとても重要です。医師を選ぶ際には、経歴や専門分野、カウンセリングでの印象などを参考に総合的に判断するようにしましょう。
《施術後のアフターケアは根気強く念入りに!》
ほくろ除去の術後、アフターケアをいかに行うかによっても、凹みの残り具合は大きく左右されます。例えば、傷跡を紫外線にさらしてしまったり、湿潤療法を中途半端に行ってしまったりすることが、凹みを残す原因になります。
凹みが目立たなくなるまでには、半年〜1年と長期のケアが必要になりますが、根気強く丁寧なケアを継続することがとても大切です。
凹みが残ってしまった場合の対処法
《医師に相談しつつ、半年ほどは経過を観察する》
凹みが残っているな、と感じた場合はまずは医師に相談してみましょう。
施術から半年が経過しておらず、かつ医師から何らかの問題を指摘されなかった場合は、時間と共に回復する可能性があります。
その場合は、それまで通り紫外線には注意しながら、経過を観察してみましょう。
《凹みを改善するための治療を受ける》
施術から半年〜1年ほどが経っても凹みが残っている場合は、それ以上いくら時間がたっても劇的な改善は期待できない可能性があります。
コンシーラーやファンデーションで隠しながら対処する方法もありますが、根本からの改善を望む場合は凹み治療の検討をしてみても良いでしょう。凹みの周りをレーザーで削ったり、ヒアルロン酸などを凹んだ部分の皮下に注入したりすることで緩和できる可能性があります。
ただ、すべての凹みがこうした治療で改善されるわけではないので、まずは信頼できるクリニックに相談してみましょう。
ほくろ除去の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。 まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
未成年であっても、自分の顔や体のほくろがコンプレックスという人は少なくありません。
そんなほくろは美容医療の施術によって取り除くことが可能ですが、未成年でも施術が受けられるのか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、未成年のほくろ除去に関して詳しくご紹介していきます。
未成年でもほくろ除去を受けることは可能!
基本的に、未成年であってもほくろ除去の施術を受けることは可能です。
中には、自分の子供に生まれつきあるほくろを気にして、幼少期の内にほくろを除去してしまうというケースもあります。
このようにほくろ除去の施術自体には年齢制限は無いので、基本的には何歳であっても施術を受けることができます。
未成年がほくろ除去を受けるためには親権者の同意書が必要
未成年がほくろ除去の施術を受けたい場合は、親権者の方の同意書が必要になります。
銀座S美容形成外科クリニックでは、同意書を持参の上で、親権者の方と同伴で来院することをお願いしております。
未成年がほくろ除去を受ける時に注意すべきことは?
《しばらくの間は顔に傷が残ったりテープを貼ったりする必要がある》
未成年でもほくろを除去することは可能です。しかし、術後しばらくは顔に保護のためのテープを貼った状態や、顔に傷が残った状態で生活を送らなければなりません。
「ただほくろを取っただけ」と言えればそれで済む話ではありますが、多感な年頃であればなかなかそうもいかないケースも多いのではないでしょうか。
術後はどうしても友人などから注目を集めてしまう可能性があることを知っておきましょう。
《紫外線対策をしっかり行う必要がある》
術後の患部は非常にデリケートな状態で、その際に紫外線にさらされてしまうと傷跡が残ってしまうリスクが高まります。そのため、施術から半年〜1年くらいの間は、特に念入りに紫外線対策を行う必要があります。
もしも屋外で活動する部活動に所属している場合や、体育の授業時間に長時間屋外で過ごさなければならない場合などは注意が必要です。
《跡が目立って残る可能性がある》
もしも紫外線対策や術後のケアを十分に行わなかったり、医師の技術力が低かったりすると、術後一時的な傷が残ってしまうだけではなく、傷がきれいに消えず目立って残ってしまうというリスクもあります。
「ほくろが取り除ける」という効果ばかりに目が言ってしまいがちですが、傷が目立って残る可能性があるという側面も知っておくことが大切です。
《リスクについての理解を深めてから施術を受ける》
未成年の内に自分のほくろに対して強いコンプレックスを抱えてしまうと、「とにかく取ってしまいたい」と思いがちです。もしも若いがゆえの思慮の浅さで短絡的に施術を決断してしまい、一生残る跡が残ってしまえば、その時の決断をその後ずっと後悔することにもなりかねません。
そのため、自分ひとりで決断するのではなく、リスクを考慮しながら保護者の方や家族・医師としっかり相談した上で施術を決断することが大切です。
未成年であれば、まずは親権者と一緒に診察を受ける
ほくろ除去は、しっかりとリスクを理解した上で信頼できる医師のもとで施術を受ければ、コンプレックスを解消することができる効果的な施術です。なので、まずは保護者の方に一緒にカウンセリングを受けてもらい、リスクへの理解や施術の安全性などについての理解を深めることが大切です。
また、もしも親権者の方の理解が得られていない場合であっても、一緒に医師からの説明を受けることで理解を促すことができる場合もあるかもしれません。
それでも賛同が得られない場合は未成年の内の治療は諦め、成人するのを待ってから施術を受けましょう。
ほくろ除去の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。 まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
自身の体にあるほくろに関して悩みを抱える方は少なくありません。そんなほくろは、美容医療の治療によって取り除くことが可能です。
施術方法にはいくつかの種類がありますが、今回はそんな中でもレーザー治療によるほくろ除去に焦点をあてて詳しくご紹介していきます。
レーザー治療によるほくろ除去とは
レーザー治療によるほくろ除去とは、水に吸収される波長を持ったレーザーや黒い色素に反応するレーザーを照射することで、ほくろを取り除く施術法です。
ほくろ除去に用いられる代表的なレーザーとしては、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)やQスイッチヤグレーザーなどが挙げられます。治療時間は数分ほどで、体への負担も少ない施術です。
ただ、皮膚の深い部分に存在しているほくろの細胞まで完全に除去することができない場合もあり、再発のリスクが伴うというデメリットもあります。
ダウンタイムや施術後の経過について
レーザー治療後は、ほくろがあった部分の皮膚が薄く削がれ、ピンク色の皮膚が露出した状態になります。この傷口は、施術後1ヶ月ほどは上からテープを貼って保護することが多いです。
当日から洗顔やシャワーなど、特別な制限が必要になることは少ないですが、傷口が安定するまでは不要な刺激を与えることのないように気をつけましょう。
日常生活に支障をきたすほどの痛みや腫れなどが出ることはあまりないので、早ければ翌日から仕事や学校などへ復帰可能です。
《治療の痛みはどれくらい?》
CO2レーザーの治療は局所麻酔を用いて行われることが多いため、施術中の痛みはほとんどありません。
またQスイッチレーザーの場合は無麻酔で行われることが多いですが、耐え難いほど強い痛みを感じることは少ないようです。また、心配な方は表面麻酔を使用することもあります。
施術後は、患部がヒリヒリとするような痛みを感じることがあるようです。人によっては施術後の痛みは何も感じなかったという方もいるので、施術後の痛みの度合いには個人差があるようです。これには、ほくろの状態や医師の技術力が関係することもあります。
ほくろ除去後に傷跡は残る?
レーザーによるほくろ除去後は、施術後半年〜1年ほどは赤みのような傷跡が残ることがほとんどです。しかし、根気よく丁寧なケアを行っていけば、徐々に傷跡は目立たなくなっていきます。
また施術後3ヶ月も経てば、コンシーラーやファンデーションでほとんど分からないくらいにまで隠すことができるので、過度な心配は不要でしょう。
レーザーによるほくろ除去の施術後傷跡を残さないためできること
《医師選びは慎重に》
レーザーによるほくろ除去の施術後、傷跡を目立たないようにするためには、事前の医師選びがとても重要です。
なぜなら、照射を適切な皮膚の深さで行う技術や、除去するほくろの部分のみに的確に照射する技術が、施術後の傷の残り方を大きく左右するためです。
よって、医師を選ぶ際は、経歴や専門分野、カウンセリングでの印象などをもとに総合的に判断するようにしましょう。
《アフターケア:湿潤療法と紫外線対策》
レーザーのほくろ除去の施術後の傷口は非常にデリケートです。そのため紫外線ダメージを受けやすく、この時期に患部を紫外線に晒してしまうとシミのように跡が残ってしまう可能性があります。そのため、傷口が目立なくなるまでは、特に患部の紫外線対策を念入りに行うようにしましょう。
また、傷跡をなるべく残さないために、湿潤療法を採用するクリニックが増えています。湿潤療法とは簡単に言うと、従来のようにカサブタを作らずに、傷口から出る滲出液(体液)によって傷を覆うことで自己治癒能力を高める方法です。
これにより、傷の治りをより早くよりきれいにする効果があるとされています。湿潤状態は自宅で2〜3日に1度傷を覆うテープを交換するケアを2週間ほど続ける必要があります。
傷跡を残さないためのアフターケアをご紹介しましたが、一番大切なことは根気強く丁寧にケアを継続することです。安易な自己判断はせず、しっかりと医師の指示を守ってケアを行っていきましょう。
レーザー治療によるほくろ除去の費用
レーザー治療によるほくろ除去は基本的に自由診療となることがほとんどなので、全額自己負担となります。
使用するレーザーの種類、クリニックやほくろの状態によって金額には幅がでますが、大体の相場としては5mm以下のほくろ除去で 5,000〜15,000円くらいで行われることが多いようです。
レーザー治療以外のほくろ除去の種類
ほくろ除去の施術はレーザー以外にもいくつかの種類が存在しています。
《電気メスによる施術》
電気メスとは、機器の先端から高周波電流が出ることによる熱エネルギーを使用して、ほくろを取り除く施術方法です。
レーザーによるほくろ除去に比べて、より医師による微妙な細かいコントロールが可能という特徴がありますが、その分高い技術が必要な施術でもあります。
《切開による施術》
ほくろを囲うように切開し、皮膚を取り除いて縫合することでほくろを除去する方法です。
サイズを問わずに除去が可能で再発のリスクも少ない施術ですが、その分体への負担が大きく切開線の傷跡が残りやすいというデメリットがあります。
ほくろ除去の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。 まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。