ヒアルロン酸注入の失敗|9つの失敗例とその対処法を紹介
2018.09.06 木 14:55
ヒアルロン酸注入は、時間の制約や体への負担が少なく、手軽に受けることができる施術として支持を集める施術です。
しかし、そんなヒアルロン酸注入にもいくつかの失敗のリスクがあります。今回は、ヒアルロン酸注入の施術全般に共通する失敗例と、部位ごとの失敗例に分けて、詳しくご紹介していきます。
ヒアルロン酸注射とは?
ヒアルロン酸とは、もともと体内に存在する成分です。高い保湿力を持ち、体に注入することでボリュームアップ効果や肌にハリをもたらすことができます。
注入のみで行うことができる施術なので、ダウンタイムが短い傾向にあり、体への負担も少ないことが特徴です。
シワやたるみの改善、豊胸術、涙袋形成、隆鼻術、顎や額の輪郭形成など、幅広い施術に適用することができます。
しかし、永久的な効果を得ることができる施術ではなく、効果は術後3ヶ月から半年くらいで徐々に失われます。
ヒアルロン酸注射の共通の失敗例
《①皮膚の凹凸が目立つ》
ヒアルロン酸の注入直後は、目の周辺などの特に皮膚の薄い部分に多量注入してしまうと、凸凹が目立ちやすくなる可能性があります。
また、どの部位にも言えることですが、医師の技術力が低いとヒアルロン酸を均等に注入できないケースもあり、その場合は表皮部分に凹凸ができてしまいます。
《②注入部位が膨らみすぎてしまう》
ヒアルロン酸注射を行った後、約1~2週間は目元がむくみやすくなります。そのため、注入した部位が膨らみすぎていると感じることがあります。
このような状態は、時間の経過とともに徐々に自然になっていく可能性が高いので、まずは経過を観察してみましょう。
2週間以上経っても不自然な膨らみが気になる場合は、ヒアルロン酸が一部分に偏って注入されている場合があります。施術を受けた医師に相談してみましょう。
《③左右差が出てしまう》
術後の仕上がりに左右差が出てしまうことがあります。もともと施術部位に左右差がある方に、特に起こりやすい失敗例です。
見た目に気になる程の左右差が出てしまった場合は、再注入などをすることで修正が可能です。
術後の左右バランスを調節するためには、医師の腕がとても重要です。カウンセリングで仕上がりのシミュレーションを念入りに行ってくれるクリニックを選ぶようにしましょう。
《④効果が期待を下回る》
ヒアルロン酸注入は、自然な変化がもたらされる施術であるため、思っていたよりも効果が無かったと感じることがあります。
また、施術する範囲が広いと、劇的な効果を実感できないことがあります。この施術は狭い範囲に行うほど効果が高くなる特徴があるためです。
例えば、ヒアルロン酸豊胸術はどうしても1カップほどのバストアップが限界です。より変化を期待するなら、その他の施術が向く場合もあります。
このように自然な変化を得ることができる点はヒアルロン酸注入の施術のメリットでもあり、デメリットでもあります。
《⑤持続期間が短い》
粗悪なヒアルロン酸を使用した場合や、注入部位に合っていない粒子のサイズのヒアルロン酸を使用した場合や、ヒアルロン酸の吸収が早い体質の場合などに、効果の持続期間が短くなってしまうことがあります。
なるべく持続期間を長くするためには、質の良いヒアルロン酸を使用しているクリニックで施術を受けることが大切です。
また、それぞれの部位にあったヒアルロン酸の見極めをしっかりとしてくれる医師から施術を受けましょう。
《⑥吸収されずに残る》
一般的にヒアルロン酸注射は、注入後は徐々に体内に吸収されていきます。
しかし、体質に合わなかったり質が悪いヒアルロン酸を利用したりした場合、ヒアルロン酸成分が溶けきらずに残ってしまうことがあります。
また、一度に大量のヒアルロン酸を注入したり、浅い部分に多量注入したりした場合でも同様の症状が出る可能性があるので注意が必要です。
《⑦しこりができる》
注入されたヒアルロン酸は、その部位や注入方法によって少しずつ注入のスピードが異なります。中には、完全に吸収されなかったヒアルロン酸がしこりとなって残ってしまうことがあります。
皮膚の浅い場所に大量に注入したり、狭い箇所に集中して注入したりすると、しこりのリスクを高めます。
通常は皮膚のターンオーバー機能が正しく機能していれば、時間と共にしこりが解消されると言われています。
しかし、時間が経ってもしこりが改善しなかったり、しこりが目立ってしまったりするなど症状が顕著な場合には修正手術を受けることも必要になります。
《⑧アレルギー反応が起こる》
一般的に、ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分なのでアレルギー反応などの免疫反応が起こってしまう可能性は低いと言われています。
しかし注入される薬剤の中にはヒアルロン成分だけが含まれているわけではありません。製造の途中で異なる成分が多少混入してしまったり、ヒアルロン酸を安定させるための添加物などが入ったりしていることがあります。
このようなヒアルロン酸以外の成分にアレルギー反応を起こしてしまうことが稀にあります。
もしも事前にアレルギー検査を受けたいときは、カウンセリングの際に医師に相談するようにしましょう。
《⑨血流障害・皮膚の壊死が起こる》
注入したヒアルロン酸が血管を圧迫してしまった場合や、血管内にヒアルロン酸が入り込んでしまった場合に、血流障害が起こることがあります。
最悪の場合、皮膚の壊死まで症状が進んでしまうこともあります。見た目にも健康にも大きな影響を与えるため、症状の悪化を防ぐためにも、早めに医療機関で対処して貰う必要があります。
【部位別】ヒアルロン酸注射の失敗例
《目の下のクマへのヒアルロン酸注射でチンダル現象が起こってしまう》
目の下のクマを改善するためのヒアルロン酸注入で起こり得る失敗例のひとつが、チンダル現象です。
チンダル現象とは、注入したヒアルロン酸が内部で水を含むことで、ヒアルロン酸特有の青みが透けて見えてしまう現象を指します。
こうした症状が出てしまった場合は、ヒアルロニダーゼと呼ばれるヒアルロン酸の吸収を早める薬剤を使用するか、自然に吸収されるのを待つ必要があります。
《鼻へのヒアルロン酸注射で、鼻が高くなりすぎてしまう》
鼻へのヒアルロン酸注射の失敗例の一つとして、目に見えて鼻が高くなりすぎてしまう状態が挙げられます。これは医師が注入量を誤ったことが原因です。
予防のためにはカウンセリングにおいて、事前のデザイン共有を医師と納得行くまで行うことが大切です。その上で、希望のデザインに適した注入量を見極めることが大切になってきます。
《鼻へのヒアルロン酸注射で、鼻の形が不自然になってしまう》
注射後に鼻が歪んだり曲がったりという様に、形が不自然な状態になってしまうケースがあります。これは、注入箇所や注入量を誤ることによって起こります。
他にも医師の技術力が低かったことや、事前のデザイン共有が不十分だったことなどが原因と挙げられます。
《鼻へのヒアルロン酸注射で、鼻筋が太くなってしまう》
鼻筋を通すためにヒアルロン酸注射を受けた場合の失敗例です。
鼻筋部分に薬剤を注入しすぎてしまったり、短い間隔で注入治療を繰り返し行ったりしていると鼻筋がかえって太くなりすぎてしまう危険があります。
《頬へのヒアルロン酸注射で、頬が高くなりすぎてしまう》
頬に高さを出す治療として、ヒアルロン酸注射を行った場合の失敗例がヒアルロン酸顔になってしまうことです。
ヒアルロン酸顔とはリフトアップ効果を狙って頬骨上にヒアルロン酸注入を行った時に、注入量が多すぎて頬骨の出っ張りが目立ちやすくなり、不自然な印象になってしまう状態です。
このようなトラブルから、欧米などでは頬骨上への注入は控える傾向があります。
《顔へのヒアルロン酸注射で、あごが不自然に尖ってしまう》
シャープなフェイスラインを手に入れる方法として、顎を尖らせるために顎先にヒアルロン酸を注入することがあります。
ただ注入量を誤って過剰に注入してしまうと不自然に顎が尖った状態になることがあります。
事前に理想のデザインを医師としっかり共有することで、未然に防ぐことができるでしょう。
《胸へのヒアルロン酸注射で、胸が想像以上に硬くなってしまう》
豊胸治療として利用されているヒアルロン酸は、顔に使用する物とは異なり粒子が大きい物を利用しています。
粒子が大きくなるとより長期間に渡って効果を維持できるというメリットがありますが、その分、治療後想像以上に胸が固くなってしまうことがあります。
乳腺下ではなく皮下に注入されてしまうことや、元々脂肪が少ない痩せ型の体型であったことなども原因として考えられます。
ヒアルロニダーゼによる修正について
万が一ヒアルロン酸を注入することで、上記のような失敗が起こってしまった場合、前述したヒアルロニダーゼという成分を注入することによって修正が可能なケースがあります。
ヒアルロン酸は、徐々に体内に吸収されるため、修正手術は必須ではありません。しかし、すぐにでも症状を改善したい場合は、ヒアルロニダーゼによって対処が可能です。
《ヒアルロニダーゼとは》
ヒアルロニダーゼとは、ヒアルロン酸の分解酵素です。凸凹ができてしまったり、注入のし過ぎで不自然になってしまったりした時に、ヒアルロン酸を溶かすことができます。
なお、もともと体内に存在しているヒアルロン酸を溶かす心配はありません。
《注入後の経過》
早ければ、注入の当日からヒアルロン酸が分解されます。遅くても数日〜1週間で効果がもたらされるでしょう。
ただ、ヒアルロン酸を注入した量が多かったり、範囲が広すぎたりすると数回に分けての施術が必要になることがあります。
また、半分だけヒアルロン酸を溶かしたい、というように、部分的に分解量を調節することは出来ないので注意が必要です。
”ヒアルロニダーゼを注入した部位のヒアルロン酸は基本すべて解けてしまいます。
ヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を除去・解消後、あらためてヒアルロン酸を注入して修正することは可能です。”
ヒアルロン酸注射で失敗しないために
《次のヒアルロン酸注入までは十分に期間をあける》
前回のヒアルロン酸が吸収しきる前に施術を繰り返してしまうと、凸凹やしこりのリスクを高めてしまう可能性があります。
短期間で施術を繰り返すのではなく、医師の指定する期間をしっかり空けてから、次の注入を行うようにしましょう。
《質の良いヒアルロン酸を取り扱っているクリニックを選ぶ》
ヒアルロン酸の仕上がりは、使用する薬剤の質に左右されます。
粗悪なヒアルロン酸を使用すると、その分術後の失敗のリスクは高まります。特に、安価すぎる費用を提示している場合は、質の悪い薬剤を使用している可能性があるため注意が必要です。
クリニックを選ぶ際には治療費の安さだけで選ばずに、高品質のヒアルロン酸を使用していて、安全性や治療後のサポートをきちんと行ってくれるクリニックを選びましょう。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
短期間でしっかり美容効果を実感したいと思っている方は、予約のとりやすいクリニックを選びがちです。
しかしヒアルロン酸注射は技術力が問われる繊細な治療です。そのため、専門性・技術力の高い医師が在籍しているクリニックを選ぶようにしましょう。
クリニックを選ぶ際には、美容外科医として経歴や資格・専門分野・第三者の評価・カウンセリングでの印象など、様々な判断基準から総合的に決めるようにしましょう。
ヒアルロン酸の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
ヒアルロン酸注入の値段|部位別に費用の相場を紹介
2018.09.06 木 10:49
ヒアルロン酸注入は美容医療の中でも手軽に受けることができる施術だと人気を集める施術の一つです。
しかし、ヒアルロン酸注入は薬剤の種類や注入する部位によって費用が大きく変動します。
大体の相場がどれくらいなのか、知りたい方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ヒアルロン酸注入の値段について詳しくご紹介していきます。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射とはヒアルロン酸を注入することにより、ハリのある肌に導いてくれる施術のことです。
ヒアルロン酸はもともと体内にある保湿成分ですが、年齢を重ねるごとにどんどん減少してしまいます。そのため若々しくいたいのであれば外部から補う必要があるのです。
シワやたるみを解消する施術や、鼻を高くする施術、唇をふっくらさせる施術、涙袋をつくる施術、胸を大きくする施術など、幅広い施術で効果をもたらすことができます。
ヒアルロン酸注射の値段
《ヒアルロン酸注射の1本あたりの相場》
まずヒアルロン酸1本あたりの値段の相場を確認しておきましょう。
料金の相場は1本(1cc)あたり50,000~100,000円となっています。また、注入量や使用しているヒアルロン酸の種類によってこうした料金は変動してくるので、詳しくは事前のカウンセリングで聞いてみる必要があります。
ヒアルロン酸注射の部位ごとの値段
《おでこ(額)・こめかみへの注入の相場》
額に丸みがある人は魅力的な顔立ちに見えると言われています。
額やこめかみにヒアルロン酸注射を行う場合、注入量の目安は大体1本(1cc)となっており、費用の相場は50,000~100,000円くらいになることが多いようです。
《しわ・ほうれい線へのヒアルロン酸注射の相場》
ほうれい線は年齢を重ねるごとに目立ちやすくなっていくと言われています。
そのため年齢によって注入する量が異なります。注入量の目安は1~4本となっており、費用の相場は50,000〜400,000円と開きがあります。
ほうれい線の症状が軽度の場合であれば、1本未満でも十分な効果が得られることもあります。
《目の下のクマ(たるみ)へのヒアルロン酸注射の相場》
目の下にクマがあると見た目がかなり老けた印象になってしまいます。若々しい見た目を取り戻したいという場合、ヒアルロン酸注射が有効です。
目の下には1㏄程度使用することが多いため、50,000~100,000円くらいが相場となっています。
《涙袋へのヒアルロン酸注射の相場》
涙袋へのヒアルロン酸注射では、最初に0.2㏄ほどの注入を行います。効果がなくなったら追加で補充します。
かかる費用は大体30,000~60,000円です。
クリニックによっては0.1㏄単位で販売しているところもあるようです。
《頬へのヒアルロン酸注射の相場》
頬へのヒアルロン酸注射は、年齢によって注入量の目安や費用の相場が異なってきます。
20代は1ccで十分な場合も多く、50,000〜100,000円が相場です。30代は50,000~150,000円、40代以上は100,000〜200,000円が大体の相場となるようです。
《唇へのヒアルロン酸注射の相場》
ボリュームの無い唇や、唇のシワにお悩みの場合でもヒアルロン酸注入が効果をもたらします。
目安の注入量は約0.5ccとなっており、1本で十分足りるとされていて、費用は50,000~100,000円で収まることが多いでしょう。
《顎へのヒアルロン酸注射の相場》
顎の形を整えたり、顎に長さを出したりする場合もヒアルロン酸注射がおすすめです。
顎に注入するヒアルロン酸の量は1〜2cc程になることが多く、費用の相場は50,000〜200,000円くらいとされています。
《胸へのヒアルロン酸注射の相場》
ヒアルロン酸を胸に注入する場合、1ccあたり2,000~5,000円が相場となります。
40〜80cc注入することで、1カップ程のバストアップが可能になると言われています。
そのため、両胸を1カップ大きくする場合、160,000〜800,000円程の費用が掛かります。
クリニックによってヒアルロン酸注射の値段が異なる理由
《取り扱っているヒアルロン酸の種類が異なるため》
ヒアルロン酸注射といっても取り扱っている製剤の種類はクリニックによって異なります。
製剤はさまざまなメーカーのものがあり、効果の出方や持続時間なども変わってきます。
自分に合ったヒアルロン酸は一体どれなのか、費用や効果の面を比較しながら検討するようにしましょう。
“クリニックによる費用は、取り扱うヒアルロン酸の種類と施術部位により異なってくることがあります。一般的に使われるヒアルロン酸と比較して濃度が2倍以上あり、施術による効果も長持ちする高濃度・高密度のヒアルロン酸をメインに使用するクリニックは費用が高い所が多いようです。”
《値段に含まれている内容が異なるため》
クリニックによって値段が異なる理由として、値段に含まれる内容が異なっているという点も挙げられます。
麻酔代や診察代が別途必要になることもあるため、きちんと事前に確認しておきましょう。
もしも製剤だけの料金を表記している場合、一見価格が安く見えるかもしれませんが、施術を受けるときに別途さまざまな諸費用が追加されることもあります。
《技術料が含まれているため》
クリニックによってヒアルロン酸注射の値段が異なるのは、技術料が含まれているという理由が考えられます。
人気の高いドクターや技術力に自信のあるドクターはそれだけ予約も取りづらくなりますし、技術料を高めに設定していることがあるのです。
ヒアルロン酸注射の値段に関する注意点
《安すぎる値段設定には注意が必要》
できるだけ安いクリニックでヒアルロン酸注射を受けたいと感じるでしょう。
しかし、値段が安すぎるクリニックには注意が必要です。相場より料金が安い場合、粗悪なヒアルロン酸を使っていることがあります。
また、こうしたヒアルロン酸を使用して安くすることで施術の料金も安く設定しているクリニックでは、不純物が含まれていることも多いと言われています。
《客引きを目的にホームページに掲載している値段を安くしている場合がある》
ヒアルロン酸注射の値段はクリニックが自由に決められるため、クリニックごとに異なります。
しかし、相場よりもあまりに安いという場合、客引きを目的に安く掲載しているということがあります。掲載されている費用が安ければ、その分カウンセリングに訪れる患者の数が増えます。しかし、実際にカウンセリングを受けると、さまざまな理由をつけられてしまい、最終的には高額な費用を請求される可能性が高いので注意しましょう。また、不要なオプションが追加されることもあるため、安さだけでクリニックを選ぶのは良くありません。
《掲載されている値段には諸費用が含まれていない可能性がある》
ヒアルロン酸注射の値段はホームページなどで確認することができます。しかし、ホームページの料金には全ての費用が含まれていないこともあるので注意しましょう。
ヒアルロン酸注入を受ける場合、施術費用だけでなく、麻酔代やアフターケアに掛かる料金も必要となります。
クリニックの中には施術費用しかHPに掲載していないこともありますが、諸費用が追加されると結果的に他のクリニックと変わらなかったり、逆に高くなったりすることもあるので注意しましょう。
《症例数・技術向上のために安くしている場合がある》
症例数や技術力向上のために値段を安く設定しているという可能性もあります。
特に開院してから日の浅いクリニックや、ドクターが若い場合は注意が必要です。そのようなクリニックやドクターを選んでしまうと失敗のリスクが高まります。
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ヒアルロン酸注入の効果の持続期間|効果を長持ちさせる秘訣とは?
2018.09.04 火 17:29
ヒアルロン酸注射は、肌にハリを取り戻したり、シワを目立たなくしたりすることができる美容医療の施術として注目されています。
しかしこのヒアルロン酸注入の効果は、一時的であると言われています。そこで今回は、気になる効果の持続期間について詳しくご紹介していきます。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸はシワやたるみを解消したり、お肌にハリを与えたりと、高いアンチエイジング効果をもたらす施術です。
顎やおでこに膨らみをもたらして輪郭を整えたり、涙袋や鼻を形成したりすることが可能で、気になる部分に注射をするだけで注入部位に潤いが与えられ、肌の若返り効果を得ることもできます。
もともと体にある成分を注入する施術なので、安全性が高い施術であるとも言われています。
”ヒアルロン酸とは、人の体内にある成分で保水力に優れ肌の保湿などを維持する働きをするほか、コラーゲンやエラスチンと強く影響し合いながら肌組織の保湿やハリを保っています。”
ヒアルロン酸注射の効果が続く期間は一般的に半年〜1年ほど
ヒアルロン酸は注入後徐々に体内に吸収されていくため、半永久的な効果は得られません。効果が続く期間は、一般的には半年から1年ほどであるとされています。
注入する部分や使用するヒアルロン酸の種類、また一人ひとりの体質などの要因によって、効果の持続期間には幅があります。
ヒアルロン酸注射の効果が短くなる理由
ヒアルロン酸注射の効果が短く感じる場合は、使用したヒアルロン酸の質が悪いことが考えられます。また、量をかさ増しするために生理食塩水や麻酔液で薄めて使用しているケースもあります。
さらに、ヒアルロン酸の密度が低かったり、安定させる成分である架橋剤が少なかったりする場合にも、効果が長く持続しないことがあります。
また、医師の腕によって左右されることもあると言われています。注入の仕方が悪いと、持続期間が短くなってしまうことがあるようです。
ヒアルロン酸注射の効果が長続きする理由
《すでに同じ部位にヒアルロン酸注射を行っているため》
2回目の注入を行う際に、同じ部位に以前のヒアルロン酸が残っている場合には効果が長く持続することになるのです。
本来ヒアルロン酸の成分は、時間の経過とともに体内へ吸収され、最後は老廃物と一緒に体外へと排出されます。それにかかる期間は半年から1年ほどです。この期間内に再度注入術を行うことで効果を継続して感じられることがあります。
しかし、完全に吸収しきれずに注入してしまうと、しこりなどが出来てしまう可能性もあるため、注意する必要があります。
《皮膚から浅い位置に注入したため》
ヒアルロン酸注射の効果が続く期間が長くなる理由として考えられるのは、皮膚から浅い位置に注入したためであることが考えられます。
ヒアルロン酸注射は、顔の様々な部位に注入してアンチエイジング効果をもたらすことができます。
その中でも、目の下というのは皮膚が最も薄く、注射がしにくい部分である反面、表皮に近いところにヒアルロン酸を注入することから、ヒアルロン酸の吸収が遅いというメリットがあります。
《一部位に多めにヒアルロン酸を注入したため》
ヒアルロン酸注射の持続期間が長くなる理由として、一部位に多めにヒアルロン酸注入したためであることが考えられます。
一箇所にまとめてヒアルロン酸を注入すると、ヒアルロン酸の容積に対して周りの組織と接する面が少なくなります。
そのため、体内に吸収されるまでの期間が長くなることがわかっているのです。
特に、鼻や顎、そしてほうれい線や胸などの部位は、ヒアルロン酸の量を増やすことで持続効果が長くなることがわかっています。できるだけ持続期間を長くしたいというのであれば、医師にお願いしてヒアルロン酸の量を増やしてもらうのも得策です。
しかし、あまりに多量に注入してしまうと、前述したしこりなどその他のリスクを招くことにも繋がるので注意しましょう。
ヒアルロン酸注射の効果を少しでも長持ちさせる方法
《部位にあった種類のヒアルロン酸を選ぶ》
ヒアルロン酸注射の効果を少しでも長持ちさせたい場合には、それぞれの部位にあった種類のヒアルロン酸を選ぶことが大切です。
ヒアルロン酸というのは粒子の大きさや性質によっていくつかの種類があります。
例えば、分子が大きいものは持続期間が長いですが、目の下などの皮膚の薄い部分に注入することには適していません。
部位によって適切なヒアルロン酸の種類を使い分けることにより、持続期間を長持ちさせることができます。
《安さではなく品質で選ぶ》
ヒアルロン酸注射で重要なことは、施術の安さで選択するのではなく、ヒアルロン酸の品質で選ぶことが大切です。
費用が安い場合、どうしてもコストを安く抑えるために品質の悪いヒアルロン酸を使用しているケースが多いです。
また、ヒアルロン酸を体内で安定させるための架橋剤が少ないなどの問題が考えられます。
品質の高いヒアルロン酸を取り扱っており、信頼できるクリニックで施術を受けることは、自然と効果を長持ちさせることに繋がるでしょう。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
ヒアルロン酸注射の効果を長持ちさせるためには、専門性が高く、そして技術力の高い医師を選ぶことが大切です。
特に皮膚の薄い部分への注入は医師の技術力によって仕上がりが大きく左右されてしまいます。
効果を長持ちさせることはもちろんのこと、仕上がりをより理想に近づけるためにも医師選びは慎重に行いましょう。
ヒアルロン酸注入の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
ヒアルロン酸注入のリスク|起こり得るリスク10例とその対処法を紹介
2018.09.04 火 16:33
ヒアルロン酸注射を受ければ、ボリュームが出て若々しい印象に変化させることが可能です。しかし、その反面でリスクとなる点もいくつかあるのをご存知でしょうか。
この施術を検討しているのであれば、こうしたリスクについて十分に理解を深めておくことはとても大切です。そこで今回は、ヒアルロン酸注入で起こり得るリスクについて詳しくご紹介していきます。
ヒアルロン酸注射とは
この施術では元々体内に存在しているヒアルロン酸という美容成分を肌内部に直接注入していきます。
シワやたるみの改善から、おでこや顎に注入して輪郭を整えたり、涙袋を形成したりと、幅広い施術に適用することができる点が魅力です。
ヒアルロン酸は、徐々に体内に吸収されていくため、その効果は一時的です。個人差がありますが、3〜6ヶ月くらいで吸収されていくと言われています。
”ヒアルロン酸とは、人の体内にある成分で保水力に優れ肌の保湿などを維持する働きをするほか、コラーゲンやエラスチンと強く影響し合いながら肌組織の保湿やハリを保っています。”
ヒアルロン酸注射のリスク
《内出血を起こす可能性がある》
注入の際に、針が血管を傷つけることで内出血が起こってしまうことがあります。
すべてのケースで症状があらわれるというわけではありませんが、もしも内出血がでてしまうと1〜2週間は症状が残ってしまいます。
《腫れを起こす可能性がある》
術後は、ヒアルロン酸を注入した部位に腫れが出ることがあります。
症状が治まるまでの期間は人それぞれですが、早い人で2〜3日程度の期間があれば徐々に目立たなくなっていきます。
ただ、患部で感染症が起これば、その分腫れが長引くこともあるのでこの点は注意しておかなければいけません。
基本的に腫れが出るのは、注射針を刺した部分とその周辺だけです。
《皮膚が凸凹になる可能性がある》
皮膚の表面が凸凹になる可能性があります。本来であれば薬剤を肌の下に均等に注入していくのですが、注入量の偏りが出てしまうことで、こうした症状が出てしまうと言われています。
あまりにも凸凹が顕著で気になる場合には、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸分解注射を施せば修正が可能です。
施術の後で肌が凸凹になってしまったというときにはできるだけ早く担当の医師に相談して対処するようにしましょう。
《すぐに元に戻ってしまう可能性がある》
このヒアルロン酸注射の施術では、施術を受けた後にすぐ元に戻ってしまう可能性もあります。
注入する薬剤の質が悪かったり、あるいは注入した部位での成分の吸収が早かったりするのが原因となっていきます。
事前に薬剤の種類や特性をしっかり確認して、より自分に合ったものを選んでいくようにしましょう。
《しこりができてしまう可能性がある》
患部にしこりができてしまう可能性もあります。粒子が比較的硬く大きめの種類の薬剤を使用することで起こりやすくなります。
また、注入する薬剤の量が多すぎてもこの症状が発生しやすくなるので注意が必要です。
しこりの症状は時間の経過とともに治まっていくことが多いと言われています。
なかなか改善されない場合は、必要に応じてヒアルロン酸分解注射で修正を行うこともできます。
《細菌感染を起こす可能性がある》
ヒアルロン酸注射の施術では細菌感染のリスクもあります。
注射針を刺した際の傷口から細菌が入り込めば、そこから感染症を引き起こすことがあります。リスクを下げるためにもクリニックを選ぶ際には衛生面もしっかり確認するようにしましょう。
実際に症状があらわれた際には早急に担当の医師に相談して治療を行っていくことが大切です。内服薬の服用、抗生剤の投与などそれぞれのケースで対処法は異なりますが、中には通院が必要になることもあります。
《頭痛がおこる可能性がある》
施術の後には頭痛が起こることがあります。これは体内に薬剤が入ったことによって起こるもので、時間の経過とともにおさまっていくことが大半です。
ただ症状があまりにも強かったり、長く続いたりするようであれば原因が別に考えられることもあるので、早急に医師に相談するようにしましょう。
《チンダル現象がおこる可能性がある》
ヒアルロン酸注射の施術ではチンダル現象が起こるリスクもあります。チンダル現象とは、肌の表面からヒアルロン酸が光に透けてみえてしまうことです。
注入量が多すぎたり、皮膚表面から浅い位置に注入したりしたときに起こりやすい症状です。特に皮膚の薄い部位への注入の際は注意が必要です。
症状があまりにひどい時にはヒアルロン酸分解注射をして修正することになります。また、症状がごくごく軽度であればメイクでうまくカバーすることで対処が可能です。
《アレルギーをおこす可能性がある》
施術では薬剤にアレルギーを起こす可能性もあります。
本来人間の体の中に存在している美容成分を注入するのでリスクは少ないですが、「絶対にアレルギー反応が起きない」と断言できるものではありません。
また、麻酔や薬剤に含まれる微量物質にアレルギー反応を起こせば、患部の赤みや腫れなどの症状が顕著にあらわれることになります。
実際に症状があらわれたときには抗アレルギー薬を用いて治療を行います。症状が重篤化する前に、できるだけ軽度の状態で医師に相談して対処することが大切です。
《壊死を起こす可能性がある》
大変稀なケースではありますがに施術の際、ヒアルロン酸を血管内に注入してしまうと、そこから血管が詰まり皮膚が壊死してしまうことがあります。
施術を受けて数時間後には皮膚が赤色、紫色に変化して痛みを伴うようになります。そのままの状態で放置をすれば、皮膚が委縮して凹みや赤みが患部に残りますし、最悪の場合患部が壊死して黒いかさぶたに変化することもあります。
ヒアルロン酸注射のリスクを軽減するためにできること
技術力の低い医師が施術を行えば、トラブルが起こるリスクが高くなってしまいます。
施術を受ける際には美容外科医として長年の経験を積んでいる医師、事前のカウンセリングがしっかりしている病院を優先的に選ぶようにしましょう。
ヒアルロン酸注入の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
ヒアルロン酸注入後のしこりのリスクについて詳しく解説
2018.09.04 火 15:15
ヒアルロン酸注入は、美容医療の施術の中でも手軽に受けやすく、人気を集める施術です。
しかしヒアルロン酸を注射したあとに、注射した部分にしこりができてしまうことがあります。
今回は、どうしてしこりができてしまうのかということや、対処法・予防法について詳しくご紹介していきます。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸とは、人の体にもともと存在する成分で、優れた保湿能力を持っています。美容医療では、シワやたるみのある部分に注入したり、顎やおでこなどの輪郭形成に利用されたりと、幅広い目的で使用されます。
体内にもともとある成分ということもあり安全性が高く、注射のみで注入することができるためダウンタイムが短いという特徴もあります。
ヒアルロン酸注射でしこりができる原因
《注入量が多すぎた》
ヒアルロン酸注射でしこりができてしまう原因にはいくつか考えられます。まずヒアルロン酸の注入量が多すぎたことが挙げられます。
注入する量が多いと、異物反応が起こりやすくなってトラブルの原因となることがあります。
さらには注入量が多すぎると、吸収されきらずに体内に塊となって残るリスクも考えられます。
”なぜヒアルロン酸注射でしこりができてしまうのかということですが、これは成分が完全に吸収されなかったということが考えられます。ヒアルロン酸を注入すると少しずつ体内に吸収されることになります。
2~3年後には完全に吸収されると言われていますが、注入する部位や量によっては完全に吸収されずに残ってしまうことがあるのです。”
《部位に合わないヒアルロン酸を使用した》
ヒアルロン酸には、いくつかの粒子の種類があります。粒子が大きいもの、小さいもの、硬いもの、柔らかいものなどさまざまで、注入箇所に合ったものが使用されます。
一般的に、粒子が大きいものは効果の持続性が高く、小さいものはその逆です。また、顔まわりのヒアルロン酸注入では、粒子の小さいタイプを使用することが多くなっています。
顔に粒子の大きすぎるヒアルロン酸を注入してしまうと、稀にしこりとなって残ってしまうことがあるようです。
《医師の技術力不足》
医師の技術力が不足している場合に、しこりのトラブルが起きてしまいがちです。未熟な医師のもとでは、施術後に皮膚が硬くなってしまうことも多く、見た目が凸凹してしまって見栄えが悪くなることもあります。
皮膚の厚さに合わせて注入する深さも変えていくという繊細なスキルも必要となりますので、経験が浅い医師よりも熟練の医師を選びましょう。下手な医師で施術を受けると、こうした点の匙加減がうまくできず、トラブルを招いてしまう原因となります。
ヒアルロン酸注射でしこりができた場合の対処法
《半年ほど様子をみる》
すぐに慌てず、まずは半年ほど様子を見るのが良いでしょう。その理由は、ヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されるという性質をもつためです。
特に、注入してから3日が経過するまではヒアルロン酸が上手く馴染んでいないため、硬さが感じられることがあります。その後1週間くらいすると、徐々に馴染んで硬さが改善されることがあります。
また、もしも注入後にしこりができてしまっても触りすぎないように気をつけることが大切です。マッサージなどをしてしこりを散らす必要はありません。
《ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸を分解する注射)を使用する》
ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼという成分を注入することで、しこりを解消することができます。
ヒアルロニダーゼはヒアルロン酸を分解することができる成分です。より具体的に言うと、ヒアルロン酸を糖とたんぱく質に分解して吸収を早める効果を持っています。
ヒアルロン酸注射でしこりを作らないためにできること
《次の注入は期間を空けてから受ける》
注射の間隔は、少し期間を空けておいてから受けることがトラブルを回避するのに重要です。
大量のヒアルロン酸を、期間を開けること無く注入してしまうと、体内にしこりができてしまう可能性を高めます。
適切な期間を空けてから次の施術を受けることで、その分リスクの可能性を低くすることができるでしょう。
《安さではなく、質の良いヒアルロン酸を選ぶ》
クリニックによっては、安価な価格で施術を提供しているところもあります。
しかし、安価すぎるヒアルロン酸は、リスクを高める可能性があります。例えば、粗悪なヒアルロン酸を使用している、症例数を稼ぐために技術力の低い医師が施術を担当する、などが考えられます。
よってクリニック選びにおいては、安さだけを基準として選ぶのではなく、質の高い施術を行ってくれるクリニックを選ぶことが大切です。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
クリニックを選ぶときには、安さや予約の取りやすさで選ぶのではなく、専門性・技術力の高い医師を選ぶこともとても重要です。
専門性や技術力が高い医師であれば質の高い施術を受けることができ、トラブルを引き起こす可能性も少なくなります。
専門性・技術力の高い医師を選ぶためには、美容外科医としての経歴や得意とする専門分野、第三者からの意見、カウンセリングを通しての印象など、さまざまな判断基準から総合的 に決定することが大切です。
ヒアルロン酸注入の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。