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眼瞼下垂

2024.09.24 火 18:19

眼瞼下垂手術の症例です。

 

ビフォーアフター

眼瞼下垂とは、目の開きが弱い症状です。
まぶたを開くための筋肉を眼瞼挙筋といいますが、この筋肉を引き出して固定することで目が開きやすくなります。
眼瞼下垂手術は基本的には二重切開と同じですが、筋肉を固定する処置が加わります。
通常は注射だけの局所麻酔で行いますが、手術時間がやや長い(2時間前後)ので、不安のある方は静脈麻酔で行うこともできます。
 
一重であったり厚ぼったいまぶただと、目の開きが弱いケースがありますが、今回のケースは眼瞼下垂手術の良い適応でした。
元々は一重で重たいまぶたでしたが、術後はパッチリ目の二重になりました。
 

手術費用(税込)

眼瞼下垂手術 ¥550,000

静脈麻酔 ¥55,000

ダウンタイム

・腫れと内出血

術後の強い腫れや内出血は2週間程度でおおむね改善しますが、ほぼ形が仕上がるのは、3ヶ月~半年ほどかかります。腫れが残っている時期は、二重幅はやや広く、まぶたがむくんだような状態です。

・傷あと

術後しばらくは傷あとが赤く、硬くなります。通常は3ヶ月~半年ほどで落ち着き、目立たなくなりますが、傷跡が完全に無くなることはありません。

リスク・合併症

・感染(炎症)

まぶたの手術では感染するケースはまれですが、感染を疑う場合は早急に必要な処置を行います。

・血腫

術後の出血が原因で、まぶたが大きく腫れます。こちらも起こることはまれですが、起きた場合は感染と同様になるべく早めに処置を行います。

・まぶたの感覚異常

皮下をはがしたりする手術の影響で、一時的にまぶたの感覚が鈍くなることがあります。感覚が鈍くなると触った時の違和感などがありますが、数か月で改善していきます。

・二重ラインの不揃い、二重幅の違い、左右差など

ご希望の二重を目指して手術を行いますが、100%の仕上がりにならないこともあります。術後半年を目安に、必要があれば修正手術での調整を行います。

院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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