2022.09.02 金 17:24
鼻中隔延長術による、他院修正の症例です。
ビフォーアフター
他院にて鼻プロテーゼによる隆鼻術をされましたが、鼻先が上向きで短鼻に見えるのを気にされていて、アップノーズの改善をご希望でした。
鼻中隔延長術で、鼻先を下向きに調整しつつ高さも出しました。
鼻筋は、プロテーゼを抜去して、自家組織である側頭筋膜をロール状にして移植し、プロテーゼの代用としています。プロテーゼなどの人工物をご希望でない場合は、自家組織で代用も可能です。
さらに鼻先には、耳介軟骨と側頭筋膜の一部を移植しています。
鼻先が下がったことで、大人っぽいイメージの素敵な鼻になりました。
鼻筋も、やや不自然なわし鼻傾向がありましたが、自然なカーブになりました。
施術名
鼻中隔延長術(肋軟骨)
側頭筋膜移植(鼻背)
耳介軟骨移植(鼻先)
施術費用(税込)
¥2,695,000
内訳(税込)
鼻中隔延長術(肋軟骨 ¥1,430,000
プロテーゼ抜去 ¥165,000
側頭筋膜(鼻背) ¥385,000
耳介軟骨移植(鼻先)¥330,000
側頭筋膜移植(鼻先)¥330,000
全身麻酔 ¥165,000
ダウンタイム
腫れ・内出血はそれほど目立ちませんが、1~2週間程度で落ち着きます。
術後の24時間固定が4~5日必要になります。
一時的に皮膚の赤みや硬さを生じますが、徐々に改善します。
形の仕上がりは、術後3ヶ月~半年程度が目安です。
リスク・合併症
・血腫
術後に出血が起こり、皮膚の下に溜まってしまうことがあります。必要に応じて、血種を取り除く処置を行います。
・感染(化膿)
まれですが、感染による腫れや炎症を起こすことがあります。必要に応じて、抗生剤の点滴などの処置を行います。
・変形
まれですが、移植軟骨の部分的な吸収やずれなどによって、へこみやゆがみなどの変形がおこることがあります。必要に応じて修正を行いますが、改めて軟骨や筋膜の採取が必要になることもあります。
・元々の鼻の曲がりや小鼻の左右差などは、手術をしても完全に無くならないことがあります。