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鼻孔縁下降術の痛み|症状や痛みを軽減させるためにできることを解説

2018.06.30 土 13:14

鼻孔縁下降術とは、鼻の穴が目立つ、鼻の穴が切り込んだようになっているなどの悩みを解消できる効果的な施術です。

今回は、そんな鼻孔縁下降術の痛みについて、「どのくらいの期間続くのか」「長引いた場合の対処法」などを具体的に解説します。

鼻孔縁下降術とは

 

鼻孔縁下降術とは、自身から採取した耳介軟骨などの軟骨組織を鼻孔に移植することで鼻の穴の形を整える施術です。

軟骨組織を採取する際も、傷跡が分かりにくい位置から傷跡が目立たないように配慮して行われます。

鼻孔縁下降術の痛み

《施術中の痛みについて》

施術中は、局所麻酔を施すため、痛みはほとんど感じません。ただ、麻酔を行う際の注射で痛みを感じることは考えられます。

どうしても注射の痛みに不安がある場合は、局所麻酔を行う前にクリームなどの麻酔で痛みを緩和してくれるクリニックもあるので、事前に相談してみましょう。

《術後の痛みについて》

鼻孔縁下降術の痛みを感じる部位は、施術を行ったと、軟骨組織を採取した耳や肋骨などの部位の2箇所です。術後の痛みはその程度や期間に個人差はありますが、多くの場合、1~2週間程度で収まります。

動けなくなるほどの強い痛みがでることは稀ですが、我慢できない場合には無理をせずに痛み止めを服用しましょう。

また術後1週間程度で抜糸が行われますが、そこまで強い痛みはなく、チクチクする程度です

痛みが長引いた場合について

《感染症の疑いがある》

術後2週間程度経っても、痛みの症状が改善されない場合は施術部位が感染症になっている可能性があります。

施術の際に細菌が傷口に入ったり、移植した軟骨がうまく生着せずに壊死したりすることが原因です。

《感染症が起こった場合の対処法》

感染症の疑いがある場合は、なるべく早めに施術を受けたクリニックに相談しましょう。

感染症に対しては、内服薬や抗生剤などを投与することで症状を抑えます。また重度の場合は、切開をして膿を外に出さなければならないこともあります。

もし感染症の原因が軟骨組織の壊死である場合は、壊死した軟骨の除去も必要です。

”移植した軟骨が、稀に感染症を起こす事があります。発症してしまった場合は、抗生物質の投与や洗浄措置を行いますが、状態に応じて移植した軟骨を取り出す必要がある事もあります。最悪な場合、移植組織に血流が再開されず、壊死してしまうケースもあるようです。”

引用:美容医療相談室【鼻孔縁下降術】

鼻孔縁下降術の痛みを軽減させるために出来ること

《局所麻酔は細い針を使用してもらう》

局所麻酔をする際の痛みをできるだけ軽減するためには、一般的に使用される太い注射針ではなく細い注射針で行うことがポイントになります。

注射の痛みが苦手な人は事前のカウンセリングで、細い注射針を使えるか確認しましょう。

《喫煙はしばらく控える》

もしも喫煙者である場合、痛みの症状を軽減させるためにも喫煙はしばらく控えた方が良いかもしれません。

喫煙は免疫力を低下させ血行を悪くします。それによって傷の治りが遅くなり、結果として痛みを長引かせる可能性があります。

鼻孔縁下降術の痛みが不安ならまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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