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ほうれい線にボトックス注射は向かない?その理由と最適な治療法を解説

2018.11.21 水 16:23

ほうれい線は老けた印象を与えてしまう大きな原因となるため、改善したいと希望する人は少なくありません。中には、シワ治療にしばしば用いられる”ボトックス注射”もほうれい線に効果的なのではないか、と考える方もいるのではないでしょうか。

しかし実はほうれい線にボトックスはあまり向かないと言われています。

そこで今回は、ボトックス注射がほうれい線治療に向かない理由と、ほうれい線治療に合った施術には一体どのような物があるのか、詳しくご紹介していきます。

ほうれい線ができる原因

まずはほうれい線の治療法についてご紹介する前に、ほうれい線ができる原因についてご紹介していきます。

《頬の筋肉の衰え》

まず考えられる原因は、頬の筋肉の衰えです。

加齢とともに頬を釣り上げている筋肉の力は徐々に衰えていきます。その結果、頬の脂肪が下垂していくことで、口の横に深い溝ができてしまうのです。

《肌弾力の低下》

次に挙げられるのが、肌弾力の低下です。

加齢とともに、肌のハリを保っているコラーゲンやエラスチンと呼ばれる成分の生成が徐々に減っていきます。これによって、保湿力や弾力が失われて肌がたるんで行くことで、ほうれい線ができてしまうのです。

ボトックスはほうれい線には向かない!その理由は?

ボトックス注射は、表情筋の動きが原因で起こる表情ジワの改善に効果がある施術です。例えば、眉毛を上にあげた時にできるおでこの横シワなどがこれに当たります。

一方、ほうれい線は頬の筋肉が衰え脂肪が下垂してくることが原因で起こる症状です。そのため、ボトックス注射によって表情筋の動きを抑制しても、ほうれい線の症状が改善される効果は期待できないでしょう。

それどころか、口元という表情を司る繊細な部位に注入してしまったことによって、表情の喪失につながってしまう場合もあります。

ほうれい線に効果的な施術とは?

それではここから、ほうれい線に効果的な施術について詳しくご紹介していきます。

《ヒアルロン酸注射によるほうれい線治療》

まず挙げられるのは、ヒアルロン酸をほうれい線に注入する方法です。

ほうれい線を作っている溝の部分にヒアルロン酸を注入することでその部分に膨らみをもたせ、若々しい印象へ改善することが可能です。

施術自体は数分で終了し、ダウンタイムもほとんど必要ないと言われるほど短いため、他の施術方法に対して比較的手軽に受けやすい施術であると言えるでしょう。

《リフトアップ系の施術によるほうれい線治療》

次にご紹介するのは、頬を全体的にリフトアップすることで、ほうれい線を改善する方法です。

一般的にフェイスリフトと括られることの多い分野の施術であり、一言にフェイスリフトと言ってもその施術方法にはさまざまな種類があります。

糸を頬に挿入することで頬を引き上げる方法や、こめかみなどから皮膚を切開して物理的に皮膚を引き上げて縫合する方法、レーザーを照射することで肌をひきしめて頬を引き上げる方法などがあります。

施術法によって、効果やダウンタイムなどに幅があるため、ご自身に合う施術法を選択することが可能です。

ほうれい線治療を検討中ならまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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