2018.11.16 金 12:17
レーザートーニングは、肝斑やシミ・くすみなどさまざま肌トラブルを改善することができる施術ですが、数回に渡って治療を継続する必要があります。
そこで今回はレーザートーニングの経過に焦点を当て、施術直後のダウンタイム中の経過から、回数別の効果が現れる経過についてまで、詳しくご紹介していきます。
レーザートーニングとは
レーザートーニングとはQスイッチYAGレーザーという種類のレーザーを使用した、肝斑・シミなどを治療する効果が期待できる施術です。
非常に低出力な、メラノサイト(肝斑の原因となるメラニン細胞)を刺激しない程度の出力でレーザーを照射します。そのため、従来のレーザーを照射してしまうとメラノサイトを活性化させてしまい悪化を招くとされていた肝斑の治療に対しても効果的な点が特徴です。
低出力なため施術の際の痛みは少なく、ダウンタイムもほぼ必要ないと言われています。
レーザートーニングのダウンタイムに起こる症状
まずは、レーザートーニングの施術直後の経過についてご紹介します。
基本的にレーザートーニングの施術後はダウンタイムがほとんど必要ないと言われており、日常生活に支障がでてしまうことはほとんどありません。
しかし、そうは言っても直後には多少の赤みやほてり感が伴う場合もあります。また、低出力ながらも肌には少なからずダメージがありますので、施術後数日間は肌が乾燥気味になることもあります。
また稀に、施術後乾燥などの影響で一時的にニキビや吹き出物がたくさん出てしまうことがあります。この場合は、施術を受けたクリニックに相談して薬を処方してもらったり、乾燥を防ぐための保湿ケアを徹底したりすることが大切です。
《施術後の過ごし方のポイント》
多くのクリニックは、施術直後からのメイクを可能にしていたり、当日からのシャワーなどには制限を設けていなかったりすることが多いようです。
しかし、当日から長時間の入浴やサウナ、飲酒、過度な運動など血行を促進する行為をしてしまうと、赤みなどの症状を助長してしまう可能性があります。
そのため、当日や翌日までは血行を促進する行為は控え、シャワーや短めの入浴で済ませると良いでしょう。
レーザートーニングの回数別の経過について
それではここから、回数別にみるレーザートーニングの経過についてご紹介していきます。
《1〜3回目の照射後》
一般的にレーザートーニングの施術は1〜3回程度照射を受けただけでは、効果を実感できることはあまりないと言われています。
もちろん効果の現れ方には個人差があるので、1回目からでも肌の違いを実感できる場合もあるでしょう。
しかし、やはり回数が浅い内はあまり大きな変化は感じられないことが多いようです。その上、初回などは施術後の赤みなどが出やすい傾向もあると言われています。
《5〜8回目の照射後》
5回〜8回ほど照射を繰り返したあたりから、徐々に効果を実感し始めることができると言われています。
シミや肝斑が少しずつ薄くなっていたり、肌全体のハリが増して明るくなったり、というような違いを感じることができるでしょう。
《10〜15回目の照射後》
だいたい10〜15回くらいが、1クールの目安とされています。
1クールの治療が完了したころには、気になる肝斑やシミなどが大きく改善されたことを実感できるのではないでしょうか。
《20回目の照射以降後》
一般的に1クールとされる回数を大きく超えて、20回以上照射を続ける方もいます。人によって効果の現れ方には差がありますので、それぞれに合った回数で照射を受けると良いでしょう。
また、1クール終了後も1〜2ヶ月に1回くらいのペースを目安に照射を継続することで、新たに現れる肝斑やシミなどの症状を抑える効果もあると言われています。
完全に治療を中断してしまうのではなく、メンテナンスのために定期的な照射を続けてみると良いでしょう。
レーザートーニングは1回の施術でどのくらい効果が得られる?
レーザートーニングはご紹介したように、1回1回での明確な効果がわかりにくい施術です。
そのため1回1回短期的に効果を期待するのではなく、1回目と5回目、1回目と10回目というように回数をおいて肌の状態を比較し、経過を観察してくと効果を実感しやすいと言えるでしょう。
まだ回数が浅い内は、なかなか効果が出ないなあと感じることもあるかもしれませんが、まずは照射を継続してみることが大切です。
レーザートーニングの施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
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