2018.07.19 木 11:28
美容整形で比較的よく使用されるシリコン。こうしたシリコンは鼻や豊胸で使用されますが、「レントゲンに写ってしまう」というデメリットがあることをご存知の人も多いのではないでしょうか?。
そこで疑問なのが、同じく美容整形において様々な用途に使用されているヒアルロン酸注射はレントゲンに写ることがあるのか、という点です。
そこで今回は、ヒアルロン酸がレントゲンに写ることはあるのか、という疑問について紹介します。
そもそもヒアルロン酸注入とは
ヒアルロン酸注射とは、鼻の高さや形を整える効果のほか、しわ・へこみを目立たなくさせる、額・頬・顎などの輪郭を整える、涙袋・唇・胸にボリュームを出すといった効果も期待できる方法です。
注入したヒアルロン酸は吸収される成分であり、ヒアルロン酸の種類・注入する部位・深さ・量・体質などによって異なりますが、半年〜1年ほどの持続が見込めまれます。
注入したヒアルロン酸はレントゲンに写ることはない
体内に注入したヒアルロン酸は、プロテーゼやシリコンバッグのようにはっきりと写ってしまうことはありません。
そのため、レントゲンによってヒアルロン酸注射を行ったことがバレてしまう危険性は低いでしょう。
”ヒアルロン酸注入法・脂肪注入法は基本的に精密検査で写ってバレてしまうということは少ないようですが、しこり(石灰化)がある場合のエコー検査では、しこり(石灰化)が写り豊胸したことはわかってしまうようです。”
ヒアルロン酸注入によって乳がんの判別が難しくなる可能性はある
胸にヒアルロン酸を注入していても、レントゲンに写ることはほとんどありません。しかし、乳がん検診で行うマンモグラフィー検査には影響が出てしまう可能性があります。特に、乳腺の密度が高い「デンスブレスト」の方は注意が必要です。
そもそもマンモグラフィーでは、乳がんのしこりと乳房内の乳腺が白く映し出される仕組みになっています。デンスブレストの場合、通常よりも白く写る部分が多いです。その胸にヒアルロン酸を注入すると、ヒアルロン酸のボリュームによって乳腺が押し上がり、白く映し出される部分が大きくなってしまうでしょう。
それによって、乳がんのしこりの白い部分と乳腺の白い部分が混在して、乳がん判別が難しくなってしまう恐れがあるため、注意しなければなりません。
ヒアルロン酸注入が不安な方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。