2018.07.15 日 10:43
ヒアルロン酸注射は、注射のみで行える方法のため、ダウンタイムが短い・傷跡が残りにくいといった様々なメリットがあります。その一方で、いくつかのデメリットも存在します。
そこで今回は、施術を受ける前に知りたいヒアルロン酸注射の5つのデメリットと、失敗しないためのポイントを紹介します。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射とは、注射のみで行える美容整形の一つです。ヒアルロン酸を肌のへこみに注入することで、しわ・たるみを目立たなくさせることができるでしょう。
そのほかにも、鼻筋を通す・涙袋や唇をふっくらさせるといった効果なども見込めます。
ヒアルロン酸注射のメリット
ヒアルロン酸注射は、もともと体内に存在する成分のため、アレルギーなどの拒否反応を起こしにくいという特徴があります。また、注射のみで行える方法なので、身体にかかる負担が少ないのも魅力でしょう。
さらに、仕上がりに満足できない場合も、ヒアルロニダーゼという酵素で成分を溶かせるので、修正が可能です
ヒアルロン酸注射のデメリット
《効果の持続期間が短い》
ヒアルロン酸は吸収されてしまう成分のため、持続性が限られているという点がデメリットにあげられます。
持続期間は一般的に半年〜1年ほどで、早いと3ヶ月ほどで消失してしまうでしょう。
《効果を維持するための費用が高額》
注入したヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、効果を維持するには複数回の注入を繰り返し行う必要があります。
それによって、回数が増えれば費用もそれだけ高額になってしまうのがデメリットです。
”ヒアルロン酸は、時間の経過と共に吸収されてしまうため効果を維持するためには継続的な治療が必要になります。”
《注入時に痛みを感じる》
ヒアルロン酸注射は、その名の通り、注射で行う施術です。そのため、痛みの感じ方には個人差があるものの、注入時に痛みが伴います。それを緩和させる方法として、麻酔成分が配合されたヒアルロン酸を使用したり、クリームやテープなどの表面麻酔や局所麻酔を用いたりします。
ここで注意したいのが、”局所麻酔”です。これは痛みの軽減が目的ですが、ヒアルロン酸を注入する前に患部がボリュームアップしてしまいます。それによって、麻酔が吸収された2,3日後に、「物足りない」と感じてしまう可能性があるので注意しましょう。
さらに、経験の浅い未熟な医師の場合、ヒアルロン酸を何度も打ち直すこともあり、これが痛みを感じる原因の一つにもなります。
《デメリット④アレルギーを起こす可能性がある》
注入するヒアルロン酸は体内に存在している成分なので、それ自体でアレルギーを引き起こすことはほとんどないでしょう。しかし、薬剤に含まれている麻酔成分や不純物質、注入した成分をすぐに吸収させないために用いられる架橋剤(かきょうざい)によって、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
術後数日〜2週間で、肌に異常な赤みや腫れといった症状がでた場合には、アレルギーを引き起こしている可能性が考えられます。
そのため、重症化して取り返しのつかないことになる前に、早急に医療機関に相談してください。
《デメリット⑤壊死を起こすリスクがある》
ヒアルロン酸を注入する際に、誤って血管内にヒアルロン酸が入ったり、注入したヒアルロン酸によって血管が圧迫されたりすると、血液が正常に流れなくなります。この状態が続くと、数時間ほどで痛みや変色が生じ、放置すれば悪化して壊死を引き起こしてしまいます。
このような状態にならないために、状態に応じてヒアルロニダーゼを注入するほか、成分の吸引や炎症を抑える治療が必要です。
ヒアルロン酸注射のデメリットのリスクを下げる方法
ヒアルロン酸注射をする際はつい”費用の安さ”で選んでしまいがちです。しかし、費用はある程度の技術力と比例していて、技術が未熟であれば、壊死などのトラブルに繋がってしまいます。
そのため、失敗のリスクを軽減するためにも技術力があり、専門性の高いクリニックや医師を選ぶことが大切です。
医師選びのポイントは、美容外科医としての勤続年数や美容外科のベースと言われる形成外科の出身であるかなどを事前に確認し、カウンセリングでしっかりと話を聞いてくれるところを選びましょう。
ヒアルロン酸注射で不安なことは、カウンセリングで相談しましょう
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。