2018.07.13 金 18:38
ヒアルロン酸注射を受けたら、皮膚の表面に青みが出てしまった・クマが濃く見えるようになってしまったなどの術後のトラブルを抱えている方もいるのではないでしょうか。
これは「チンダル現象」というものが起きている可能性が考えられます。
そこで今回は、チンダル現象とはどんなものなのか、なぜヒアルロン酸注射でこの現象が起こるのかなどを解説していきます。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射とは、しわやたるみなどによってできた溝にヒアルロン酸を注入することで、それらを目立たなくさせる効果が期待できる方法です。
そのほかにも、唇や涙袋をふっくらさせたり、鼻を高くしたりする効果も見込めます。
”ヒアルロン酸を顔に注入する際には、様々あるヒアルロン酸の中でも、患者様の気になる箇所によって使用するものを使い分け専用の針で注射する施術のようです。 ”
ヒアルロン酸注射で起こるチンダル現象とは
チンダル現象とは、注入したヒアルロン酸が皮膚の表面から青く透けて見えてしまう現象です。これはもともと皮膚が薄い方や目の下のような皮膚の薄い部位に注入した場合に出やすいでしょう。
これが起こると、かえって目の下のクマが濃く見える・老けて見えるといった可能性が高まります。
ヒアルロン酸注射でチンダル現象が起こる原因
チンダル現象は、注入量が多すぎる・皮膚から近い位置に打ちすぎることが原因と考えられます。また、部位に対してヒアルロン酸の粒子が大きくて硬いことでも起こるでしょう。
特に、皮膚の薄い目の下へのヒアルロン酸注入には注意が必要です。
ヒアルロン酸注射でチンダル現象が起きた場合の対処法
注入したヒアルロン酸は時間の経過とともに吸収されていきます。そのため、ヒアルロン酸が吸収されればチンダル現象も消失していくでしょう。
ただし、吸収されるのを待っていられないという場合には、ヒアルロニダーゼといわれるヒアルロン酸分解酵素を注入します。これによって、体内への吸収が早まり、症状の緩和が期待されます。
ヒアルロン酸注射によるチンダル現象のリスクを少しでも下げる方法
《安さではなく部位にあったヒアルロン酸を選ぶ》
効果を維持するためには複数回のヒアルロン酸注射が必要になるため、できる限り1回あたりの費用を抑えたいという方も少なくありません。
しかし、安いヒアルロン酸は品質が悪い・部位に合っていないことで、チンダル現象が起こるでしょう。また、そのほかの様々なトラブルを引き起こすリスクを高めることにもなります。
そのため、安さではなく、部位に合った品質の良いヒアルロン酸を選ぶことが重要です。
ヒアルロン酸注射で不安なことは、カウンセリングで相談しましょう
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。