2018.07.11 水 17:28
自らが陥没乳頭であると悩みを抱える女性は少なくありません。人にはなかなか言えない悩みであるため、抱え込んでしまっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな陥没乳頭は美容医療で改善することが可能な症状です。今回は陥没乳頭を改善する施術である、陥没乳頭修正手術について詳しく紹介します。
陥没乳頭の症状について
《陥没乳頭がどのような症状か》
陥没乳頭は、本来表に出ているべき乳頭が表には出てこず、中にめり込んでいるような状態を指します。
授乳の際に赤ちゃんが吸うことができないなどのトラブルが起こってしまうため、育児にも支障をきたしてしまう症状です。
また審美面での悩みをもたらすことも多く、温泉などに行くのをためらってしまう場合などもあるようです。
《2つの陥没乳頭のタイプ》
陥没乳頭には2つの種類があり、真性陥没乳頭と仮性陥没乳頭の2つがあります。仮性陥没乳頭は通常時は中に隠れているような状態ですが、刺激を加えれば出てきます。
その一方で真性陥没乳頭は刺激を与えても出てこないことから、症状で言えばこちらの方が重いです。
仮性陥没乳頭も真性の症状に比べれば軽度ですが、あまり健全な状況とは言えません。いずれの症状も陥没乳頭手術を受けることが必要です。
《陥没乳頭の原因》
陥没乳頭になる原因としてまず挙げられるのは、乳頭を支えるはずの組織が発達していない点です。
またバストが成長してもそこに乳腺が追いつかないというケースもあります。最近の若い人はバストが大きい人が多く、その分乳腺の成長が追いつかずに陥没乳頭になることが多いと言われています。
他にも乳房に関する手術の影響や、乳腺炎などの症状によって陥没乳頭になることもあります。要するに乳管や乳腺に何らかの異常があると陥没乳頭になりやすいということです。
陥没乳頭の修正手術について
《陥没乳頭修正術の施術方法》
陥没乳頭手術の方法としては、最初に糸で陥没乳頭を引き上げます。乳頭の周囲を数ミリ程度切開し、乳頭内部の乳管や癒着を処理した上で、再び陥没しないように縫い合わせます。
ただ、その方法はクリニックや実際の症状によって異なることもあり、あくまでも一例です。どの方法であったとしても切開は行われることがほとんどです。
《乳頭縮小の施術の概要》
陥没乳頭の施術時間も様々ですが、30分ほどで終わります。また麻酔に関しては局所麻酔で行われることが多いようです。
《陥没乳頭修正術のダウンタイム》
陥没乳頭手術のダウンタイムは、切開を伴うことから1~2週間程度となります。起こる症状としては内出血や腫れとなっており、抜糸が終われば収まります。
抜糸は術後8日から14日程度で行われます。この期間は乳頭への圧迫や摩擦などに気を付けるだけでなく、お風呂などに入る際も細心の注意を払う必要があり、全く影響がなくなるまでに1か月はかかります。
《陥没乳頭修正術のデメリット・リスク》
陥没乳頭手術のデメリットはいくつかあり、主なケースとして”効果が不十分であること””左右差が出てくること”などが挙げられます。
また稀ではありますが、最悪の場合血流障害によって乳頭が壊死することもあるので、施術前にこれらのリスクについてはしっかり理解しておきましょう。
陥没乳頭修正術の費用
《保険適用される場合がある》
陥没乳頭手術は保険が適用されることがあります。今後妊娠を予定している人、授乳障害を抱える人、さらに乳腺炎の可能性がある人などが対象となっており、美容目的などでは対象外です。
この場合の費用は、保険適用ということで負担が減り、おおよその自己負担額は片側だけで20,000〜30,000円です。
”保険適用となれば費用の負担が軽くなる反面、問題もあります。乳頭周りの治療は高度な技術と専門知識が要求される分野であり、また、乳輪や乳頭周辺はバストの見た目を左右する大切な部分です。安いからと保険適用で安易に手術を受け、乳輪の形状が変わってしまったり、切開した傷が目立ってしまったり、治療したのにも関わらず再度陥没してしまったという場合もあります。また、万が一手術により乳管が切断されてしまうと、再度乳管を接合することが非常に困難となり、その後の授乳ができないといった最悪のケースも考えられます。”
《保険適用外の費用》
保険の適用外で施術を受ける場合は、クリニックで違いはありますが、だいたい25万円から50万円あたりが相場となっています。
《銀座S美容形成外科クリニックの費用》
銀座S美容形成外科クリニックでは陥没乳頭の修正手術を、324,000円〜受けることができます。施術についてより詳しく知りたい方はメール相談からご連絡ください。
陥没乳頭修正術の施術を受ける際に注意するポイント
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
陥没乳頭手術を受ける際の注意点は、医師の技量が問われやすい施術であるため、医師選びは慎重に行うべきであるということです。
特に乳管をしっかりと縛り再陥没しないようにする施術の部分はとても重要で、技量が大きく問われる部分とも言われており、下手な手術では戻ってしまうことがあります。
《術後のデザインを事前のカウンセリングでしっかりと医師と共有する》
どのようなデザインにするのか、その共有を患者と医師でしっかりと行っておくことも大切です。
建設的な話し合いとイメージの共有をすることで、手術後に仕上がりのデザインをみて思い通りではないと後悔するリスクが減るでしょう。カウンセリングを納得がいくまで行うことで失敗の可能性を低くすることができます。
陥没乳頭修正術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。