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鼻骨幅寄せのデメリット|起こりうるリスクとデメリットを回避する方法とは

2018.07.06 金 15:45

鼻骨幅寄せは、横に広がっている鼻に対して、骨格からアプローチを行って見た目の改善をしていく整形です。

しかし、骨を切除する方法のため、様々なデメリットが伴う施術でもあります。

そこで今回は、受ける前に知りたい【鼻骨幅寄せのデメリット】について紹介していきます。

鼻骨幅寄せとは

鼻骨幅寄せとは、鼻骨の内側と外側の骨切りを行い、内側に移動させて、すっと通った鼻筋を作ることが期待できる方法です。

骨にアプローチする方法のため、1〜2週間ほどの固定を行います。その後、ダウンタイム中の症状が落ち着き、最終的に完成と言えるまで半年ほどの時間がかかるでしょう。

鼻骨幅寄せのメリット

《根本的な部分から改善が期待できる》

鼻骨幅寄せでは、骨を切除し、内側に寄せて鼻筋を細くする方法です。原因となっている骨に直接アプローチする方法のため、根本から悩みの改善ができるというメリットがあります。

特に、鼻が全体的に大きく見えてしまう方・鼻に存在感がある方などに向いている方法の一つと言えるでしょう。

《一度で高い効果と持続性が得られる》

鼻骨幅寄せは、骨に直接手を加え、鼻の形を整えていきます。

その際、この施術で切除した骨は増えるということはないため、一度で高い効果と持続性が見込めるでしょう。

鼻骨幅寄せのデメリット

《2週間ほどの長い休みが必要になる》

鼻骨幅寄せは、骨の切除・移動を行う施術なので身体に大きな負担がかかり、痛み・腫れ・内出血などの症状があらわれます。特に、鼻よりも皮膚の薄い目の周りに出やすく、ピークは1〜2週間ほどです。また、この期間は固定も必要です。

そのため、2週間ほどの長い休みが必要になるでしょう。

《術後の固定が外れないように過ごす》

鼻骨幅寄せ後は骨を安定させるために、ギブスでの固定を1〜2週間ほど行います。

これがずれないように、触る・こする・掻くといった行為には注意しなければなりません。

ただし、どんなに注意をしていても、鼻の皮脂の分泌量が多い方などはギプスが浮いてきてしまう可能性があります。その場合には、1週間以内にギプスを交換しにいく必要があります。

《術後しばらくは鼻を強くかまない》

術後しばらくは、鼻を強くかまないように注意しましょう。これは、鼻をかむことによって傷口が開いてしまう恐れがあるためです。

万が一、傷口が開いた場合、鼻水や雑菌によって感染症を引き起こすリスクが高くなってしまいます。

特に、花粉症や鼻炎持ちの方は、事前に医師に相談し、薬で症状を抑える・原因物質に触れないなどの予防を行ってください。

《鼻の変形》

鼻骨幅寄せのデメリットには、鼻が曲がるなどの鼻の変形が起こる可能性があります。この原因は、施術を行った医師の技術力の不足が考えられるでしょう。

ただし、施術に問題がなくても、骨が安定するまでの過程で、鼻の変形が起こることもあります。これは、術後の固定で骨の位置を100%コントロールできないために起こるものです。

鼻の変形が起きた場合は、状態に応じた治療が必要になります。

《鼻が細すぎる》

この施術では、骨を切除したのち、内側に寄せて鼻筋を細くする必要があります。その幅寄せが極端だと、鼻筋が細すぎると感じてしまうでしょう。

これは、医師の技術力不足のほかに、骨の固定が100%コントロールできないことが原因と考えられます。

細くなりすぎてしまった場合、寄せた鼻骨を広げることである程度は元に戻すことができるでしょう。また、ヒアルロン酸注入や軟骨移植、プロテーゼ挿入でも、鼻筋を太くする効果が見込めます。

”鼻骨はとても薄く、削ると強度がなくなり安定しなくなるので、切る方法を取りますが、切りすぎると細くなりすぎてしまい、切らなすぎると効果に不満を感じるということが起きます。切ったあとに満足がいなかった場合や修正したいという場合は、骨自体を切ってしまうため、元に戻すことは難しいです。 ”

引用:美容医療相談室【鼻骨幅寄せ術】

《目立つ傷跡が残る》

鼻骨幅寄せでは、鼻の穴の中を切開するだけで行えることもあれば、鼻の穴の中と鼻筋の横の皮膚を切開することもあります。前者のケースでは、傷跡が残る心配はほとんどありません。しかし、後者の場合は、目立つ傷跡が残る可能性が考えられます。

この原因は、主に、医師の技術力不足と、体質によるものが影響しているといえそうです。

そうならないためには、専門性・技術力の高い医師を選ぶことが重要です。また、ケロイド体質の方普段から傷の治りが悪い方は、事前に相談しましょう。

《すでに鼻プロテーゼが入っている場合は抜去が必要》

鼻骨幅寄せを行う場合、すでに鼻プロテーゼを入れている場合は基本的に抜去を行ってから鼻骨幅寄せを行う必要があります。デザインが気に入っていたとしても抜去を行わなければいけないという点がネックで、万が一抜去せずに施術を行うと、プロテーゼがずれるなどのトラブルを引き起こしやすくなるでしょう。

なお、新しいプロテーゼの挿入は、術後3〜6ヶ月ほどの時間が経過すれば可能です。

鼻骨幅寄せのデメリットのリスクを少しでも抑える方法

《術後は医師の指示に従って過ごす》

鼻骨幅寄せのデメリットのリスクを少しでも抑えるには、医師の指示に従ってダウンタイムを過ごす必要があります。

誤った対処を行ってしまうと、ダウンタイムが長引く・ギブスによる固定が外れてしまうなどが考えられます。

そうならないために、医師の指示に従って、入浴を控える・刺激を与えない・固定を勝手に外さないなどに注意しながら、ダウンタイムを過ごすことが大切です。

《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》

鼻骨幅寄せだけではありませんが、施術を担当する医師の技術力がとても大切です。

万が一、経験の浅い未熟なドクターが施術を担当した場合には、鼻が曲がってしまう鼻が細すぎてしまう目立つ傷跡が残ってしまう鼻の閉塞感を感じてしまうなどの失敗・トラブルを引き起こす可能性が高くなってしまいます。

そのリスクを少しでも避けるためには、専門性・技術力の高い医師選びを行なっていかなければなりません。

医師選びを行う際には、これまでの経歴やカウンセリングを受けた印象などを多角的に判断することがポイントです。

鼻骨幅寄せを検討中の方は、まずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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