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鼻骨幅寄せの後遺症|3つの症状・対処法・リスクを下げる方法を紹介

2018.06.30 土 16:14

鼻骨幅寄せは、鼻筋が太い・鼻筋が横に広がっているなどの鼻の悩みを改善させる効果が期待できる施術です。

しかし、骨を直接切除する方法のため、後遺症などのリスクを伴う施術でもあります。

そこで今回は、受ける前に知りたい鼻骨幅寄せの後遺症と対処法、そして後遺症のリスクを少しでも下げるための方法を紹介します。

鼻骨幅寄せとは

鼻骨幅寄せとは、鼻が太い鼻筋が横に広がっているなど存在感がある鼻筋を細くする方法です。

この施術は、基本的に鼻の中を切開しますが、状態によっては、鼻の中と鼻筋の横の皮膚を切開することもあります。

切開後、ノミと呼ばれる器具を使って、原因となっている骨を切除し、内側に寄せ、ギプスで固定することで、すっきりとした鼻にすることが期待できます。

”「骨切幅寄せ」は、鼻筋の余分な骨を削って寄せる手術で、すっきりとした美しいノーズラインを作ります。”

引用:美容医療相談室【鼻骨幅寄せ術】

鼻骨幅寄せで起こりうる後遺症

《鼻呼吸がしにくくなる》

鼻骨幅寄せは、鼻の穴の中から切開を行うため、術後は腫れが伴います。それにより鼻呼吸がしにくい状況が引き起こされてしまうことも考えられます。原因が腫れである場合には、症状が落ち着けば鼻の通りも快方に向かっていくでしょう。

特に、普段から鼻が詰まりやすいという方は、カウンセリングで医師に相談しておくことも大切です。

対処法

鼻呼吸がしにくくなるという症状は、基本的に一時的なもののため、施術を受けてから半年以内は様子を見ます。

それ以降で改善の見込みがなく、鼻が通りにくいという症状が気になる場合には、内側に寄せた鼻筋を、再度広げて空気の通りをよくする必要があります。

ただし、元に戻すと、施術を受ける前のような太い鼻筋になってしまうので注意しましょう。

《左右差が出る》

鼻骨幅寄せでは、切除する骨の量が左右で異なっている片側のみ内側に寄せすぎているといった場合に、左右差が出てしまう可能性が考えられます。

また、施術の内容に問題がなくても、固定で骨の位置を完璧にコントロールすることは難しいとされています。それによって骨の位置がずれてしまうことで、左右差が出てしまうでしょう。

対処法

左右差の対処法として、膨らんでいる側の鼻骨を切除する方法と、へこんでいる鼻骨部分に軟骨移植やプロテーゼを挿入する方法があります。

また、軟骨移植やプロテーゼ挿入に抵抗がある場合には、へこんでいる部分にヒアルロン酸を注入し、左右差を目立たなくさせることも可能です。ただし、この方法は持続期間に限りがあるため、効果を維持にするためには定期的な施術が必要です。

いずれの方法も左右差の改善に効果が期待できますが、必ずしも左右対称になるとは限らないということを理解しておきましょう。

《凹凸が残る可能性がある》

鼻骨幅寄せ後に鼻筋をなでるように触ると、骨の凹凸が残ってしまう可能性があります。

これは主に鼻の内側からアプローチしているため、施術の程度を視認出来ないことが原因として考えられます。

経験豊富な医師であればこうした症状は出ませんが、技術力の未熟な医師にかかってしまうと、こうしたリスクも高まってしまいます。

対処法

見た目にわかるような凹凸がある場合、術後4〜6ヶ月以上が経過してから、凹凸になっている部分を削ることで改善が期待できます。

ただし、見た目にわかるような凹凸が出ない限りは、無理に施術をする必要はありません。

また、修正手術を行ったからといって、必ずしも凹凸が改善されるというわけではないということも理解しておきましょう。

鼻骨幅寄せの後遺症のリスクを下げるためにできること

《鼻骨幅寄せのリスクを十分に理解して施術を受ける》

鼻骨幅寄せは、左右差が出たり凹凸が残ったりするリスクがあります。

この施術を検討している場合は、そうしたリスクが存在することを事前のカウンセリングであらかじめ説明してもらい、十分に理解・納得した上で施術を受けるようにしましょう。

《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》

失敗・後遺症などのリスクは、医師の技術力が関係してきます。

経験の浅い未熟な医師の場合、左右差・凹凸・鼻が細くなりすぎる・効果が十分ではないなどの失敗・後遺症などのリスクを引き起こしてしまうでしょう。

そうならないために、専門性・技術力の高い医師を選びましょう

鼻骨幅寄せの後遺症などのリスクが不安な方はカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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