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ヒアルロン酸注入豊胸のデメリット|デメリットを克服するためのポイントも!

2018.06.29 金 15:31

ヒアルロン酸注入豊胸は、切開などの必要がなく、注射によって手軽にバストアップを行うことができる効果的な施術です。

しかし、どんな施術にもデメリットがあります。そこで今回は、ヒアルロン酸注入豊胸のデメリットについて詳しくご紹介していきます。

《ヒアルロン酸注入豊胸とは》

乳腺と胸筋の間にヒアルロン酸の注入することで、バストアップを図る施術です。注射のみで施術は終了するので、メスなどを使って切開をする必要はありません。

手術時間は30分程度で終了します。左右の胸がアンバランスなときに、細かく注入量を調整してバランスを整えることも可能です。

”外科的手術を伴わず、注射注入のみの施術となるため、少しだけバストアップしたいけど、「手術まではちょっと…」という方に適していると言われています。

また、バスト全体を1カップ程度大きくできるのはもちろん、注入する部位によってはデコルテにハリを出したり、内側にボリュームを出し谷間をつくったり、逆に外側にボリュームを出したりなどのデザインメイクや、左右の大きさのバランスを整える効果があると言われています。 ”

引用:美容医療相談室【ヒアルロン酸注入法(プチ豊胸)】

ヒアルロン酸注入豊胸のデメリット

《ダウンタイムが必要》

デメリットの一つめは、施術後にダウンタイムが必要であるという点です。ダウンタイムとは施術が終わってから、いつも通りに生活ができるようになる期間のことを指します。

ヒアルロン酸注入といえば、ダウンタイムが軽い豊胸手術というイメージがあります。

しかし、腫れや内出血、痛み、しびれなどの症状が出ることがあります。期間は短くて数日程度ですが、長引いてしまうと2週間ほどかかる時もあります。

《実際にはそこまで費用が安くない》

ヒアルロン酸注入豊胸は、費用という面では他の施術と比較しても「手軽に受けやすい」施術だと認識されることの多い施術です。

ですが、1カップほどのバストアップをするには、片胸あたり80cc程が必要と言われています。

両胸で併せて160ccくらいが必要になりますが、1ccあたりの費用の相場が3,000〜10,000円ほどであることを考えると、1回あたり500,000〜1,600,000円ほどの費用が必要になることになります。

より大きくバストアップしたい場合は、さらに多くの費用が必要になります。手軽と思われがちですが、実際にはそこまで安価ではない治療なのです。

《持続期間が短い》

ヒアルロン酸は体に吸収される成分なので、徐々に効果がなくなっていく点もデメリットでしょう。

持続期間は個人の体質や薬剤によって違いがあります。しかし、高額な費用をかけて受けた割には、2〜3年ほどで吸収されてしまうことが多いようです。

どれくらい効果を持続させられるかは、注入するヒアルロン酸の種類や質によっても変わります。

《胸が硬くなる可能性がある》

他の施術に比べて、胸が硬くなる可能性が高いということもデメリットです。

豊胸目的で使用するヒアルロン酸は、ボリュームを出したり持続期間を長くしたりするために、粒子が大きいものを使うことが多いからです。

もともと胸に脂肪がない体型の人は、まるでヒアルロン酸を触っているような感触になってしまうこともあります。

《しこりができる可能性がある》

注入した成分は体内に入った後、徐々になじんでいきます。その際に拒絶反応が起きてしまうと、ヒアルロン酸の周りに皮膜が形成されしこりとなってしまう場合があるのもデメリットの一つです。

原因として粗悪なヒアルロン酸を使用したことや、一度に大量の薬剤を注入したことなどが考えられます。

また前回の注入から時間をあけずに、注入を繰り返した場合にも起こり得る症状です。

《アレルギーを引き起こす可能性がある》

一般的に、施術で使われる薬剤は体の中にもある成分なので安全性に優れている成分です。

しかし、だからと言って全ての人にアレルギーが起きないわけではありません。稀ではありますが注入を行ったことで体がアレルギー反応を起こし、注射部位に異常な赤みや腫れ、熱感等の症状が生じることがあります。

《感染症を引き起こす可能性がある》

ヒアルロン酸注入は胸に注射器で薬剤を入れますが、注射の針が入る場所に小さな傷ができます。そこに細菌などの繁殖が起こると、感染を引き起こしてしまう危険があります。

滅多に感染は起こりませんが、免疫力が落ちている時などは注意が必要です。

《乳がんの判別が難しくなることがある》

乳房の中にある乳腺の密度が高いバストのことをデンプレストといいます。

デンプレストの人がこの施術を受けた場合、通常はなにも問題がないのですが、乳がん検診などでマンモグラフィーを受ける時に影響が出ることがあります。

デンプレストの人は乳腺の密度が高いため、マンモグラフィーの画像が見にくいという特徴があります。加えて、ヒアルロン酸豊胸を受けることによってさらに見えにくくなり、癌の早期発見が難しくなってしまう可能性があります。

ヒアルロン酸注入豊胸のデメリットを克服するポイント

《費用の安さではなく、品質の高さで選ぶ》

ヒアルロン酸のデメリットの影響をなるべく受けないようにするためには、質の高い薬剤を使っているところを選ぶことが重要です。

提示されている価格があまりにも相場よりも安いときは、品質の悪いヒアルロン酸を使用している場合があるので注意が必要です。

《次の注入は期間を空けてから受ける》

ヒアルロン酸は時間の経過と共に吸収されていきますが、短期間の間に連続して注入を行うと、古いものがしこりとなって残ることがあります。

それが原因で胸が硬くなったり、胸の内部に凹凸ができてしまったりすることがあるので、注入間隔は医師の指示に従ってしっかりと空けるようにしましょう。

《他の豊胸術を検討する》

ヒアルロン酸注入豊胸を検討する時には、シリコンバッグ豊胸術や脂肪注入豊胸術などの、その他の豊胸手術についても調べてみましょう。

それぞれのメリット・デメリットがあり、本当に自分に合っている施術はどれなのかを知ることが大切です。

《専門性・技術力の高さで選ぶ》

ヒアルロン酸注入豊胸を受けると決めた後は、クリニック選びを慎重に行いましょう。価格の安さや予約のとりやすさなどではなく、技術力の優れた医師のいるクリニックを選ぶことが重要です。

経験の浅い未熟な医師の場合は、失敗のリスクが高くなります。医師の経験や学会での発表、カウンセリング時の印象などを元に総合的に判断しましょう。

ヒアルロン酸注入豊胸をご検討ならまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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