2018.06.28 木 13:54
ヒアルロン酸注入豊胸は、美しく豊かな胸を実現できる効果的な施術です。しかし、施術を検討する際にはリスクがあるということもしっかり知っておく必要があります。
ヒアルロン酸注入豊胸のリスクのひとつとして挙げられるのが、胸のしこりです。今回は、そんなヒアルロン酸注入豊胸で起こりうるしこりについて詳しく説明していきます。
《ヒアルロン酸注入豊胸とは》
ヒアルロン酸注入豊胸は、ヒアルロン酸をバストに注入して大きくする豊胸術のひとつです。メスを使わずに注入のみで豊かなバストを実現できるため、プチ整形のひとつとして人気を集めている施術です。
施術時間は短時間で、注入後はすぐにバストアップを実感でき、施術が終わればすぐに帰宅が可能です。ダウンタイムなどの時間的な制約が少ないのも魅力の一つです。
注入する部位や量を細かく調整することによって自分が理想とするバストのデザインを作り出し、左右のバランスを整えることも可能です。
ヒアルロン酸注入豊胸のしこりについて
ヒアルロン酸注入豊胸を受けた女性の中には、術後胸にしこりができて痛むという女性や、触ったときに不自然さを感じるという方がいます。
ここからは、ヒアルロン酸注入豊胸術でしこりが出来てしまう流れやきっかけ、しこりのリスクを避けるために出来ることなどを詳しくご紹介していきます。
《ヒアルロン酸注入豊胸でしこりができる流れ》
ヒアルロン酸を体内に注入した際に、稀にアレルギー反応や拒絶反応を起こしてしまうことがあります。
ヒアルロン酸の周囲に被膜が形成され、その後溶けずにしこりとして体内に残ってしまうのです。
《ヒアルロン酸注入豊胸でしこりができる原因》
注射による豊胸でしこりができる理由は様々です。1度に大量のヒアルロン酸を注入したことでしこりができることもあれば、質の悪いヒアルロン酸を注入したことによりできることもあります。
また、乳腺の下に注入されるはずが、皮下に注射されたことで異物反応が起こっているケースも考えられます。
他にも、乳腺下でなく乳腺内や大胸筋内に注入された場合も、炎症を起こしやすくしこりが形成されやすいと言われています。
《ヒアルロン酸注入豊胸でできたしこりを放置すると瘢痕化することがある》
豊胸の施術後にできたしこりを放置してしまうと、炎症を起こして瘢痕化することがあるので注意が必要です。
瘢痕化とは、しこりの周囲の被膜が線維化してしまっている状態のことを指します。
《しこりや瘢痕化したしこりへの対処法》
ヒアルロン酸注入豊胸の術後しこりが残ってしまった場合、まだ瘢痕化していない段階であれば、ヒアルロン酸の分解酵素であるヒアルロニダーゼと呼ばれる物質でしこりを溶解することができます。
また、注射によってしこりを吸引し、体内から取り除くことも可能です。
しこりが瘢痕化してしまった場合は、分解酵素によってしこりを溶解することは出来ません。こうした状態の場合は、切開による手術を行って取り除く必要があります。
”ヒアルロン酸豊胸で起こるしこりは周囲が皮膜で覆われていることが多く、自然に吸収されることはほとんどありません。しこりを長い間放置し続けると体内から取り出すことが困難となり、炎症を起こしてしまうこともあるようです。”
《ヒアルロン酸豊胸のしこりと乳がんについて》
ヒアルロン酸注入豊胸でできたしこりは、癌化する可能性はないと言われています。
しかし、高濃度乳腺(デンブレスト)の人がヒアルロン酸注入豊胸を受けた場合は、乳がんとしこりを判別することが難しくなる可能性があります。
ヒアルロン酸注入の施術を受けると注入した成分がさらに乳腺を押し上げるため、検査の際の画像がより白くなって鑑別がさらに難しくなることがあるためです。
ヒアルロン酸注入豊胸でしこりを作らないためにできること
《費用の安さではなく、品質の高さで選ぶ》
費用の安さでクリニックを選ばずに、品質の高さでクリニックを選ぶことが重要です。
ヒアルロン酸注入の術後にしこりができるかできないかは、使用する薬剤の品質に大きく左右されます。
相場よりも費用が大幅に安いクリニックでは、粗悪なヒアルロン酸を使用している場合も考えられるため注意が必要です。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
しこりのない美しいバストを実現するには、経験が豊富で技術力が高い医師が在籍しているクリニックを選ぶことが重要です。経験が浅くて未熟な医師だと、左右の胸のバランスが悪くなる心配もあります。
クリニック選びの際は、医師の経歴や学会での発表に加えてカウンセリング時の対応などをもとに、総合的に判断すると良いでしょう。
ヒアルロン酸豊胸のしこりが不安ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。