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鼻尖形成術|効果や費用、ダウンタイムなどを詳しく解説

2018.06.26 火 17:23

鼻は顔のパーツの中でも目立つ部位のひとつで、大きく印象を左右します。そのため、鼻に関して何らかの悩みを抱えている方は少なくありません。

とくに鼻先の長さや高さに不満を抱えている場合、改善のために鼻尖形成術という施術が行われます。今回はこの鼻尖形成術について詳しくご紹介していきます。

鼻尖形成とは

《鼻尖形成はどんな人に効果的な施術?》

鼻先の高さや長さに不満がある方にぴったりなのが、鼻尖形成という施術です。鼻先を自然に上向きにさせることができるので、顔全体がシャープな印象になります。

団子鼻など大きい鼻を自然に小さくしたい時や、鼻先の丸さや太さが気になる時にも適しています。また、半永久的な効果もあるので、一度きりの施術で完結させたいにも向いています。

《鼻尖形成の施術の流れ》

鼻尖形成は、メスを使う本格的な外科手術です。まずはカウンセリングで施術方法を具体的に決定していきます。手術当日は麻酔を使うので痛みを強く感じることはありません。手術時間は約60分で行われます。

鼻先を切開して余分な軟骨を切除して形を整え、縫い合わせる施術を行います。手術後は患部を5〜10分ほどアイシングして腫れを抑えます。

術後しばらくの間は鼻にギプスをはめて過ごし、約1週間後にギプスを外して、抜糸を行います。

《鼻尖形成のダウンタイムについて》

鼻尖形成のダウンタイムは大体1〜2週間です。術後1週間ほど鼻にギプスを固定したまま生活します。痛みや腫れのピークは3日目くらいで、そこからは自然に快方へ向かいます。

内出血を起こしてしまうこともありますが、こちらも1〜2週間で徐々に解消されていきます。

大体1週間後にギブスを外し抜糸を行います。その時の状態に問題がなければ、メイクの許可が出ます。それまでも、鼻以外のポイントメイクは可能です。

カウンセリングと手術当日、抜糸のために合計3回ほど通うのが一般的です。

《鼻尖形成の費用相場について》

鼻尖形成は自由診療なので具体的な費用はクリニックによって異なります。大体の相場は200,000〜400,000円程と言われています。

銀座S美容形成外科クリニックでの施術費用は

鼻尖縮小 324,000円〜
鼻尖縮小(ストラット法)864,000円〜

となっております。費用についてより詳しく知りたい方はメール相談からどうぞお気軽にご連絡ください。

鼻尖形成の切開の種類

《クローズ法について》

クローズ法とは、鼻の穴の中しか切開しないという方法です。鼻の内側を切開するので外から見ても手術の傷が目立ちにくく、切開する範囲も少ないので体への負担も少ないのがメリットです。

熟練した医師が行うと鼻柱部分まで切開しなくても、左右のバランスをうまく取ることができます。そのためにも、豊富な経験と技術を持った医師に施術を受ける必要があります。

《オープン法について》

オープン法は、鼻柱の根本部分を切り開くのが特徴です。クローズ法より切開する範囲は広くなりますが、手術の難易度も比較的低いため、多くのクリニックで採用されている施術方法です。

鼻の下に傷はついてしまいますが傷の経過も観察しやすく、左右のバランスも取りやすいので失敗しにくい手術方法として医師からも好まれているようです。

また、こうした施術も高い技術をもつ医師に施術を受ければ、術後傷跡が目立って残ってしまう可能性は低いと言われています。

鼻尖縮小のデメリット

《手術の効果が出にくい可能性がある》

鼻尖形成はとても自然な仕上がりが魅力ですが、プロテーゼを入れる手術と比べると、はっきりした結果が出る施術ではありません。

また、元々の鼻の形によっては、思っていたようなデザインと違う、と感じることもあります。鼻の状態を把握した上で、自身の鼻に合った必要な手術を併用することも検討するとよいでしょう。

例えば、鼻を左右に分けている軟骨の鼻中隔が小さいタイプの豚鼻の場合、鼻中隔延長手術も併せて行った方がよりシャープな印象になります。

《オープン法の場合、術後暫くは傷跡が目立つ》

オープン法で鼻尖形成手術を行うと、鼻の下にがついてしまいます。手術が終わってもしばらくは傷跡が目立つので、皮膚の状態が落ち着くまではマスクなどでカバーしましょう。

《感染症の可能性がある》

鼻尖形成手術は感染症の可能性がある手術です。

手術を受けたあと患部に赤みが出たり、ダウンタイムを大幅に超えて腫れや痛み、熱感を伴ったりする場合は何らかの菌に感染した疑いがあります。

もし感染をおこしたときは、内服薬の投与や抗生剤の点滴などで対処する必要があります。施術を受けたクリニックへすぐに連絡し対処して貰いましょう。

鼻尖形成の失敗例

《鼻の変形が起こる可能性がある》

縫い合わせ方が強すぎた場合などに、鼻が変形してしまう可能性があります。その代表的な変形の例が、ピンチノーズ・パロットノーズ変形(ポーリービーク変形)です。

ピンチノーズとは、まるで洗濯バサミで挟まれたような鼻になってしまう状態を指します。

パロットノーズ(ポーリービーク)変形とは、正面からみた時は普通でも横から見た時に鼻がまるでオウムのくちばしのように見えてしまう状態を指します。

”ピンチノーズになった場合、半年ぐらい経過を見ても改善しないようなら改善させるために再手術を行う必要があるでしょう。剥離し直して形成した軟骨を元に戻したり適切に圧迫固定したりすると整えることが可能です。”

引用:美容医療相談室【鼻尖形成の失敗について|失敗例から見えてくる対策法までご紹介します】

《鼻先が尖りすぎる・鼻先が曲がることがある》

施術によって鼻先が尖りすぎたり鼻先が曲がってしまったりすることがあります。

これは、医師の技術不足や、カウンセリングにおける希望デザインの共有が不十分であったことなどが原因として考えられます。

理想のデザインから大幅にかけ離れている場合は、軟骨組織を再度移植したり、その他の施術を併用したりすることで修正が可能です。

鼻尖形成で失敗しないためのポイント

《無理のないデザインを選択する》

鼻尖形成術で失敗しないためのポイントは、ご自身の鼻の形に合った、無理のないデザインを選択することです。

鼻の印象はほんの1ミリの違いで大きく変化します。理想を追い求めすぎて、やりすぎなデザインにしてしまうと、後々デザイン面での不満や失敗を招くことになる可能性があります。

カウンセリングを通して担当医との相談を重ね、自分の顔のバランスに合った手術内容を選択するようにしてください。

《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》

鼻尖形成はとても細かい範囲で手術を行う方法なので、専門性・技術力の高い医師に施術して貰うことが大切です。費用の安さだけで病院を選ぶのは危険なので注意しましょう。

医師やクリニックを選ぶ際は、美容外科医としての経歴はどうか、この分野において専門性の高い医師であるか、カウンセリングでの印象はどうかなど、さまざまな判断材料から総合的に決定することが大切です。

鼻尖形成術を検討中ならまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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