2018.06.26 火 11:17
鼻についての悩みを抱える方は少なくありません。特に、鼻先が上を向いていて鼻の穴が見えている状態、いわゆる豚鼻の修正を希望する方はとても多いです。
そこで今回は、そんな豚鼻を修正する効果が期待できる施術【鼻中隔延長術】について詳しくご紹介していきます。
どんな人に向く施術?
鼻中隔延長の施術が向いているのは、顔を正面から見た時に鼻の穴が見える状態が気になる方です。まるでブタの鼻の形に似通っていることから、豚鼻と呼ばれています。アップノーズと称されることもあります。
また同様に鼻が短いことで上を向いているように見えてしまうケースにもお勧めの手術で、鼻先を長くすっきりとさせることができます。
鼻中隔延長術の施術概要
《施術の流れ》
まず鼻中隔延長術を行うにあたり、耳介軟骨や肋軟骨・鼻中隔軟骨などから必要量の軟骨組織を採取します。その際、耳の裏や乳房の下など傷跡が目立たないような位置から採取します。
その後切開を行い、鼻中隔軟骨に採取した移植軟骨を組み合わせて延長することで、鼻の向きや高さを変えていきます。
《2つの切開方法》
切開の方法を大きく分けると、オープン法とクローズ法の2種類があります。
まずクローズ法とは、鼻の穴の中から切開する方法です。オープン法は鼻の穴の間の鼻柱と呼ばれる部分から切開する方法です。
傷跡はもちろんクローズ法の方が目立ちませんが、その分高い医師の技術が必要になると言われています。
オープン法では、鼻柱にメスを入れることに抵抗を感じる方がいるかもしれませんが、鼻柱の根本からの切開なので、質の高い施術を受ければ傷跡が目立ってしまう心配はありません。
《移植に用いる軟骨組織を採取する場所》
移植で使う軟骨は、自分の体から採取することが多いです。その場合、鼻中隔軟骨・耳介軟骨・胸の肋骨のどこかから採取されることが多いようです。
鼻中隔軟骨の採取は、短くて小さい鼻の方は採取が困難ですが、傷跡が他に残らないというメリットがあります。しかし、鼻からの軟骨採取が難しい場合(軟骨組織がやわらかすぎる、採取できるほどの鼻中隔軟骨が無いなど)は、耳・肋骨からの採取を行います。
鼻中隔延長のダウンタイムについて
ダウンタイムの期間は1〜2週間くらいと言われており、痛み・腫れ・鼻づまり・内出血などの症状があらわれます。
術後は移植した組織が安定するまでの期間(約3日〜7日)は、ギプスなどによる固定ケアを行います。これにより、術後の腫れや内出血の症状を最小限に抑えます。また、術後軟骨を正しい位置に固定することで、美しい仕上がりに導きます。
鼻中隔延長術のメリット
鼻中隔延長術は美容注射でヒアルロン酸などを注入する方法と異なり、半永久的な効果が得られるというメリットがあります。
基本的にメンテナンスは必要なく、一人ひとりの希望に合わせて鼻のデザインをすることができます。
1回の手術で大きな変化と即効性がある方法といえるので、根本的に改善したい場合は向いている施術と言えるでしょう。
鼻中隔延長術のデメリット・リスク
《鼻先が硬くなる》
鼻中隔延長術は鼻尖の軟骨を固定する手術です。
そのため指を使って鼻先を上に押し上げて豚鼻を作ったり、鼻先を下に延ばしたりすることは出来ないほど、鼻先が硬くなります。
《感染症を起こす場合がある》
どんな手術でも感染症をおこすリスクはありますが、鼻中隔延長術は他の鼻の手術と比べると、特に複雑な手術の一つです。
特に切開を伴う施術のため、傷跡から雑菌が入り、感染症を起こすリスクも存在するため注意が必要です。
《不自然なデザインになってしまうことがある》
移植された軟骨が体内に吸収されたり変形したりする可能性は0ではありません。そのため左右差、鼻柱の傾きなど、不自然な鼻のデザインになってしまうリスクがあります。
”軟骨の変形などにより、見た目だけでなく、呼吸がしづらくなるなど日常生活への支障を及ぼすことがあります。
また、感染症により鼻の中に膿がたまってしまう可能性もあります。
効果は高いのですが、その一方で難易度も非常に高い手術なので、医師の選択や手術の決断は慎重に検討してください。”
鼻中隔延長術の費用
鼻中隔延長術の費用の相場は、600,000〜1,200,000円ほどと言われています。
また、延長する長さや、どこから軟骨を採取するかによっても金額は変動します。
《銀座S美容形成外科クリニックの費用》
銀座S美容形成外科クリニックでは、1,080,000円から鼻中隔延長術の施術を受ける事が可能です。
費用についてより詳しい内容を知りたい方は、どうぞお気軽にメール相談からご相談ください。
鼻中隔延長術を受ける際のポイント
《クリニック選び、医師選びは慎重に行う》
顔の印象を大きく左右する施術なので、料金の安さだけでクリニックを選ぶのは止めましょう。
美しい仕上がりにするためには医師選びは慎重に行うことが不可欠です。経験や実績・専門性があるかどうかや、第三者からの意見などを参考にクリニックを調べましょう。
またその上で、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けてみて、対応の良し悪しや自分との相性もしっかり見ましょう。様々な判断基準から、総合的にみて評価することが大切です。
《術後のアフターケアは医師の指示を守る》
固定ケアや術後の過ごし方については医師の指示をしっかり守るようにしましょう。術後のアフターケアを丁寧に行うことが、美しい鼻の完成のためのポイントの一つです。
また術後2〜3週間ほどの間は、施術を受けた鼻に不要な力が加わらないように心がけながら生活を送りましょう。
鼻中隔延長術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。