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鼻先へのレディエッセ注入|鼻先への注入が避けられる理由とは?

2018.06.22 金 17:41

鼻先に高さを出したいと希望される方は少なくありません。そんなときに、レディエッセと呼ばれる注入系の施術によって鼻先を整えたいと思っている人も少なくありません。

しかし、鼻先へのレディエッセ注入はいくつかのリスクが伴うため、取り扱っていないクリニックも数多く存在します。

そこで今回は、鼻先にレディエッセを入れないクリニックがなぜ多いのか、その原因やリスクについて詳しく解説していきます。

レディエッセとは

美容外科などで行われる隆鼻術のひとつに、レディエッセと呼ばれる施術があります。この施術は、切開など大掛かりな施術の必要はなく、注射による注入のみで鼻を整えることができる施術です。

効果としては、鼻根部分の鼻を高くして彫りの深い顔立ちへ変化させたり、鼻筋を通したりする効果などがあります。施術は5分〜10分程度で完了し、1〜2年ほど効果が持続すると言われています。

また鼻の高さを出す以外にも、ほうれい線の改善、こめかみや頬のくぼみ改善など、アンチエイジング治療としても用いられることがあるようです。

《ヒアルロン酸との違いは?》

同じ注入系の隆鼻術なので、ヒアルロン酸と似たような施術だと感じられる方も多いですが、成分は大きく異なります。

ヒアルロン酸はもともと体内に存在している成分で、粘性に優れています。保湿性や保水力もあります。鼻の隆鼻だけでなく、涙袋の形成や豊胸など幅広く美容医療で用いられる成分のひとつです。

一方、レディエッセはカルシウムハイドロキシアパタイトと呼ばれる歯や骨などを形成しているカルシウム成分を使用した皮膚充填剤(フィラー剤)です。生体適合性は100%と言われており、徐々に体内へ吸収されます。

また、ヒアルロン酸には分解酵素であるヒアルロニダーゼがあり、もしも仕上がりに不満が合った場合などは取り除くことができます。しかし、レディエッセにはそのような分解酵素はありません

レディエッセを鼻先に注入しているクリニックが少ない理由

《団子鼻になりやすいため》

一般的にレディエッセは鼻根部分に高さを出したり、加齢でくぼんでしまった部分を充填したりする目的で使われることの多い成分です。

中には鼻先に注入することで高さを出したいと希望する方もいるかも知れませんが、鼻先は皮膚のゆとりがほとんど無く、同時に皮膚がとても厚い部位です。

そのため無理に注入してしまうと、鼻先が高くなるどころか成分が鼻の周りに広がって団子鼻になってしまうことがあります。

中には高さを出す目的で鼻先にレディエッセを注入しているクリニックもありますが、多くの場合、鼻先を出したいときには別の施術を勧められることが多いようです。

《元に戻すことができないため》

先にも少しご紹介しましたが、レディエッセには分解酵素がありません。

もしもヒアルロン酸注入によって団子鼻になってしまい、修正したいというケースがあったとします。この場合、ヒアルロニダーゼという分解酵素を用いることで症状を改善すること可能です。

しかし、もしレディエッセを鼻先に入れて結果に満足出来なかった場合、レディエッセにはヒアルロン酸のような修正方法はありません。自然に分解されるのを待つ他ありません。

”ヒアルロン酸の場合、ヒアルロニダーゼという分解酵素により注入したヒアルロン酸を分解することが可能ですが、レディエッセは意図的に分解することができません。不満の残る結果でも、自然に吸収されるまで待つ必要があります。

引用:美容医療相談室【レディエッセ】

《皮膚の壊死や失明のリスクがあるため》

大変稀なケースではありますが、レディエッセのフィラー剤が施術時のトラブルによって血管に入ってしまうと、それが原因で血流が止まってしまいます。その結果皮膚の壊死や最悪の場合失明を招く恐れもあります。

レディエッセは分解酵素がありませんので、こうした施術事故が起こった際にも処置が難航するケースが多いと言われています。

美容整形にリスクはつきものではありますが、プチ整形だからと言って軽い気持ちで施術を受けるのではなく、施術を検討する際にはそれぞれの施術の危険性についてしっかりと理解を深めておく必要があります。

レディエッセ以外の鼻先への施術:鼻中隔延長術

レディエッセの鼻先への施術のリスクについて解説してきましたが、ここからはレディエッセ以外で鼻先の形を整える施術方法である鼻中隔延長術についてご紹介していきます。

《鼻中隔延長術の施術内容》

鼻中隔延長術とは、鼻先に耳や肋骨などから採取した軟骨組織を移植することによって、鼻先の長さをだしたり形を整えたりする施術法です。

切開を伴う施術ではありますが、鼻の穴の内側から切開する方法(クローズ法)を用いるクリニックも多く、術後に傷跡が残ってしまう可能性も低いといわれています。

鼻柱部分から切開を行う方法(オープン法)を用いる場合でも、技術力の高い医師が施術を行えば術後に残る傷はあまり目立ちません。

軟骨などを移植することで、物理的に鼻に高さを出すことができるので、一度施術を受ければその効果は半永久的に持続します。

《鼻中隔延長とレディエッセの比較》

まず、レディエッセと鼻中隔延長の施術を比べた際のデメリットは、鼻中隔延長術は施術が大掛かりなものになってしまうということです。レディエッセは注入のみで施術時間も10分程度で済みますが、鼻中隔延長術の場合は切開を伴う大掛かりな施術が必要になります。

切開を伴う分、費用もかかりますしダウンタイムも長期間に渡ることになります。長期の休みがなかなか取れないという方には向かない施術です。

しかし、レディエッセとは異なり半永久的な効果を得ることができ、信頼できる医師のもとで受ければ団子鼻や壊死などのリスクの可能性も低い施術です。

このように美容医療の施術を検討する際は、さまざまな施術の良い面と悪い面を比較し、本当に自分にあった施術を選択することが大切です。

鼻先に高さを出したいならまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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