2018.06.22 金 16:05
鼻尖縮小の後遺症について紹介
鼻尖縮小は鼻先の形を整える施術です。しかし、メリットだけでなく場合によっては後遺症を抱えてしまうこともあるということを知っておきましょう。
ここでは5つの後遺症と失敗しないためのポイントを紹介していきます。
鼻尖縮小とは
鼻尖縮小とは鼻の形を整える手術で、鼻先の脂肪や皮下組織を除去し、鼻の両穴の周りにある鼻翼軟骨を中央に寄せることで鼻先を細くすっきりとさせられます。
鼻先が丸い、いわゆる団子鼻で悩んでいるという人に適しています。
鼻尖縮小の後遺症
《①感染症を起こす》
鼻尖縮小を受けた箇所に熱感や痛み、腫れが続くようであれば感染症の疑いがあります。
感染が起きた場合は抗生剤の内服や点滴、症状が重く膿がたまっている場合には切開などの膿を出す処置を施します。
《②鼻尖に血液が溜まる》
鼻尖縮小の術後に傷跡の内部で出血し、鼻尖に血液が溜まってしまうケースがあります。
血液が溜まると患部が紫色に腫れあがり、それを放置すると鼻尖が太くなったり感染を引き起こしたりする可能性があるため注意が必要です。
もし血液が溜まってしまった場合には注射器あるいは切開などで血液を排出します。
《③皮膚の下の縫い糸が露出する》
鼻尖縮小では、軟骨を鼻先に寄せたり、内部の傷跡を縫合したりするための中縫い糸は、基本的に抜糸はせずに皮膚の下に残します。その中縫い糸が外に露出してしまうことがあります。
そのままにすると感染を引き起こすリスクがあるため、すぐにクリニックを受診し、糸の除去などの処置を受けましょう。
《④鼻が通りにくくなる》
鼻翼軟骨を鼻先に寄せるときに鼻の中の空間が狭まり、鼻が通りにくいと感じるケースがあります。
鼻の粘膜が腫れていることが原因となっている場合は、術後3~6ヶ月程度で粘膜の腫れが治まると同時に改善されます。
しかし半年以上鼻の閉塞感が続く場合は、縫い合わせた軟骨の癒着を剥がして広げるなどの処置が必要です。
《⑤鼻の変形が起こる》
鼻尖縮小で鼻先の軟骨を縫い合わせる際に引き寄せすぎると、鼻先が上向きに変形しアップノーズになることがあります。
”左右の鼻翼軟骨を縫い合わせる際、必要以上に強く縫い合わせてしまう事で、鼻先が上向きになってしまう可能性があります。”
また施術によって鼻筋よりも鼻先が細くなった場合、ピンチノーズと呼ばれる洗濯ばさみで挟み込んだような鼻の形になるケースもあります。
それ以外でも、事前に打ち合わせとは違う鼻の形になるリスクがあります。これは手術前に術後の鼻の形を完全に予想する事が難しいためです。
もしどうしても仕上がりが気に入らないという場合には、再度手術が必要になるでしょう。
鼻尖縮小で失敗しないためのポイント
《①やりすぎずに自分にあった方法を選ぶ》
鼻尖縮小は鼻先を細くすることができる施術ですが、細くすることを優先しすぎてしまうと、鼻の変形など後遺症のリスクが高まったり、顔のバランスが崩れてしまう恐れがあります。
なるべく元の鼻の形を活かして適切な範囲で施術を行うことが大切です。
《②専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
技術力の低い未熟な医師の施術は、思ったような仕上がりにならないだけでなく後遺症などのリスクも増大します。そのため、しっかりと情報収集をして、専門性・技術力の高い医師を選びましょう。
美容外科医としての勤続年数や日本形成外科学会の専門医かどうかなどが一つの目安になります。
また、事前のカウンセリングで話をきちんと聞いてくれるか、クリニックの雰囲気を確認することも重要です。
鼻尖縮小の不安や悩みがある方はまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。