2018.06.12 火 14:35
脂肪注入豊胸は、バストアップと同時に気になる部位の痩身が期待できる施術です。しかし、この施術にもリスクが伴うことを忘れてはなりません。
そこで今回は、受ける前に知っておきたい脂肪注入豊胸の5つのリスクと、それを避けるためにできることについて紹介します。
脂肪注入豊胸の5つのリスク
《脂肪が定着しない》
脂肪注入豊胸では、注入した脂肪が定着せず満足のいく効果が得られないというリスクが伴います。
定着に関しては注入した脂肪に必要な酸素が行き渡るかが重要で、一般的に注入した脂肪が定着する割合は約30%〜80%です。
”せっかく脂肪を注入しても時間経過と共に体内に吸収される可能性があり、場合によっては再手術が必要になることもあります。”
少しでも定着率を高くするには、脂肪に含まれる不純物質を除去し、偏りなく栄養を摂ることがポイントになります。また、一酸化炭素濃度を高めて血行を滞らせるような喫煙も控えるように留意しなければなりません。
《しこりができる》
定着せずに体内に残った脂肪が炎症を起こしてしまうことがあります。この炎症を抑えようと被膜が覆い被さり、分厚くなることでしこりが生じてしまいます。
原因は不純物質の多い脂肪の注入をした・一度に大量の脂肪注入をした・一ヶ所に固まって注入したことなどによる、栄養循環の妨げや脂肪の壊死が考えられます。
しこりが発生した場合、自然に消えることはほとんどありません。そのため、注射器による溶解や吸引、切開による摘出が必要です。
《脂肪の吸引部位のでこぼこ》
脂肪注入豊胸は、胸に注入する脂肪を採取するために脂肪吸引を行います。
しかし、医師の技術力次第では、不均一な吸引や脂肪の取りすぎによるでこぼこが、脂肪の吸引部に発生する可能性があります。
でこぼこを改善したい場合は、再度脂肪吸引を行うか、取りすぎた部分に脂肪を注入することで、でこぼこを目立ちにくくすることができるでしょう。
《しこりが石灰化する》
脂肪注入豊胸で発生したしこりを放置していると、石灰化する恐れがあります。
放置したしこりに対して、異物反応から徐々に血中のカルシウムが沈着しはじめ、カルシウムの塊に覆われることが原因です。
石灰化したしこりは放置してもなくなることはなく、症状を改善するには切開によってカルシウムの塊を取り除くしか方法がありません。
《しこりが瘢痕化(はんこんか)する》
次に挙げられるリスクは、しこりが更に悪化し瘢痕化することです。
最後のリスクとして、しこりが悪化して瘢痕化(はんこんか)する可能性です。
しこりが瘢痕化すると乳房が不自然にひきつれたり盛り上がったりしてしまい、審美面で大きな影響を与えます。
これが起きた場合、乳房が不自然にひきつれや盛り上がりが起こり、審美面で大きな影響を与えます。
瘢痕化したしこりを改善したい場合は、石灰化と同じように皮膚を切開して取り除く必要があります。
リスクの可能性を下げるために
《信頼できる医師の下で施術を受ける》
脂肪注入豊胸は、自身の脂肪を使ってバストアップを図ることが出来る魅力的な施術です。ですがその分、採取した脂肪の取り扱いや注入の仕方などがとても重要になる施術です。
そのため、信頼できるクリニック・医師の下で施術を受けることがとても大切です。事前に、クリニックの評価や実際に施術を受けた人の声などを参考にして、慎重に選ぶようにしましょう。
《事前のカウンセリングは納得の行くまで行う》
脂肪注入豊胸は期待できる効果やメリットが多くある一方で、リスク・デメリットも伴います。良い点ばかりを見るのではなく、悪い点も理解した上で施術を受ける必要があります。
そのためにも、事前のカウンセリングで不安なことを質問するだけでなく、理想の仕上がりのイメージを医師に共有し、納得のいくまでカウセリングを行うようにしましょう。
《術後の圧迫をしっかりと行う》
脂肪吸引箇所のケアをしっかりと行うことも、術後のリスクを低下させる上で大切なポイントです。クリニックによって吸引部分へのアフターケアの方法は異なりますが、圧迫を行う場合は医師の指示に従ってしっかりと行いましょう。
術後の圧迫を念入りに行うことで、吸引部分の術後の仕上がりが、より満足度に高いものになります。
脂肪注入豊胸に不安がある場合は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容・形成外科クリニックにご相談ください。