2018.06.05 火 13:08
鼻プロテーゼは、希望のデザインに形成したプロテーゼを挿入する方法です。
この方法は高い効果が期待できる一方で、もともとの鼻に合っていないプロテーゼの挿入や、未熟な医師による施術によって、失敗する可能性もゼロではありません。
そこで今回は、受ける前に知りたい鼻プロテーゼの3つの失敗について、原因・対処法・リスクを下げるポイントを紹介していきます。
鼻プロテーゼ(隆鼻術)の3つの失敗
《鼻プロテーゼの飛び出し》
鼻プロテーゼでは、挿入したプロテーゼが飛び出すという失敗が起こる可能性があります。
-症状・原因-
この失敗の原因は、90度に折れ曲がった部分が皮膚に負担をかけていたり、鼻の皮膚が薄かったりすることなどが考えられます。これは、現在主流となっているI型プロテーゼでも起こる可能性はありますが、特に以前まで主流だったL型プロテーゼを挿入しているケースで起こりやすい傾向です。
この症状は急に起こるものではなく、はじめのうちは小さい白ニキビや炎症性の赤ニキビようなものが現れる、鼻を触ったときにプロテーゼを直に感じるといったことからはじまり、徐々に症状が悪化していきます。
万が一これを放置した場合、飛び出した部分から菌が侵入し、皮膚の炎症や壊死を引き起こしてしまうでしょう。
-対処法-
このような症状を確認したら、早急に抜去する必要があります。
その後、もとの鼻に戻したくないという希望があれば、再度新しくデザインしたプロテーゼを挿入したり、軟骨移植やヒアルロン酸注入など他の方法で修正を行ったりすることも可能です。
《プロテーゼがずれる》
鼻プロテーゼの2つ目の失敗例は、挿入したプロテーゼのずれです。
-症状・原因-
挿入したプロテーゼがズレると、鼻のバランスが崩れ、顔全体のバランスも悪く見えてしまうでしょう。
この失敗は、もともとの鼻の形に合っていないプロテーゼを挿入したことや、ずれた位置にプロテーゼを挿入したことが原因となる可能性があります。
-対処法-
鼻のプロテーゼのずれに気がついたら、クリニックへ相談しましょう。
対処法としては、プロテーゼの抜去・入れ替えのほか、希望に応じてヒアルロン酸注入や軟骨移植といった方法で、必要な処置を行っていきます。
《不自然な見た目になる》
鼻を高くする・形を整えるということを目的に鼻プロテーゼを受けたのにもかかわらず、不自然な見た目になり、失敗したと感じる方は少なくありません。
-症状・原因-
この失敗は、医師に希望のデザインがしっかりと共有できていない・顔のバランスに合わないプロテーゼを挿入した・鼻に合わない無理な形のプロテーゼを挿入したことなどが原因と考えられます。
-対処法-
これを改善するには、挿入したプロテーゼの形を変更し、入れ替える必要があります。
そのほかに、ヒアルロン酸注入や軟骨移植でも修正が可能です。
鼻プロテーゼ(隆鼻術)の修正手術にはお金も時間もかかる
鼻プロテーゼで失敗し、それを修正するには、多額の費用と多くの時間を費やします。
その可能性を少しでも下げるには、施術のリスクを理解し、どの方法でどんな医師のもとで施術を受けるかが重要です。
失敗のリスクを下げるポイント
《クリニックや医師選びは慎重に行う》
失敗のリスクを少しでも下げるためには、施術を受ける医師を簡単に決めてはなりません。
鼻プロテーゼだけではありませんが、どんな整形でも高い技術力が必要です。そのため、どんな医師に担当してもらうか、成功への分かれ道となります。
この施術で失敗をしないためには、これまでの医師の経歴・持っている資格・学会の発表など客観的に確認できる情報から、実際のカウンセリングを受けた印象などを総合的にみて、医師選びを慎重に行ってください。
《自分の鼻にあった無理のないプロテーゼを選ぶ》
できるだけ高く美しい鼻にしたいと考えている方も少なくはないでしょう。しかし、合わないプロテーゼであればあるほど、失敗するリスクを高めてしまいます。
”自分の鼻に応じたデザインになるようよく医師と相談することが大事です。少し高くすることで印象が変わるので、必要以上のデザインを求めないようにしましょう。”
まずはカウンセリングを通して、自分にはどんなプロテーゼが合っているかを相談してみてください。
鼻プロテーゼを検討中の方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容・形成外科クリニックにご相談ください。