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眼の形成⑰ 眼瞼下垂 治療経過

2020.03.16 月 16:01

こんにちは。

今回は、眼瞼下垂手術をされた症例です。

 

術後1週間目と1ヶ月目の状態になります。

 

1ヶ月でかなり自然な状態になりますが、まだ赤みや腫れは残っています。

もう数ヶ月しますと、よりナチュラルに綺麗に回復します。

 

モニターのご協力、ありがとうございました。

 

眼瞼下垂手術は、まぶたを切開する外科治療になります。

眼瞼下垂は、目の開きが弱い状態で、本来は加齢とともに目立ってくる症状です。
しかし、年齢が若いにも関わらず、瞼の厚ぼったい方や一重瞼の方にも、眼瞼下垂症状を多く認めます。
生まれ持った目の特徴ですから病気ではありませんが、くっきりした二重を作るためには、眼瞼下垂も治療したほうが良いケースがあります。
切開手術の場合、二重切開手術も眼瞼下垂手術も、基本的に切開線は同じで、術後のダウンタイムも大きな違いはありません。
違いとしては、眼瞼下垂手術では、目を開ける筋肉(挙筋といいます)を引き出して糸で固定する処置を追加することで、目の開きを改善させます。
目の開きが良くなると、二重の折りこみがしっかり入るので、くっきりした二重になります。

下垂の影響で左右差がある場合は、目の開きを調整しておかないと、術後にも左右差が気になってしまうことがあります。
二重にすると同時に目を大きくみせたいご希望の場合は、眼瞼下垂手術をおすすめします。

術後の主なダウンタイムとしては、瞼の腫れと内出血の赤みです。

腫れも内出血も、手術の翌日がピークですが、2週間程度で大まかには消褪します。

その後は、しばらく切開部分の赤みが残りますが、数か月で薄くなっていきます。

また、二重の幅も数か月は若干幅広ですが、3ケ月から半年程度でほぼ仕上がりの幅になります。

 

 

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