2018.07.17 火 12:31
たるみやシワの改善、リフトアップ効果が期待できる高密度集束超音波(HIFU)マシンの一つがダブロです。
これまでのリフトアップマシンでは、皮膚の表皮層から皮下層までしかアプローチすることができませんでしたが、このダブロではより深い層であるSMAS層まで効果を及ばすことができます。
今回はそんなダブロとその他の類似する施術を比較し、その違いについて詳しく紹介していきます。ウルセラ、サーマクール、ダブロ-S、ダブロゴールドといった人気の施術を取り上げ比較していきます。
《ダブロとは》
ダブロは超音波をレンズに通して、1点に集中して照射します。これによって筋膜を収縮させて高いリフトアップ効果をもたらす施術です。
また照射の熱エネルギーによって皮下組織に刺激を与え、コラーゲンの増生を促して美肌効果をもたらします。
また、痛みが少ないだけでなく、副作用やダウンタイムもあまりないのが大きな特徴です。安全に治療ができ、患者の状態に合わせてシワやたるみを改善していきます。
ダブロとウルセラの違い
《HIFUマシンという点では同じ》
ダブロはウルセラとよく比較されます。この2つは、高密度集束超音波(ハイフ)マシンを使ってメスを入れずにリフトアップが可能な施術である点は同じです。
《開発国が異なる》
まずひとつめの違いは開発国です。ウルセラはアメリカで開発されたマシンで、ダブロは韓国で開発されたものです。
ウルセラはFDAの認可を受けています。FDAとは米国食品医薬品局のことで、アメリカの行政機関です。日本では厚生労働省にあたります。FDAに認可されるには厳しい基準をクリアする必要があります。
ダブロは、KFDA(韓国食品医薬品局)の認可は取得していますが、FDAの認可は受けていません。
《痛みの強さが異なる》
ウルセラに比べて痛みが少ないという違いもあります。
ウルセラは、照射にムラができてしまうという特徴があり、そのためエネルギーが集中した部分に強い痛みを感じることが多くありました。
しかし、ダブロは高密度の超音波を安定させて均一にあてることができます。エネルギーをしっかりと分散させることができるので、その分痛みも少なくなります。
ダブロとサーマクールの違い
《施術の原理や効果が異なる》
アンチエイジングマシンではサーマクールも人気がありますが、ダブロとサーマクールでは施術の原理が異なります。
ダブロは、超音波を照射して皮膚の深層部であるSMAS層まで効果が及ばせることができ、高いリフトアップ効果を発揮します。
一方サーマクールは、高周波を照射して真皮層に熱を与えて刺激し、高い引き締め効果をもたらします。
ダブロとダブロ−S・ダブロゴールドの違い
《照射可能な深度の違い》
ダブロとダブロ−S・ダブロゴールドの違いは、照射が可能な深度の違いが挙げられます。
ダブロ−Sとダブロゴールドは従来のダブロマシンの進化版にあたるモデルです。
ダブロで施術可能な深度は3mmと4.5mmでしたが、ダブロ−Sとダブロゴールドでは加えて1.5mmの浅い深度にも対応できます。
《照射適応部位の違い》
また、施術の適応部位も異なります。
ダブロは基本的に顔への施術目的で使用されるマシンです。ですが、ダブロ−Sとダブロゴールドは体への照射も可能です。体の痩身や引き締め目的でも施術を受けることができます。
ダブロとダブロゴールドの違い
《照射スピードの違い》
ダブロゴールドでは、従来の製品より照射スピードが改善されています。
スペックが向上したことで治療がよりスピーディーになり、効率のよい施術が期待できます。
《効果の違い》
ゴールドは従来の製品と比較するとさらに均一な照射ができるようになり、より効果がアップしています。
そのため施術中の痛みも減少していて、体への負担がより少なくなり、高いリフトアップ効果が期待できるでしょう。
さまざまな施術をしっかり比較してから施術を検討しましょう
ダブロには、ご紹介したように施術の効果やメカニズムが似ている施術がいくつか存在しています。今回はマシン系のみの施術を比較しましたが、これ以外にも外科的な施術でリフトアップ効果が得られる施術もたくさんあります。
さまざまな施術をしっかりと知り、比較した上で受ける施術を決めるようにしましょう。
”ダブロ(ダブロs)だけではなく、ウルセラやサーマクール・サーマクールCPT、他スレッドリフト等の施術内容や効果、メリット・デメリットと比較した上で、医師の選択が重要になります。”
ダブロの施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。