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鼻骨幅寄せの副作用|症状・対処法・リスクを下げるためにできることを紹介

2018.07.09 月 10:20

鼻骨幅寄せは、骨から鼻筋の広がりを改善できる方法です。しかし、骨を削る施術であるため、腫れや痛み・鼻の閉塞感といった副作用が伴う施術でもあります。

そこで今回は、施術を受ける前に知っておきたい、鼻骨幅寄せで起こりうる副作用そのリスクを下げるためにできることについて詳しく解説していきます。

鼻骨幅寄せとは?

鼻骨幅寄せの施術では、鼻の穴の中から切開を行い、鼻の内側の骨と外側の骨を削ります。その後、中央に向かって骨を移動させ、1〜2週間ほどギブスを使って固定することで、鼻筋を細くしていきます。

鼻筋が横に広がっている人鼻筋が太い人に向いている方法の一つで、1度の施術で半永久的な効果を期待することができます。

”鼻骨幅寄せ術は、鼻の内側を小さく切って骨を削り、鼻の横を切ってそこから削ってできた余白に骨を押して、ギプスで固定することで鼻が小さくなるという仕組みです。

1週間ほどギブスで固定し、鼻筋を寄せて安定させます。骨を切る整形手術は高度な技術が必要ですので、医師選びは慎重に行う必要があります。 ”

引用:美容医療相談室【鼻骨幅寄せ術】

鼻骨幅寄せの副作用

《腫れ・痛み・内出血などの症状が伴う》

鼻骨幅寄せ後は、強い腫れ・痛み・内出血などの症状が生じます。

痛みは術後1〜2週間がピークで、腫れは術後2週間ほど、鼻〜目の周りにかけて症状が顕著にあらわれます。

内出血も腫れと同様に鼻と目の周りにあらわれますが、2〜3週間ほどで徐々に消失していくでしょう。

《鼻に閉塞感を覚える》

すべての人にあらわれる症状ではありませんが、鼻に閉塞感を覚えるという副作用が起こることがあります。

腫れによって鼻に閉塞感がある場合には、腫れの症状が落ち着いていくと共に改善が見込めるでしょう。

本来であれば、呼吸の際に空気が通る部分とは別の部分が施術によって狭くなるので支障はないですが、人によっては手術後半年がたっても症状が緩和されないこともあります。その場合は、早急に担当医や耳鼻科に相談するようにしましょう。

《左右差が出てしまう》

鼻骨幅寄せでは、左右差が出てしまうこともあります、これは医師の技術力不足の他、正しい施術が行われても、固定で鼻の位置を100%コントロールすることができないことも理由として挙げられます。

見た目にもわかるような明らかな左右差が出ている場合には、膨らんでいる側の骨を再度切除するか、凹んでいる側にプロテーゼや軟骨を移植して修正します。

ヒアルロン酸注射でも見た目の改善は行えますが、根本的な改善にはなりません。持続期間も限られているので、修正の方法は慎重に考える必要があります。

《鼻が曲がってしまう》

鼻が曲がってしまうこともあります。固定が上手くいっていなことで引き起こされると考えられます。

明らかな曲がりが認められるときは、再固定や再手術が選択肢として挙がるでしょう。

《鼻が細すぎてしまう》

鼻骨幅寄せで骨を切除しすぎたり、幅寄せを極端にしすぎたりしてしまうと、鼻が細いと感じてしまう可能性があります。医師の技術不足や、カウンセリング時点で医師とのデザイン共有が十分でなかったことが理由として挙げられます。

鼻が細くなりすぎてしまった場合には、内側に寄せた骨の幅を再び広げる方法や、プロテーゼを挿入する方法などで修正を行います。ヒアルロン酸注射でも鼻筋を太く見せることは可能ですが、吸収されてしまう成分のため、持続性が見込めません。

修正を行う場合には、それぞれのメリット・デメリットを十分に理解した上で、どの方法が良いのかを決めましょう。

《骨を削った部分に段差が生じる》

骨を削った部分に段差が生じてしまう可能性もゼロではありません。

鼻骨幅寄せは直視下で行われる方法ではなく、医師の感覚が頼りになる施術です。そのため、この副作用は、技術力・経験の乏しい医師が施術を行ったことが関係しているといえそうです。

見た目にもわかるような段差がある場合には、段差になっている部分を再度削って角をなくすことで改善が見込めるでしょう。

《目立つ傷跡が残ってしまう》

鼻骨幅寄せでは、主に鼻の中から切開を行います。しかし状態に応じて、鼻筋の皮膚表面も切開することがあります。鼻の中を切開する場合には、傷跡は内側に残るため目立つことはありません。しかし表面側も切開したときは、外側に傷跡が残る可能性があります。

通常は時間の経過で目立たなくなっていきますが、体質によっては赤くなる・盛り上がるという状態になってしまうことも少なくありません。

もしも目立つ傷跡が残ってしまった場合には、ステロイド注射やレーザー治療、切開による治療などが必要になるでしょう。ただし治療を行っても、完全に傷跡が消えるというわけではないことを理解しておきましょう。

鼻骨幅寄せの副作用のリスクを下げるためにできること

《鼻骨幅寄せのリスクを十分に理解した上で受ける》

鼻骨幅寄せに限ったことではありませんが、美容医療を受ける上でその施術のリスクを知らずに受けている方が多くいます。

もしもリスクを知らずに施術を受けて副作用を目の当たりにした場合、こうなるのであれば施術を受けなければ良かったと後悔してしまうことがあります。

そうならないためには、施術を受ける前にデメリット・リスクなどを説明してもらい、不安なことがあれば医師にしっかりと相談することが重要です。

《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》

これも鼻骨幅寄せだけではありませんが、専門性・技術力の高い医師を選ぶことが大切です。

経験の浅い未熟な医師では、左右差・凹凸・鼻が細くなりすぎる・十分な効果が得られないなどのトラブルを引き起こす可能性が高まります。

そのリスクを少しでも下げるために、美容外科のベースとも言える日本形成外科学会認定専門医であるかをはじめ、術後の仕上がりのシミュレーションをしっかりと行ってくれるか、カウンセリングが丁寧だったか、などを総合的にみて慎重に医師を選びましょう。

鼻骨幅寄せで不安なことは、まずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
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