2018.07.07 土 18:53
鼻骨幅寄せは、鼻の骨を切除して内側に寄せることで、鼻筋を根本から細くしていく方法です。
しかし、骨に直接アプローチする方法のため、術後に腫れ伴ってしまいます。
そこで今回は、鼻骨幅寄せの腫れの症状について、腫れる期間やその間の過ごし方などを中心に詳しくご紹介していきます。
鼻骨幅寄せとは?
鼻骨幅寄せでは、鼻の穴の中、または鼻筋の皮膚表面から切開して鼻骨を切除します。その後、中央に向かって骨を寄せ、1〜2週間ほどギプスで固定します。
これにより横に広がった鼻筋を、細くてシュッとした印象の鼻へと変化させる効果が期待できます。
鼻骨幅寄せの腫れ
《ダウンタイムは2週間ほど必要》
鼻骨幅寄せは個人差がありますが、約2週間のダウンタイムが必要です。これは、骨を安定させるために行うギブスによる固定が解除されるまでの期間が目安です。
その後も、完成までに約6ヶ月の時間を要します。
術後6ヶ月を過ぎるまでは、日常生活を送る上で注意しなければならないことも多いです。特に、術後1ヶ月はうつ伏せで寝てしまうなど、鼻に負担のかかるような姿勢は避ける必要があります。
《腫れのピークは1〜2週間ほど》
手術の後にあらわれる腫れのピークは1〜2週間ほどです。この治療では鼻骨を切るため、他の鼻整形に比べて腫れの症状が顕著に出ます。
腫れる期間は手術の内容や体質などによって異なります。
術後はギブスで固定をしているので腫れは見えません。しかし、皮膚の薄い目の周りにむくみや腫れがあらわれます。こうしたことも踏まえ、しばらくはマスクなどをつけて外出する必要があるでしょう。
”2週間程度は強い腫れがあります。1~3週間程度は目元・鼻周辺が紫や緑っぽくなることや、ギプスを取ってからすぐはむくみを感じることがあります。
ギプスは1~2週間続きます。内出血や感染症が起きると腫れが長引くこともあります。”
鼻骨幅寄せの腫れが出ている期間の過ごし方
《腫れがでている間の入浴は控える》
手術後、血行が良くなると腫れが強くなったり痛みが強く現れたりするので、入浴は控えるようにしましょう。
基本的には1週間ほど入浴を避け、腫れが落ち着いていない場合は1週間を過ぎていたとしても入浴は控えた方が良いでしょう。
術後1ヶ月が経過していれば、温泉・サウナ・岩盤浴も問題なく利用することができるケースが多いです。
《スポーツは1週間後から徐々に再開していく》
鼻骨幅寄せ後は、1〜2週間ほどスポーツを控えるようにしましょう。激しい運動は1ヶ月ほど控えるのが望ましいです。
鼻に何かが当たる可能性がある運動は、おおよそ3ヶ月は避けるべきだとされています。
腫れ以外にも様々な症状が伴う
鼻骨幅寄せでは腫れ以外にも、痛み・内出血・鼻の閉塞感などの症状があらわれます。
痛みのピークは1〜2週間ほどです。内出血は、鼻〜目の周りにかけて顕著にあらわれ、落ち着くまでには2〜3週間ほどの時間がかかるでしょう。
鼻の閉塞感は、腫れの影響で出てしまうことがあります。通常は腫れが引くとともに自然と改善されますが、なかなか症状が改善されないときは、医師に相談が必要です。
鼻骨幅寄せのダウンタイムの過ごし方
《術後1週間は鼻を噛むのを避ける》
鼻骨幅寄せの術後は、1週間ほど鼻を噛むのを控えなければなりません。
これは、切開した傷口が開き、そこから鼻水や雑菌が侵入することによって起こる感染症を予防するためです。
傷口が安定し始めた頃からは、通常通り鼻をかんでも問題はありませんが、強く噛みすぎないように気をつけましょう。
《固定をしている期間は洗顔・洗髪時に濡れないように注意する》
鼻骨幅寄せの術後はギプスで固定を行います。その間は洗顔や洗髪時に、鼻が濡れないように注意が必要です。これは固定が外れないようにするためでもあります。
万が一濡れてしまったら水気を優しく拭き取り乾燥させましょう。
固定が外れてからは洗顔も可能ですが、術後1ヶ月は、施術部位に不要な刺激を与えないように注意が必要です。
《施術部位へのメイクは固定が外れてから可能になる》
手術をした当日でも鼻以外の部位はメイク可能です。しかし、固定期間にアイメイクなどを行った際には、クレンジング時に患部が水に濡れないように注意しましょう。
施術箇所に関しては、固定が取れてから可能になります。優しくメイクを落とすなど、患部への刺激は最小限にしていくことがポイントです。
鼻骨幅寄せで不安な方は、カウンセリングでご相談ください
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。