2018.07.03 火 12:35
鼻の穴の大きさで悩んでいる人に効果を期待できる施術が鼻孔縁下降術です。
しかし、この施術を検討しているのであれば、メリットだけでなくそのリスクについても理解を深めることが重要です。
そこで今回は、鼻孔縁下降術の後遺症について詳しく紹介していきます。
鼻孔縁下降術の後遺症について
《手術の傷跡が目立つ恐れがある》
鼻孔縁下降術の施術を行う際には、鼻孔縁に移植するための軟骨組織を採取する部位と、鼻の内側の二箇所に傷跡ができます。
一般的には傷跡が目立たないように配慮されて施術が行われますが、医師の技術力によっては傷跡が目立ってしまう可能性もあります。
これを防ぐためには、技術力の高い医師に施術を担当してもらうことが重要です。
”基本的に傷口は内側なので傷跡が残ることは殆どありません。しかし医師の技術が低いと、傷跡が盛り上がったり、逆にへこんだり、外から見た時に移植した軟骨と皮膚が盛りがって目立ってしまう事もあるようです。”
《移植した部分が変形する可能性がある》
術後の経過で移植した軟骨や移植部位の周辺が引きつれを起こし、移植した箇所が出っ張ったり凹んだりする可能性があります。
多くの場合は術後1~3ヵ月程度が症状のピークでそれから徐々に半年程度かけて目立たなくなります。しかし、半年以上症状が改善されない場合は、皮膚の移植など修正のための処置が必要です。
《鼻詰まりの症状が出る可能性がある》
鼻孔縁下降術の手術を受けたことで鼻粘膜の腫れが原因で鼻詰まりの症状がでる人もいます。
鼻詰まりが出ている間は口呼吸になりがちなので、それを原因とした頭痛やいびきなどの症状が現れることもあります。
通常、3~6ヶ月程度かけて粘膜の腫れは治まるため、過度の心配は必要ありません。しかし、術後半年ほどが経過しても鼻詰まりの症状が緩和されない場合は、医師に相談しましょう。
《移植部位が感染症になる・壊死する可能性がある》
珍しいケースですが、移植部位が感染症になることがあります。また、移植した軟骨組織が上手く生着せずに壊死することもあります。
一般的なダウンタイムが過ぎても、腫れや痛みなどの症状が改善しない場合は感染症の疑いがあるため注意が必要です。
鼻孔縁下降術の後遺症のリスクを下げるためのポイント
《事前のカウンセリングを入念に行う》
鼻孔縁下降術の後遺症のリスクを軽減するためには手術の前に医師とのカウンセリングをしっかりと行うことが大切です。
事前のカウンセリングでは、しっかりと術後の理想のイメージを医師と共有することを心掛け、またメリットだけでなく、後遺症のリスクやデメリットなどについても確認しましょう。
《専門性・技術力の高いクリニックを選ぶ》
術後に後遺症などのリスクを回避するためには、価格の安さや予約の取りやすさだけでなく経験豊富な技術力をもったクリニックを選びましょう。
基準としては美容外科医としての勤続年数や美容外科のベースとされる形成外科の出身であるか、学会での発表などが挙げられます。また実際のカウンセリングを通して親身な提案をしてくれるか、話をきちんと聞いてくれるかなどを確認することも重要です。
鼻孔縁下降術の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。