2018.06.29 金 12:00
豊胸施術でバストアップが叶ったにも関わらず、シリコンバッグの抜去を希望する方が一定数存在します。
その理由の一つに「授乳や母乳に影響してしまうのではないか」という不安が挙げられます。
そこで今回は、豊胸による授乳への影響について解説していきます。
基本的にどの豊胸術でも授乳(母乳)に影響はない
豊胸には主に、ヒアルロン酸注入豊胸・脂肪注入豊胸・シリコンバッグ豊胸という3つの方法があります。どの豊胸術を受けても、基本的には授乳(母乳)に影響が出ることはありません。
そもそも豊胸術は、母乳を作り出すもとになっている乳腺に手を加える施術ではないためです。
ただし、乳腺と大胸筋膜の間にシリコンバッグを入れる「乳腺下法」という術式で行った際には、乳腺が傷ついてしまう恐れがあります。これによって炎症が引き起こるなどして、授乳が難しくなる可能性は否定できません。
シリコンバッグ豊胸で乳腺炎を引き起こしてしまう可能性はある
妊娠中・授乳中は母乳を作り出す乳腺が発達するため、胸の張りを感じます。
ここでサイズの大きいシリコンバッグ を挿入していると、シリコンバッグ が乳腺を圧迫し、余計に張りが強まってしまうケースがあります。
その状態が悪化すると、乳腺が傷つき乳腺炎を引き起こしてしまうこともあるでしょう。
”妊娠〜授乳期までは母乳を出そうという働きで乳腺が発達します。豊胸バッグ挿入(人工乳腺)法を受けている場合、乳腺が発達することで、豊胸バッグ(人工乳腺)を圧迫し、通常よりも胸がパンパンに張ってしまうこともあるそうです。”
脂肪注入豊胸で注入した脂肪が卒乳後に減って小さくなることはない
脂肪注入豊胸を受けた方にとって気になるのは、卒乳後の胸の大きさではないでしょうか。
そもそも妊娠中・授乳中の胸の大きさは乳腺の発達によるものです。
そのため、授乳をしたことで胸が小さくなってしまうかもしれないと心配する方もいますが、卒乳後に注入した脂肪が減って胸が小さくなることはありません。あくまでも乳腺が萎縮したことによるサイズの変化なので心配はいらないでしょう。
豊胸によって授乳に影響を与えないためにできること
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
豊胸で授乳(母乳)に影響を与える可能性は低いですが、経験の浅い未熟なドクターでは、乳腺を傷つけて、授乳(母乳)に影響してしまう可能性は否定できません。
そのため、専門性・技術力の高い医師を選ぶことが重要です。
□医師選びのポイント□
医師選びのポイントとして、美容外科医としての年数が最低でも5年以上あるか、美容外科のベースと言われている形成外科の出身で、日本形成外科学会認定専門医であるか、学会・研究などの発表から豊胸を得意をしているのか、リスクなどを含めた納得のいくカウンセリングであったかなどを一つの目安にしてみましょう。
豊胸で悩んでいる方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。