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シリコンバッグ豊胸の失敗|7つの失敗のリスクをご紹介

2018.06.26 火 14:16

シリコンバッグ豊胸とは、シリコン製のバッグを胸の中に埋め込む豊胸術のことを指します。

シリコンの形状にはさまざまな種類があるため自分の好みに近い胸の大きさに近づくことができ、バストアップに制限が少ないことが特徴です。

そんな魅力的な施術であるシリコンバッグ豊胸ですが、施術を検討する際にいくつかの失敗例があるのを知っておくことはとても大切です。

そこで今回は、シリコンバッグ豊胸の失敗について詳しくご紹介していきます。

シリコンバッグ豊胸の失敗例

《傷が残る》

シリコンバッグを入れる際、皮膚を小さく切開する必要があります。そのため、その傷が残って見た目が損なわれる可能性があります。

本来、バッグは脇の下など傷が目立たないところから挿入されますが、医師の技術が不十分だと傷が残ってしまう可能性があります。

《カプセル拘縮が起こる》

シリコンバッグ豊胸の失敗例には、カプセル拘縮が起こるというケースも挙げられます。

シリコンバッグは体にとっては異物なので、それを取り除こうと体はシリコンの周りに被膜を作ります。これ自体は誰にでも起こる自然な反応です。

しかし、稀にこの被膜が厚くなったり縮んだりしてシリコンバッグを圧迫することがあります。その結果、シリコンバッグの偏りを引き起こしたり、胸を硬くしたりすることがあるため注意が必要です。

カプセル拘縮を防ぐためには予防薬を服用する他、こまめなマッサージが大切です。

《リップリングが起こる》

シリコンバッグ豊胸の失敗例に、リップリングが起こるケースも挙げられます。

リップリングとは挿入したシリコンバッグが体内で波打ってしまう症状です。

皮膚の表面にもその凹凸があらわれ不自然な見た目になってしまうため、この場合には再手術をしてバッグを交換したり、脂肪注入をしたりして症状を改善します。

“シリコンバッグがよれて波打ったようになってしまい、皮膚もつられてしわが寄っているように見えてしまう現象をリップリングといいます。これも可能性は1%程度のようですがゼロではないため注意が必要です。元々痩せていて脂肪の少ない人や、胸が小さい人が起こりやすい現象のようです。”

引用:美容医療相談室【シリコン豊胸!メリットもデメリットもどこよりも詳しく解説】

《ダブルバブルが起こる》

ダブルバブルが起こるケースもあります。

ダブルバブルとは乳房の下部分にできる2重のしわのことで、バッグが挿入後にずれてしまったり、バッグが大きすぎたりすることによって引き起こされます。

症状があらわれた際はバッグを交換したり、ズレを修正したりして見た目を改善します。

《豊胸バッグの破損が起こる》

シリコンバッグはその老朽化や外的刺激によって破損することがあります。

破損が起こると患部で痛みや炎症が起こったり、見た目に支障が起こったりするので早めに再手術を受ける必要があります。

できるだけ早く破損したバッグを取り除くことが大切です。

《石灰化が起こる》

石灰化も失敗の一つに挙げられます。石灰化とは、バッグの周りの被膜にカルシウムが沈着することです。

見た目に胸の形が変化することはもちろん、どんどん硬くなって感触も悪くなってしまいます。

バッグを挿入してから時間が経過すればするほど石灰化のリスクは高まります。また、症状が悪化すると除去が難しくなる場合もあります。

このような石灰化が起こった際は早めにシリコンバッグの除去を行い、治療を進めましょう。

《バストが左右非対称になってしまう》

元々の胸の大きさに左右差がある場合に同じ大きさのシリコンバッグを入れると、バストが左右非対称になってしまうことがあります。

手術を担当する医師の技術不足によってもこうした症状は引き起こされるので、医師選びやバッグのサイズ選びは慎重に行いましょう。

シリコンバッグ豊胸を失敗しないためのポイント

《技術力・専門性の高いクリニックを選ぶ》

豊胸手術で失敗しないためには、技術力・専門性の高いクリニックを選ぶことがとても重要です。

技術力が高ければその分質の高い施術を受けることができますし、先に挙げた失敗のリスクも少なくなります。

《カウンセリングは納得の行くまで行う》

豊胸手術で失敗しないためには、事前のカウンセリングを納得の行くまで行うことも大切です。

より自分の希望に合ったバッグを選ぶことができますし、カウンセリングの良し悪しで相性のいい医師やクリニックを見つけ出すことも可能です。

《別の施術と比較して検討する》

別の施術を選択するというのも一つの手です。拒否反応の起きにくい脂肪注入やヒアルロン酸注入という方法も人によってはおすすめです。

これらの方法は傷跡が大きく残ることもないので、ダウンタイムを最小限に抑えられるというメリットもあります。

豊胸をご検討の場合は、バッグ豊胸だけでなくその他の施術方法も視野に入れて検討するようにしてください。

シリコンバッグによる豊胸を検討中ならまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。

まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。

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院長 酒井 直彦
(医学博士/日本形成外科学会認定形成外科専門医/日本美容外科学会認定専門医)
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