2018.06.12 火 15:48
脂肪注入豊胸は、バストアップと同時に脂肪の気になる部位の痩身効果も同時に得ることができる魅力的な施術です。
しかし、自身の脂肪を注入するという施術の特性上、バスト部分のみでなく脂肪を吸引する部位(太ももやお尻など)の二箇所に施術を施す必要があります。
そのため、施術部位にどのくらいの腫れが伴うのか気になっている方も多いのでは無いのでしょうか。そこで今回は脂肪注入豊胸術における腫れについて詳しくご紹介していきます。
術後の脂肪吸引部の腫れ
まずは胸部に注入するための脂肪を吸引した部分の腫れの症状について説明します。個人差はありますが一般的に、注入部位よりも吸引部のほうが腫れや痛みの症状が強くでることが多いと言われています。
《熱を伴う腫れの症状》
脂肪吸引部として挙げられることが多いのはウエスト・お尻・太ももなど、比較的脂肪がたくさんついている部位です。
脂肪を吸引するにあたっては、5mm程度ではありますが小さく切開を行う必要があります。この脂肪の吸引によって皮下組織や筋肉などがダメージを受けるので、患部が炎症を起こし吸引部分全体に腫れの症状が現れます。
また腫れの症状が引いた後は、むくみの症状に悩まされることがあります。むくみは腫れの症状が引き始めた頃に現れることが多く、だるさが伴うのが特徴です。
《腫れのピークは術後3日目くらいまで》
腫れの症状のピークは術後3日ほどです。その後は、2週間ほどをかけて徐々に引いていきます。
その後腫れの症状が引いてきたころに、前述した”むくみ”の症状が現れ始めます。むくみのピークは術後1週間後くらいから現れ始め、術後1ヶ月ほどで落ち着いていくでしょう。
術後の脂肪注入部(胸部)の腫れ
続いて、脂肪を注入した胸部に現れる腫れの症状についてです。
《バストサイズが大きくアップしたように感じるが…それは腫れ》
注入部にも局所麻酔や脂肪を注入した際の影響で、吸引部よりは症状が軽い場合が多いですが、少なからず腫れの症状が現れます。
そのため、施術を受けた直後はもともとの胸のサイズから2〜3カップほど大きくなっていることが多いですが、その後腫れが収まると1〜1.5カップほどアップした状態に落ち着きます。
《注入部位の腫れのピークは術後2日ほど》
脂肪注入部位の腫れのピークは術後1〜2日ほどです。
腫れやむくみも解消された後、術後3ヶ月程かけて完成形のバストのサイズへと変化していきます。
”シャワーや入浴は術後2日後くらいから、激しい運動や胸へのマッサージは3週間程控えた方が良いでしょう。これは目安で、施術法や医師によって設定する期間が異なりますので、担当の医師にしっかりと確認するようにしましょう。
ワイヤーの入ったブラジャーは、3~4週間は使用できませんのでご注意下さい。 ”引用:美容医療相談室【脂肪注入法(豊胸)】
腫れによる日常生活への影響は?
脂肪を注入した部位よりも、脂肪を吸引した部位の腫れが日常生活に影響あたえることが多いでしょう。
たとえば術後直後から腫れのピークを迎える術後3日ほどまでは、痛みや腫れの影響で歩くのも一苦労だと感じることがあります。そのため、少なくとも術後3日ほどは自宅でゆっくりと体を休める時間を確保しておくと安心でしょう。
肉体労働や運動などへ復帰するには更に長い時間がかかります。一般的に術後1週間ほどで脂肪吸引部の抜糸が行われますが、抜糸までは体を思い切り動かすような行動は避けるのが無難です。
抜糸後からは、医師の指示とご自身の体の様子を見て、徐々に運動や肉体労働へ復帰が可能です。
腫れを少しでも抑えるために
《血行を促進するような行動は控える》
脂肪注入豊胸後の術後の腫れを抑えるために、まずは術後の過ごし方がポイントになります。
腫れが強く出ている間は、体を温めてしまう入浴や運動、飲酒などの行動は避けましょう。こうした行動は体の血行を促進し、術後の腫れの症状を助長してしまう可能性があるからです。
《吸引部への固定ケアをしっかりと行う》
また、特に腫れの症状が大きく出やすい脂肪吸引部への術後のケアは念入りに行いましょう。
クリニックによってアフターケアに違いはありますが、多くの場合で圧迫による固定を行います。圧迫は腫れの症状だけでなく、内出血やむくみの症状も最小限に留めるための大切な行為です。
クリニックの指示を守りながら、しっかりと吸引部位へのアフターケアを行うようにしましょう。
脂肪注入豊胸の腫れに不安がある方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容・形成外科クリニックにご相談ください。